Small Giants [スモール・ジャイアンツ] 事業拡大以上の価値を見出した14の企業

  • アメリカン・ブック&シネマ
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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903825038

作品紹介・あらすじ

アメリカのビジネスを支える新たな力の最前線を探ったフィールドレポート。2006年、フィナンシャルタイムズ誌ビジネス・オブ・ザ・イヤーの最終選考に選ばれた名著。

感想・レビュー・書評

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  • ・営利的な目的に加えて、別の非営利的な優先事項をもっている。
     
     その仕事で優れた存在になること、働きやすい環境を作ること、
     顧客にサービスを提供し、サプライヤーと優れた関係性を築くこと、
     生活とビジネスを置く地域に貢献し、自分の生き方に結びつく優れた道を
     見つけること。

     このような目的にも興味を持つ企業を「小さな巨人」と呼ぶ。

    ・注目した企業は、いずれも「人間的な規模」のサイズで経営。
     組織内の全員が互いに知りあい、CEOが新入社員の面接に当たることができる
     ぐらいのサイズ。

    ・株式非公開を維持し、成長以外の目標を設置することを選んだ場合、
     見返りに「コントロール」と「時間」が得られる。この二つの組み合わせ
     は「自由」を手にするに等しい。

    ・小さくても一流で、収益性のあるビジネスを行うことはできる。
     事業を拡大しないという決断。

    ・あえて他が選ばないような道を選べば、絶大な見返りが得られるかも。

    ・優れた企業には、優れた人材が必要だが、彼らに成長の余地を与えなければ
     人材を惹きつけることもできないし、維持することもできない。

    ・従業員のための新たな機会を創出しつつ、社風を維持するという
     「管理された拡大」を行うことが解決策となる。

    ・必死になって規模の小ささを維持。

    ・顧客との距離が近いビジネスでなくなると、その会社は次第に勢いを失う

    ・社風が見込み客の目にも魅力的に映る。

    ・SGは、いずれも顧客密着型の企業。

    ・企業、従業員、顧客、業者の間での「持ちつ持たれつの感覚」
     1)一貫した誠実さ 2)プロ意識 3)人間的な結びつき 

    ・企業人生のどこかで、成長を追求したいという強い誘惑を感じるはず。

     成長は「退屈」を紛らわす。
     薄れ始めた興奮を取り戻すために「成長」したくなる。

     SGは、その落とし穴を回避。彼らを救っているのは「情熱」。

    ・ドイツのミッテルシュタント(中小企業)は、ドイツ経済のバックボーン

  • 拡大という成長ゲームではなく、自らがもつ本質的価値観に基づく企業経営について、というスタンスについてレポーティングのように書かれた本。ビジネスを育てる、や、スモールビジネス的な心地よい環境を作ることに関心ある人には為にする所が多いと思う。

    言うだけや、賛同することは容易いし、共感する人も多い優しい言葉の裏に、いかに持続性を高めるるために、自覚とシステムとプロセスが必要で、かつ価値観をベースとした企業文化が重要かがかなり書かれている。

    翻訳がちょっと自分にとって読みにくい箇所があるけど、結果的に付箋だらけになった。


    コア・バリュー経営や最愛戦略といったキーワードにピンとくる人には合っていると思う。

  • おもしろかった!アメリカ版カンブリア宮殿って感じ。

  • 企業の拡大志向が常識とされることを以前から疑問に思っていました。サブタイトルに惹かれて読んでみましたが、その1つの答えが書かれています。(その点は本書のテーマではないので、そっけないです)
    本書は事業拡大を選択する機会がありながら、それを選択しなかったことで成功した企業についてのフィールドレポートが中心で、最終章に14社共通の要素がまとめられています。
    しかし、本書の醍醐味は各社の経営層の生の声にあります。そこから私なりに読み取ったのは「仕事(ビジネス)は自己表現の手段の1つである」ということ。
    読みやすい本ではないですが、示唆に富んだ言葉がちりばめられた良書です。

  • 一般企業に勤める人には、とても考えさせられる内容です。
    企業は、誰のものか?何のために存在するのか?

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