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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903735146
作品紹介・あらすじ
あなたも「怪物」になる種子をもっている!-自分を生んだ「父」に拒否され、「怪物」になっていく醜い「息子」。「父と子」「生命創造」「人工知能」…。200年前、20歳の少女が書いた怪奇小説『フランケンシュタイン』には、いま、我々が突きつけられている今日的な問題が、恐いほど予兆されている。『フランケンシュタイン』『ジーキル博士とハイド氏』『透明人間』『ドラキュラ』そしてスピルバーグの『ジュラシック・パーク』『A.I.』『ミュンヘン』の、ぞっとする読み方。
感想・レビュー・書評
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自らが作り上げた創造物に対して劣等感を抱く「フランケンシュタイン・コンプレックス」。不気味の谷とかシンギュラリティとかにも通ずる現代人間科学を考察するにあたって重要な恐怖心だと思うのだが、本書では表題となっているにも関わらずほとんど言及されず、無理矢理映画や文学と心理学、文化人類学を結びつけた内容に終始していたのが残念。
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0131 朝日新聞に掲載されました。
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