連邦準備制度と金融危機―バーナンキFRB理事会議長による大学生向け講義録

制作 : Ben Bernanke  小谷野 俊夫 
  • 一灯舎
3.92
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903532851

作品紹介・あらすじ

この講義は、ジョージ・ワシントン大学ビジネススクールの前学部長であり、また、連邦準備の元理事でもあるスーザン・フィリップ氏が提案し、バーナンキ議長本人をはじめとする多くの関係者の協力によって実現した。連邦準備のような強力な組織は聴衆を圧倒してしまうのではないかと思われるが、バーナンキ議長がかつて教壇に立っていたこともあり、非常に刺激的な親しみのある四回の講義に結実した。現職のFRBの議長がFRBそのものについて講義をするというのは、異例である。しかしそれ故に、現実との関わりが深く、説得力のある講義になっている。各講義の終わりには生徒との質疑応答が収録されており、講義の雰囲気を感じ取ることができる。生徒の質問に対してバーナンキ議長は丁寧に回答しており、講義に対する議長の熱意が伝わってくる。

感想・レビュー・書評

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  • バーナンキFOMC議長による、FRBの生い立ちからリーマンショックとその後の金融政策についての貴重な講演。

    リーマンショックの原因についてバーナンキ議長は、民間部門と公的部門双方に脆弱性があったと述べている。サブプライムローン問題の背景となった変動金利モーゲージについてわかりやすく詳細に説明されている。

    また、FRBの歴史を振り返るとアメリカがいかにインフレ体質であるかがよくわかる。

    内容は大変すばらしいのに、翻訳がいまいち。

  • 米国連邦準備制度理事会ベン・S・バーナンキ議長(2006年~)が、2012年春にジョージ・ワシントン大学ビジネススクールで行った全4回の講義記録の翻訳。以下のURLで公開されている講義のビデオ、参考資料などの理解を助けてくれる。http://www.federalreserve.gov/newsevents/lectures/about.htm
    第一回:連邦準備制度の起源と任務
    第二回:第二次大戦後の連邦準備
    第三回:金融危機に対する連邦準備の対応
    第四回:金融危機の余波
    全体的に、議長の語り口は分かりやすく(経済理論に焦点が当てられた講義ではない)、また各回最後に設けられたQ&Aでの聴講学生からの質問の水準も高く、大変参考になった。

  • 和図書 338.453/B38
    資料ID 2012103535

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