本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903500317
作品紹介・あらすじ
裁判員制度は、政権交代と並ぶような革命(!)であった。国民が参加する裁判員制度を推進した弁護士の四宮さんと、「赦し」を奇跡的に実践している河野さんとの対談。赦せない罪に、人はどう対したらよいのだろうか? そう、渾身の大澤論文で問い、答えます。
感想・レビュー・書評
-
「あなたは人を許せますか?」という表紙の一文が非常に印象的であった。大澤真幸さんと河野義行さんの対談が興味をそそられるものであった。「謝罪が、本当か嘘か、判断する必要もない。謝ることで自分が楽になるなら謝ればいいとは思う。しかし、私に謝ってもらったからといって、何か変わるわけでもない。」や「謝罪とはその人の問題であって、こちらがそれを許す、許さないと言ってもしょうがない。」という姿勢が非常に印象的でした。その根底には、「人の思いを、こちらが無理して変えることはないんですよ。」ということが自身にも他人にも反映されているのではないか。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みんな読め!!
全3件中 1 - 3件を表示