学ぼう指揮法 Step by Step わらべ歌からシンフォニーまで [単行本]

著者 :
  • アルテスパブリッシング
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903951065

作品紹介・あらすじ

コーラス、吹奏楽、オーケストラなどの指揮者・指導者必携!
指揮法をイチから学びたい人、学び直したい人に最適な入門書の決定版です。
「ふるさと」「五木の子守唄」などの唱歌やわらべ歌、ブルグミュラーやツェルニーのピアノ曲、「うたえ バンバン」「翼をください」「マイ バラード」などの人気合唱曲、バッハのコラール、そして最終章では「展覧会の絵」をはじめ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの交響曲に挑戦します。
全70曲の譜例と指揮法の図形を満載し、バトンテクニックの基礎から編成、拍子、表現までを実践的に解説。
指揮者の心構えや豆知識を紹介したコラムも充実しています。

感想・レビュー・書評

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  • なかなか実戦的。
    指揮の基本(脱力等)はとりあえず出来ていて、ただのメトロノームとして4拍子を振れる人がステップアップするには最適だと思う。

    様々な実例を挙げながら、曲の分析から指揮をする際の注意点まで丁寧に記してあるので、読み終わる頃には「こういう時にはこう振ればいいかな?」という指針が自分の中にできていると思う。

    ただし前述の通り、棒振りの基本についてはほぼ触れられていないと言っても過言ではなく、指揮未経験者がいきなりこの本に取り組むのは無理がある。

    また、楽譜を見て曲が分かる人は良いが、そうでない人は書かれている楽譜とそれについての指示を見ても意味が分からないと思う。
    有名どころが多いのだが、もし知らない曲が出てきた場合はCDを聞くなどの努力も必要になる。

  • 二胡教室では毎回指揮をする場面があるので、勉強のため購入しました。小澤さんの指揮はかっこよかったなぁー。

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著者プロフィール

愛知県蒲郡市に生まれる。
国立音楽大学卒業、東京藝術大学大学院音楽研究科修了(器楽:ユーフォニアム専攻)。
ウィーン音楽大学指揮科に学ぶ。指揮をU.ライオヴィッツ、山岡重信、高階正光、和声を新実徳英、古楽奏法についてスヴェン・ベリエル、ユーフォニアムを三浦徹、大石清、トロンボーンをカール・ヤイトラー(ウィーン・フィル)の各氏に学ぶ。
2002年に新しいコンセプトによる金管楽器のグループ「アンサンブル・ペガサス・トウキョウ」を結成し、これまでに国内での演奏会のほかにチェコ、ドイツ、オーストリア、ノルウェー、スウェーデンで数多くの音楽祭等に招かれ、公演をおこなっている。またヨーテボリ大学とオスロ音楽院では「古楽奏法」にかんする公開セミナーもおこなった。
2016年、新実徳英の《神はどこに?》A.E.59の吹奏楽版編曲をおこない、東京ウインド・シンフォニカ第5回演奏会にて初演。その編曲版を2018年に東京ハッスルコピーより出版。
著書に『新版学ぼう指揮法Step by Step』(アルテスパブリッシング)、CDに『A Flourish of Brass ブラスの花束』(山本訓久指揮、アンサンブル・ペガサス・トウキョウ、Musica Residiva, Sweden)、『ホルスト:組曲第1番(原典版)ほか』(山本訓久指揮、東京ウインド・シンフォニカ、Cryston)などがある。
東京学芸大学教授、国立音楽大学講師、放送大学講師。東京ウインド・シンフォニカ音楽監督。

「2018年 『ブルクミュラーで指揮法入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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