船の歴史文化図鑑

  • 悠書館
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903487021

作品紹介・あらすじ

太古の丸木舟や葦船から、華麗な木造帆船、ホテルのような豪華客船、そして現代の原子力潜水艦にいたるまで、造船と航海術の変遷・発展の歴史を、それを支えた文化的・社会的背景とともに詳述。"大航海時代"に代表される、未知の地を求める冒険心あふれる航海者たちの人間のドラマを、さまざまなエピソードをまじえて紹介。サラミス、レパント、トラファルガル、日本海等、歴史的な海戦の模様と、それを指揮した名だたる提督たちの人物像や戦略・戦術を、臨場感豊かに再現。各地域・各時代を代表する船について、大きさ・重さ・速さ、各部位の詳細、装備した武器など、基本データを、わかりやすいイラストとともに掲載。

感想・レビュー・書評

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  • 地域や時代ごとの船の種類や歴史、羅針儀や海図などの道具の絵や写真が多数、世界史や各船の特徴は知れるけどそれぞれの仕組みが詳しくわかるわけではない。「帆走性能が高い」などの一言でまとめられてしまうし、どんなマストが掲げられていたとはあっても、それがどういう意味を成すかまでは素人にはここからは読み取れない。

  • 私の持ってる一番値段の高い本記録を堂々更新してくれました(辞書類は除く)。その前の記録は大昔に買った『時代考証辞典』当時7200円也。まぁ、この本も図鑑みたいなものですけどね!
    船の歴史を古代から現代までカラー図版たっぷりに紹介した船の図鑑であります。
    「大航海時代Online」というMMORPGを嗜んでおりますゆえ、船についていろいろ知りたいという誘惑に負け、知識を増やすためだったら(多少は高くても)いいじゃない、という心の声に背中を押されて購入しました。
    ヨーロッパ視点で書かれた本ですので、その他の文化圏については若干記述が弱いと感じるところもありますが、それでも図版の数々、特にクリッパー系の雄姿は他に代えがたいものがあります。趣味の一冊、これに尽きるでしょう。

  • いやぁ、さすがに16000円。すごいボリュームです。ですが、分冊にしてほしかったなぁ。目的の項目を探してひっくり返していると、とじ目がこわれそう。
    とにかく古今の船についてビジュアルばんばんで網羅しています。

  • 金額的に手を出しづらい…が、読んでみたい。

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著者プロフィール

ロンドンのグリニッチにある国立海事博物館名誉学芸員。『船の歴史文化図鑑』(悠書館)など、航海史や船舶に関する書物をこれまでに30冊以上著している海洋史家。「Time Team」(チャンネル4の考古学番組)や「Timewatch」(BBC制作の歴史ドキュメンタリー番組)等のテレビ番組に出演、BBCの「Empire of the Seas(海の帝国)」を含め、数多くのドキュメンタリー番組の監修者を務めた。また、熟練したヨット操縦士であり、伝統的な船の操舵にも長けている。

「2015年 『航海の歴史 探検・海戦・貿易の四千年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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