西加奈子と地元の本屋

制作 : 大阪の本屋発行委員会 
  • 140B
3.56
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本棚登録 : 203
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903993201

感想・レビュー・書評

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  • 薄い本だけれど内容はぎっしり!
    西加奈子さんと津村記久子さんの対談(私はますます津村さんのファンになってしまった…(そっちか!笑))から始まり、大阪の様々な場所の書店で売れる本(場所によって売れる本が多種多様で、面白そうな本ばっかり。思わず読みたくなってしまう。ちなみに載ってた本屋さんほとんど知ってた( ´艸`)知らない土地に行っても、つい本屋に寄ってしまう故…)、書店員さんによる大阪の作家さんの本について(大阪の作家さんって、意外と多くて好きな人ばかり。書店員さんのオススメも知れて、これまた読みたくなった…)などなどなど。
    これ一回きりじゃなく、また出して欲しいな~大阪はネタが豊富だから、毎月とは言わないから季節ごとにでも(^-^)

  • 何かでこの本の紹介を読んで、すごくそそられるけど大阪発ということは手に入るところが限られてるだろうな、まして地方じゃ無理かなと思っていたら、棚に並んでいるのを発見!即買いしました!
    目的は西加奈子×津村記久子対談。二人の大阪人作家の本音が炸裂し、面白すぎました。たとえ自分が訪れたことのない地域であっても、その地在住の作家のローカルネタがなぜか好きなのです。いつかはその地に行ってみたいという気にさせられる。特に津村さんが描く大阪はそうだ。
    西作品はエッセイとアンソロジー所収の短編しか読んだことがなかったので、彼女の真骨頂を是非長編で味わってみたいと今回思った。
    そして、どなたが書いたのか、津村さんのプロフィール&全作品紹介がすごく上手い!彼女のよさを的確な表現でコンパクトにまとめていて、そうそうそう!!と何度も頷いた。この対談は津村ファン必読だね。リアルで聞いてみたかったわ。
    あと、大阪の40エリア書店員による「なぜかウチでは売れるこの本」も興味深く読みました。自分も書店員経験者なのでよくわかるけど、その店独自の売れ筋ってのがあって、地域性×客層から生み出される、そこだけのベストセラー。ああ、わかるというのもあれば、何故売れてるのかわからないものもあり(笑)だから面白いんだよね書店って。
    出版不況の昨今、こういう書店員の熱さが感じられる冊子が発行されることは本当に嬉しいし、もっともっとこういう動きが全国各地に広がってくれればいいと思う。編集後記、スタンダードブックストア/中川さんの「環境の変化は激しいが、本屋だけに訪れているのではない。小売業は変化対応業。脱皮できなければ死ぬだけだ。」の言葉が深く胸に突き刺ささった。
    作家や書店員の本気に、我々読者も応えたいと思っているよ!

  • 大阪の本屋さんが作った本ということで、すごくいいなぁと思った。
    本屋さんの活躍が嬉しい。

    メインは西加奈子さんと津村記久子さんの対談。
    津村さんの小説の書き方の話が特に面白かった(もちろん大阪の話も面白かったけど)。
    西さんの声とか話し方とかが好き。
    対談も絶対明るく和やかな雰囲気だったんだろうなぁとイメージしながら読んだ。
    そして、『円卓』を読みたくなった。

    後半の記事は大阪の人の方が楽しめそう。

    薄い本だけど、すごく想いが込められていると思う。
    それはこの本に限ったことではなくて、全ての本がそう。
    その想いをちゃんと受け取りたいと思った。

  • フォローしてる方たちのレビューを見てずっと気になってた。
    近くの本屋さんでは見かけることがなく、たまたま遠出した地方都市の本屋で発見。即買い。だって安くて薄かったから(笑)
    大阪弁って好きです。文章だとリズミカルにさくさく頭に入ってくる。
    またまた読みたい本が増えました。

  • 大阪の書店員有志によるプロジェクト「大阪の本屋発行委員会」がつくった小冊子。ちょっと前に、こんなんができたと知って、近所の本屋にあるかとすぐ見にいったときにはなかったけど、数日後に行ったらあった!税込み380円という買いやすい値段だったこともあり、買ってみる。

    メインは、西加奈子×津村記久子の対談。私は西加奈子の本はそんなに読んでないけど、津村記久子の本はかなり読んでるので、この二人のしゃべりを読んでみたかったのだ。「具体的に地名があるほど、大阪弁で書かなかったりする。逆に、大阪っぽいけれど設定が細かく決まってないものほど、大阪弁で書いたりする。」(p.9)と津村は語り、「自分を上から見てるような感じ。『舞台』の主人公は、カッコ悪い自分を上から見て笑うということに救われる。それはすごく大阪的ですよね。」」(p.9)と西は語る。

    二人が、「すべての場所はローカル」ということを語りあうところは、なるほどなーと思った。「すごく近しいことを書く方が、実は世界中に広がるんじゃないか。(p.12)と西が言い、「もしかしたら、「ここにおるから、こんなにしんどいんやけどな」みたいな感覚は、日本の他の街の誰かや、どこかの国の人でも下地と共通して思っていることかもしれない。だから、それを突き詰めることは全然無駄じゃない。」(p.14)と津村が言う。

    どこかその物語のミクロなところ、ドメスティックなところに「感じる」ものがあるからこそ、徹底してローカルな小説ほど、翻訳しても読まれるのかもしれない。

    そういう二人の話を読んだあとに、「なんでこの本、ウチでは売れるんでしょ?」という、大阪の各地の本屋が、なぜかウチではよく売れるけど、ヨソではそうでもないらしいという本のことを書いたページを読むのはおもしろかった。

    書店員の座談会では、大阪という土地や大阪の人を書いたあれこれの作品があがっていて、へー、この人、大阪の人なんやと思ったり、大阪を書いたこんな作品があんねやと思ったり、30ページちょっとの小さい本やけど、えらい詰まってた。

    これ、大阪とちゃうとこの、ヨソの人が読んだら、どんなん思うんかなーと、それも気になる。

    ほんで、西加奈子の原作を読んでる書店員が「エエ」という声が隅っこに載ってて、つい映画「円卓」を見にいった。

    (6/24了)

  • 薄い!けど、面白いっ!ww
    大阪は、熱いなぁ~!!
    東京でも、こんなんどんどん出して「紙の本」を、ばんばん売って欲しいわ!w
    私は、不便でも、重くても、かさばっても、きっとずっと「紙派」。
    私にとって、本は、ただ読めればいいのではない。本を手にしたときの、厚さ、重さ、紙の手ざわり、それらを愛でること、慈しむこと、やがて古びていき、年月を感じること、挟んだままの栞の想い出、本に染みた匂い・・・そういうものたちが、とても好きだから。

  • 大阪生まれだけど、離れてからの方がもう年月が長い。
    で、余りに『大阪』についてこだわりが、うすれていてのか!と認識(笑)

    西加奈子も津村記久子も読んだことがなかった。
    大阪の地元書店員の座談会あつい!
    題名だけだと『大阪』はからないから、手に取らないのもあるわなぁと、読みたい本リストにドンドンいれていってます(笑)

    あまりの『円卓』押しにちょっと引きつつも、これも読んでみようかな。

  • 本を愛しているひとがする本の話、エンドレスで読んでられるわーと本を閉じたら裏表紙で西さんが同じセリフを言っていて、ニヤリ。冒頭の西加奈子と津村記久子の対談、生で聞きたかったなあ。

  • 面白かったです。西加奈子さんと、津村記久子さんの対談って面白くないわけがないですが、期待を裏切らず。届いてすぐに家の玄関に座り込んで読んでしまいました。

  • 私も応援しま!

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    「この本の主役は、毎日本屋さんで働く書店員さんに取次の営業マンさん、それと大阪出身の作家・西加奈子さんです。
    地元出身の作家さんをもっと応援しよう、書店の魅力をもっと伝えたい、それぞれの書店現場で同時発生的に湧き上がってきたそんな熱い衝動を、西加奈子さんの原作『円卓』(行定勲監督/芦田愛菜の映画単独初主演)の2014年6月21日(土)公開にあわせて冊子にまとめました。 」

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