ポップミュージックのゆくえ 音楽の未来に蘇るもの

著者 :
  • アルテスパブリッシング
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本棚登録 : 59
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903951331

作品紹介・あらすじ

新しい音楽は過去からやってくる──
ポスト・パンク、ダブ、ヒップホップ、ワールド・ミュージック、ハウス──80年代に興った音楽、テクノロジー、メディアの進化/深化から描き出す21世紀へのヴィジョン。20年前にすでに現在のシーンを予見していた鋭い洞察に富んだ音楽評論の力作が、「この30年がわかる100枚のディスクガイド」付きの新版として復活します! 
※本書は1991年に太田出版より刊行された『音楽の未来に蘇るもの』の増補新版です。

感想・レビュー・書評

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  • パンク以降から1991年くらいまでの音楽についての本。元々1991年に発行された本の、改定版。加筆は後書きとディスクガイド以外はなし。

    自分があまり聴いて来なかった、ポスト・パンク、スカ、レゲエ、ヒップホップ、ハウス、ワールドミュージックの歴史がわかってすごく面白かった。 

    とくにハードロック好きのリック・ルービンが、「ヒップホップは新しいロックンロールだ」と語り、RUM DMCやLLクールJにハードロックの要素を取り入れて大ヒットさせた流れが秀逸だった。

    1977年~1991年のポップ・ミュージックの歴史の教科書として、読み継がれるであろう名著です。

  • こないだ読んだスタジオの本が面白かったんでこちらも。ジャンルって何だ?って評論は展開のための展開になりがちで、結局畑違いの名著とかをチビチビだして補強せざるをえず結構あれってなるんです。それは我々が音楽を個人的体験に背景を任せ、だからこそミュージシャン個人の掘り下げにはダイナミズムを感じるからだと思ってますが、著者いうところの定点観測ってのが本書であるということでそうした個人体験とは対極なんでしょう!でもこの形式では結局CD選に必然性が見えなくて…どうももどかしい。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784903951331

  • 音楽史というものの面白さを感じる。いろいろと納得する。
    あまり知らないジャンルの音楽について、聴いてみたくなります。

  • 知人から薦められて読んだのですが、普段読まないジャンルの本なので、わからない用語が多く、飛ばし読みになってしまいました…

  • この本は久しぶりのヒットでした。
    周囲に勧めてしまう程でした。

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著者プロフィール

横浜生まれ。古典や名著、哲学を題材にとり、独自の視点で執筆活動を続ける。近年は特に弁論と謀略がテーマ。著書に、アリストテレスの弁論術をダイジェストした『アリストテレス 無敵の「弁論術」』(朝日新聞出版)、キケローの弁論術を扱った『言葉を「武器」にする技術』(文響社)、東洋式弁論術の古典『鬼谷子』を解説した『鬼谷子 100%安全圏から、自分より強い者を言葉で動かす技術』(草思社)などがある。

「2019年 『欧米エリートが使っている人類最強の伝える技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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