夢(SDP Bunko)

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本棚登録 : 31
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903620633

感想・レビュー・書評

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  • 夢にまつわるお話を集めた本

    巻頭のグラビアもかわいくて素敵

    こうして色んな作家の話を並べてみるとそれぞれの作家の良さが改めて見えてきたりして面白いなと思います。
    読んだことない作家の作品も読めるしこういう本がもっと増えてほしいものです。

  • 他人がする夢の話って大抵はとりとめのない話なのであんまり好きじゃないんだけど、さすがに文章のプロの人が書く夢の話はそれなりに楽しめる

  • 近代文学の「夢」を題材にしたものを集めた本。
    タイトルだけは知っているもの、作者だけは知っているものが多かった。
    近代文学は高校までの授業でしかふれたことがなかったので新鮮な気持ちで読めた。
    ただ、現代の娯楽小説ばかり読んでいるからなのか、
    起承転結がないように見えたり、結局何がどうなったのか分からない部分も多かった。
    もっと近代文学への理解を深めていきたい。

  • 漱石の「夢十夜」にはじまり、有島武郎、芥川龍之介、岡本かの子、森鴎外、与謝野晶子、萩原朔太郎、横光利一といったメンツによる「夢」をテーマにした短編・エッセーを集めている。「夢十夜」は圧倒的に面白いな。小説では芥川があからさまに変態ぽくて面白かった。有島武郎はストリンドベルクの童話の翻訳。森鴎外は医者らしく、海外の学術雑誌の論文の抜粋、「陰部の刺激と老人のリューマチ性睾丸炎の夢は猥褻で射精を伴う」(原文文語文)んだって。あと与謝野晶子、朔太郎、横光は短いエッセイやアフォリズムっぽい文で正直かったるい。横光利一の最後の文が「夢の話というものは、一人がすると、他の者が必ずしたくなる。すると、前に話した者は必ず退屈しだすのだ。なぜかといえば、それは夢にすぎないからだ。」と実もふたもなくオチがついた感じ。編集者の悪意を感じる。

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