- 本 ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903500348
感想・レビュー・書評
-
ときに一般教育学の書籍を読むことは大切だと感じる。教科のフレームだけでは決して知覚できない前提があるからだ。古典的な教育史だけでなく、佐藤学先生の「学びの共同体」についてもさわりだけであるが理解できた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐藤学先生の本は久しぶりに読みました。
現代の教育方法に至るまで、世の中がどのような変遷を辿ってきたか。
日本の教育と海外の教育との違いはどのようなところか。
その辺りがよくわかりました。
電子書籍もあるので、手軽に読める本だと思います。 -
200ページそこそこで、教育の歴史と現状が大体わかる、素晴らしい資料。しかし自分の勉強がそれこそ足りていなくて、消化不良な点も。
-
あなたにとっての「思い出の授業」とは、どのような授業でしょうか。その授業は、どの教科のどの内容のどのような活動の授業でしょうか。そして、その授業は、なぜあなたにとってそれほど印象深い授業として記憶されているのでしょうか。
私たちは、小学校を入学して高校を卒業するまでに、約12,000時間の授業を経験しています。その膨大な時間である授業の経験は、あなたにとってどのような意味を持っていると思いますか。
本書では、変貌する学校教育の現実とその変化を促進している理論の概要が示され、教育方法学の領域の最新の知識と主要な論点が提示されています。冒頭の問いにあったように、授業や学びについての研究は、実践的な性格を持っており、各人が持つ具体的なイメージと分かちがたく結びついています。それら具体的なイメージと最新の教育学研究の理論とが包括的に示され、学校教育についてのより深い理解を促してくれるのが本書の最も大きな魅力です。
本書の内容を理解した上で冒頭の問いを考えることで、自分の経験に縛られない新しい物の見方や考え方で、教育という営みを再認識することができるでしょう。
(ラーニング・アドバイザー/教育 UEHARA)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1775494 -
1600円購入2010-10-22
-
教員を目指す人は読んでも損はない本。
教える方法が数多く紹介されている。 -
ちょっと思い立って教育方法学について知りたいと思い、ずっと前に購入し、少しだけ読んでいたこの本を、今回は最後まで読み通した。いやはや、どうしてもっと早く読まなかったのだろう。私にとって関心深いことが目白押しの分野であることが分かった。もっとも、さまざまなことを学んだ後だからこそ、この分野やこの本の重要さが分かるのだろう。
大切なのは、私の研究テーマである相互交流についてよく述べられており、その重要さが改めて示されていることである。今から10年以上前の本なので、現在はもっと様々な実践がなされているだろう。
いやはや、山ほど線を引いた。後からしっかりと整理しておきたい。 -
教育方法学の概略について、広く浅く学べる本。それでいて非常に読みやすい書き口・分量でおすすめ。
著者プロフィール
佐藤学の作品





