- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903722191
作品紹介・あらすじ
彼女たちがゲームにのめり込むのはなぜか。バーチャルな世界で主婦は何をしているのか。ネトゲにハマる主婦たちを取材。そこで得た数々の告白、バーチャルとリアルが混在しているかのような実態は、想像をはるかに超えたものだった。
感想・レビュー・書評
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6年積んでたのを読み終えた。
当時何冊か出ていたネトゲ廃人もののドキュメント本の中の一冊。
発売当時、ネトゲは社会現象的に取り扱われていたし、自分も遊んでいたから手にとったのだと思う。
内容は結構壮絶ではあるけど、自分にあてはめても若干思い当たる節があった。
当時流行したゲーム名などが懐かしいけれど、変な汗が出た。
最近はネトゲに対するこういった話題をあまり聞かなくなったのは、ソシャゲやSNSにそういった対象がシフトしていったからなのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
FF11とか、エバークエストとか、リネージュとか、ラグナロクオンラインとか、MMO系だけでなく、ブラウザゲーなどに関してもハマッテしまい、ゲーム内で結婚をしたりして楽しむ女たちがたくさんいるという本。
そして、その種のネトゲには、冴えないオタク男と、暇を持て余す主婦層と、メンヘラ女とがいる。
基本的に、暇な主婦が、学生オタク男とセックスするというのが流れ。
ゲーム内ですごい廃人のオタク男からアイテム貢いでもらったからセックス。その男がとてもブサイクでかっこ悪くて生理的に受け付けないキモさを持っているけど、我慢してセックスするケースもあるという。
まぁ、この界隈はずっとこの構図が続くだろうな。 -
う〜ん内容は普通かな?
もう廃人って珍しくないし
でも気になって読んでみた
判る〜って気持ちも強いけれど
そう成らない自分を目指したい(^-^) -
わかるーわかるー俺にもそれわかる。 経験したからね。
でも思いっきりやるのはいいことだ。
だからきづいたんだ。 無駄なLvになんて意味がないことを。
初めっからわかってんだけどね。
あと、登場する茜さんという方が知り合いと似ていて、同じ境遇の人って多いんだなって思ました。 ああいるいる。という感じで。ただもう4年前の話になります。
なんだか、またRoを始めてみたくなりました。
まずいですね。 -
市立図書館で借りた本。
「ネトゲ廃女」9人のインタビュー形式。
絶賛ネトゲ廃女中の人や、廃女卒業した人の話が収録されている。
ここまでいかなくとも、ネット依存になる主婦は増えているんだろうなと思う。
実際、モバゲーやSNSのミニゲームも無料でとても楽しい。いつまでもいつまでもやってしまう。
こんなことやってても何にもならないし、実際やらなくちゃいけないことがあるのに、延々とやってしまう。
コミュニケーション型のゲームだとさらにその傾向は顕著で、「自分の都合で勝手に止められない」気持ちになってしまう。
依存というと、脳に作用する物質がもたらすものという認識が普通だろうけれど、関係性への依存は実際増えている。
ネット依存というのは、ゲームそのものが依存を作り出していると言うよりは、ゲームなり掲示板なりの人間関係への依存であるため、依存と気づきにくいのがネック。
筆者からのメッセージはほとんどなく、読者が自己のネットとの付き合い方を振り返ってみることをねらった本。 -
まずはネトゲ廃人を読んで、次にもう一冊となると
本書が相応しいだろう。
女性のネット廃人の話しか記載はされていないが、
男性と重なる部分もある。
また、夫がネット廃人の妻に対してどのような気持ちを抱いているのか、
どう対処すればよいのか、それらヒントが散りばめられている気がする。 -
ネトゲ経験者なら共感できる部分もあるかも知れない。
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「ネトゲ廃人」のほうがおもしろかったかなあ。
ネットゲームにまったく興味がなくはまった経験のないインタビュアーが書いているためだろう、視点が完全に外部で、「一般人には理解できない、ネットゲームに依存してしまった稀有な人たち」が読んでいてうかびあがってくるだけで、ネットゲーム特有の文化とか高揚感とかそういうのが伝わってこなかったのが残念だ。
かくいう私はネットゲームにはまったく興味はありませんが、10数年前、日本のインターネット黎明期にアングラな掲示板やらIRCにはまってました。なので寝食忘れてモニタにかじりつきになる気持ちだけはよくわかる。