不整脈で困ったら

著者 :
  • メディカルサイエンス社
4.40
  • (4)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903843049

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 健診異常など「待てる」不整脈について、わかりやすい語り口で解説されている。なぜ苦手意識を感じやすいかという出だしも腑に落ちます。個々の内容は出版後もまたエビデンスが更新され続けているので、それぞれアップデートが必要。巻末のKey message集はぜひ一読を。QOLと生命予後について、区別して対応していきましょう。
    診療所・一般外来向けの一冊です。

  • 所在:紀三井寺館1F 請求記号:WG330||F8
    和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=146032

  • 動悸の患者が来ると、どうしたらいいか分からなくていつも困っていましたが、
    とても分かりやすく参考になる本でした。

  • ジェネラリスト向けに書かれた本で、日常診療(特に健診など)で指摘をされた不整脈に対してどう対処(対応)すべきかなどを中心に書かれた本で、非常に勉強になりました。不整脈への予後とQOLをはっきり区別して診療する。言われれば当たり前なんだけど、実際臨床ではごっちゃになってる面も多々あるなぁと、改めて認識。不整脈診療に限らず大事なことだと思います。QOL向上の治療は患者に強制しない。っていうのも改めて勉強になりました。
    口語調で、読みやすく見やすく久々にいい本に出会ったなぁという感じ。
    「日常臨床における不整脈診療、それはコンピューター診断で十分なのです」
    とは勇気をもらいました(笑)


    …でも、この表紙の人は誰なんだろう???やっぱり著者でしょうか。

  • 代表的な不整脈の予後や治療法などをざっくり説明してあります。
    医学部5年生なのでまだ各疾患の詳しい知識が頭に入っていなかったため、
    もう一度きちんと勉強してから読み直したいと思いました。
    ただ恥ずかしながら、これまであまり「患者さんにどのように伝えるか」といった視点で勉強する機会がなかったため、
    本書を読んだことで勉強するときの意識が変わったという点で、とてもよい一冊でした。

  • 簡単、やさしい、わかりやすい。
    すぐ読める。

  • 将ふ-1

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1986年 東京大学医学部卒業。大阪大学医学部第二薬理学講座、東京大学医学部循環器内科、(財)心臓血管研究所 研究本部長を経て、同研究所長・院長となる。専門は、不整脈、心臓電気生理学。日本心電学会「木村栄一賞」、日本循環器学会「Young Investigator’s Awards」、世界心電学会「Young Investigator’s Awards」等を受賞。『ナース・研修医のための心電図が好きになる!』(南江堂)『3秒で心電図を読む本』『不整脈で困ったら』(いずれもメディカルサイエンス社)ほか、著者多数。

「2013年 『最強のモニター心電図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山下武志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×