- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903690711
感想・レビュー・書評
-
こんな悩んだままの本、はじめて見た。なんらかの不利を抱えたひとたちに対して、自分たちに何ができるのか。どんなふうに接するべきなのか。そのことについて、考える。迷う。答えを出すこともなく、でも明るさを忘れていない。で、そのもやもやをそのまんま冊子にしたような本。中身のデザインにも凝った様子がないのも、いいなぁと思う。こういうふうに書かれた本は、信頼できる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
札幌市社会福祉総合センター情報センターにリクエストして、入荷していただいた本。
読み応えがあり。
購入予定。 -
出版社/著者からの内容紹介
なんの因果か抜き差しならぬ関わり合いをもち、取り乱しつつ関わり続けることを〈支援〉と立てる。そのリアリティに魅入られた者たちが、それぞれの〈現場〉から受けた負債を返済することのその営みのひとつとして、この雑誌は創刊される。
「ニーズ」と眼差さず、「当事者主権」とまとめず、シノゴノ言いつつ、ジタバタやろう。
そのことも(少し気恥かしげに)宣言しておきたい。────編集委員一同(発刊の辞より)
支援者・当事者・研究者がともに考え・書き・読み、制度や学による分断に対して領域を超えゆくことを目指す。やり方・ハウツーを示すのではなく、支援における悩み・葛藤・迷いをそのものとして提示し、そこから見える未来をしつこく問いつづける新雑誌創刊!
著者について
「支援」編集委員会=井口高志(いぐち・たかし)信州大学医学部教員・社会学、岡部耕典(おかべ・こうすけ)早稲田大学文化構想学部教員・社会福祉学、土屋葉(つちや・よう)愛知大学文学部教員・家族社会学、出口泰靖(でぐち・やすのぶ)千葉大学文学部教員・社会学、星加良司(ほしか・りょうじ)東京大学教育学研究科付属バリアフリー教育開発研究センター教員・社会学、三井さよ(みつい・さよ)法政大学社会学部教員・社会学、山下幸子(やました・さちこ)淑徳大学総合福祉学部教員・社会福祉学