- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903908861
作品紹介・あらすじ
家のしごとには、渾身のちからをこめるだけの値打ちがある。
…でもときには、
サボったり、大げんかしたり、
やらかしてもいる。
山本さんの、そんな日常。
毎日新聞の人気連載を書籍化
わたしが小さなものと向きあおうというとき。もうもう、決まって、台所へ飛びこむ。
…小さなおかずをたくさんこしらえて、冷蔵庫に貯えるしごとに、不調や憂いの値打ちをわからせてもらった。
――本文より
感想・レビュー・書評
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日常を大事にしたくなる本。
そうだよね、日常が疎かなのに、楽しいことなんてないよね。
生きることに真面目になろう。
「行ってらっしゃい、いい日にしてね」と言って、人を見送ろう。
小さなものにも気持ちが向きやすくなるから、不調なときの自分も愛してあげよう。
待つことが苦手になってしまったわたしたち。
道を譲るとか、ドアを開けてあげるとか……
自分にも思い当たる節がありすぎて反省。
コロナもありなかなか難しいところもあるけれど、表情や姿勢、それと少しは声で、隣人に想いを伝えていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日常エッセイ。
することがない雨の日にゆっくり読みたい。
まず持ってすることがない日がないけど。 -
家のことをコツコツやる。人生はこれが大事。
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日常の大切さに気づかせてくれる。家族に対して、友人に対して、仕事に対して、どんな向き合い方をするのか考えさせてくれる。
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2017 2/3
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いつもほっこりあったかい気持ちにさせてもらってます。
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ふみこさんの本は読みやすくて好き。ふみこさんのように手まめな主婦になりたいです。20161220
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山本さんは随筆家。
古風な日本語をよく使う。
「厨しごと」「お目文字」「おみおつけ(漢字で「御御御付け」と書くらしい)」など。
だからエッセイストではなく、随筆家を名乗るのか。
「俳句で映像をつくる」と夏井先生が良くおっしゃっている。
山本さんの随筆は俳句のように映像が見えて来る。