魂(ソウル)のゆくえ

  • アルテスパブリッシング
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本棚登録 : 220
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903951058

作品紹介・あらすじ

みんなこれでソウルを知った──ソウル・ミュージック・ガイドの決定版が、大幅にヴァージョン・アップして18年ぶりに待望の復活!

テレビやFMでブロードキャスターとして活躍、リスナー・読者に絶大な信頼を得ている著者が、ソウル・ミュージックのすべてを語った名著。ゴスペル、R&B、モータウン、サザン・ソウル、ニュー・オーリンズ、70年代ソウル、ファンクからディスコ、ヒップ・ホップ、ネオ・ソウルまで、ソウル・ミュージックの歴史をたどる。最新CDガイド176枚+DVD・書籍ガイド付き。

※本書は『魂(ソウル)のゆくえ』(1989年新潮社刊)を全面的に改訂増補した新版です。

感想・レビュー・書評

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  • 音楽って実は、そのジャンルの歴史をたどっていって、改めて聴いてみないとその本質を理解できないってことばかりです。ソウルなんてまさにそうで、ロックと比べても、根はとても深い。けどそんなのどうやって掘り下げていくんだよ?って時、この本が最高に役立ちます。

  • 2008年初版ですが、1989年版を改訂増補したものです。読みやすく、なんとなく捉えていたソウルの歴史を、系統だった整理できた。バラカンさん「魂」の一冊。CDガイドも充実。Spotifyで追っかけています。2019年に、「新版 魂(ソウル)のゆくえ」が出版されています。

  • 2019/1/30購入
    2019/8/9読了

  • 帯に「みんなこれでソウルを知った」みたいに書いてあるがまさにそんな感じです。これからソウルを聴いてみようという人はこの本から入ればいいと思う。
    ある程度こういう音楽に詳しい人も楽しく読めます。
    影響を受けて最近はマーヴィン・ゲイばかり聴いています。

  • 黒人音楽の歴史をざっと俯瞰できるし、文章も分かりやすくてよい。でもその分薄味なのかも。ものの2時間弱で読めます。

    バラカンさんの好みもわりと偏っていて、ヒップホップは好きくない、ジミヘンはああいう音楽をやる人間はなかなか長生きできないとバッサリ。しかし、マーヴィン・ゲイがあのソフトな声で社会派だったとは…目からウロコもちらほら。

    当時と今では聞こえ方にギャップはあるのだろうけれど、いくつか聞いてみたいアルバムもあったので、聞いてみたいと思った。さくっと読めるよい本でした。

  • 一つの大きな音楽の一大支流についてこれほどの精密さはないと言えるほど、実によくソウルミュよく解説してくださっています

  • 図書館で借りたけれど、これは買って手元に置くべきものですね。黒人音楽は当時の社会背景と密接にかかわっているのでその点でも興味深い。

  • ソウル・ミュージックの隆盛を体系的に語った名著。音楽オタク的な話に埋没せず、当時の時代背景など語られており、一段深い音楽の楽しみ方を教わった。

  • ソウル・ミュージックについて、その歴史と魅力について語った入門書。1989年新潮社刊を全面的に改訂増補した新版。

  • 新潮社版はすり切れるほど読んだ。黒人音楽を愛する人は必読。
    ...だったんだけど初版からの20年の黒人音楽をフォローし切れていないので今からわざわざこれを読む必要はなし。
    装幀も前の方がよかったなー。

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著者プロフィール

ピーター・バラカン(Peter Barakan)
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年音楽出版社で著作権関係の仕事に就くため来日。現在はフリーランスのブロードキャスターとして幅広く活躍。著書『魂のゆくえ(新版)』(アルテスパブリッシング)、『ラジオのこちら側で』(岩波新書)、『テイキング・ストック』(駒草出版)など多数。

「2022年 『ふしぎな日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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