- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903500874
作品紹介・あらすじ
パフォーマーとして活動してきたドリアンさんの長年の実績と経験に支えられた、その名も朗読ダイエット。本を読みさえすれば、スリムになる! 145キロと、120キロの〈真性デブ〉の二人がためしたところ、10ヵ月で44キロ! 7ヵ月で39キロ! の減量に成功。大声を上げる必要はないので、家の中でも大丈夫。スリムついでに、脳が活性化してこころのモヤモヤが晴れ、語学が上達し、集中力が高まる。夢のダイエット方法です。
感想・レビュー・書評
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朗読ダイエットは、朗読に適した体に変わっていくものなので、体重が減る人もいれば、増える人もいるという。ダイエットの語源は「生活様式」だとか「食事療法」みたいなことなので、そう言われてみればこれはまさに、正しいダイエットだ。
譜面台に本を載せ、両手をあけ、体を自由にして朗読する。僕は朗読に適した本をあまり読まないけど、朗読、そして朗読会には黙読とは全然違うパワーがあることが伝わってきたし、そういう本を読みたくなるではないか。
当たり前だけど、ダイエットコーナーにならんでいた。でもこれは痩身のための本じゃなくて、朗読という読書行為が肉体に及ぶ、精神と肉体の本だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダイエットにはそう関心がないが、朗読には興味がある。
毎日、子ども達に音読を聞かされるからだ。
「聞く」より俄然「読む」のほうがいいみたいだ。
声にして読んでみると、なんだかいつもの自分の声ではない感じ。
呼吸法もいいと聞くし、どうせなら子どもと一緒に読んでみようと思った。 -
腹式呼吸は、大地や空と自分が繋がっているイメージ。
あらゆる音声表現の基本は腹式呼吸にある。腹式呼吸により、体芯から声を出すこと。
お腹の底から声を出して、全身で語る。身体を貫くリズムを感じる。朗読は全身表現でありスポーツだ。
声と身体の関係をイメージできる?
毎日少しずつでも、発声練習を続けられる?
朗読ダイエットの目的は、朗読という表現を通して、日々を色鮮やかにしていくこと。朗読者の活動にふさわしい快適な身体を得ること。
人は意味のないことをできない。だから、貫けることだけをする。
意味の意味って何?
フランス文学は、善悪や物語の型を越え、どこまでも人間に迫ろうとする文学。
120kgを超えると、みんな同じ顔になる。 -
もう一度読み直してから、詳しくレビュー。
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書店でも図書館でも「美容」の棚に置いてはいけないのは確か。朗読への招待本。