野ばら (マーブルコミックス)

著者 :
  • ソフトライン 東京漫画社
4.17
  • (216)
  • (182)
  • (89)
  • (18)
  • (2)
本棚登録 : 1424
レビュー : 97
  • Amazon.co.jp ・マンガ (116ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904101766

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 子どものいる擬似家族物BLでは一番萌えた。
    乙女系に見えて芯は男らしい受けにも、自然体で包容力と若さがせめぎあってる攻めにも魅力を感じました。
    他のお話も面白かった。
    みんな人を優しく思いあってる感じ。和む。

    ブログでの感想→http://santero30.blog41.fc2.com/blog-entry-593.html#nobara

  • 『昭和元禄落語心中』やコミカライズ版『舟を編む』で人気の雲田はるこさんが2009~10年に発表した初期BLの短・中編集。H描写は薄めでよき。



    表題作『野ばら』は、20歳代で亡父の洋食屋を継いだシェフ・武とバイトのバツイチこぶつきのアラフォー・神田の純愛もの。
    ノンケがゲイを追いかける展開、神田の娘・モネちゃんが“子はかすがい”とばかりに躍動し、”擬似家族”化→二人が結ばれるおまけ書下ろし編に至るほっこり感は絶妙。
    実写化するならだれかなーと想像しても神田さんに合いそうな柳腰の中性的なアラフォー俳優ってちょっと見当たらない(長谷川博己さんとか??てか最近の中年俳優ってみんなマッチョすぎないか?)。ノンケを覚醒させるほどの中年ダメンズ設定って相当インクレディブル。


    『みみクン』シリーズは、生まれてこの方20年間女の子を目指して生きてきた(けど男の子のガタイを持つ)トランスジェンダー・みみクンが主人公。惚れたお相手バリネコの薫チャンに「女の子は愛せない」と言われ、「俺、薫チャンの為なら何にでもなるよ」と“女の子”を捨てる決意をする。
    キャラ的にみみクンがどうしてもはるな愛さんで脳内再生されがち問題(笑)実際ゲイでガチ恋しようと思ったらストレートな男女の恋愛よりもお互いに献身性や健気さが必要とされたりするのかもしれない。


    『Lullaby of Birdland』は、日本から異国にある母の郷里へと訪れた医師・トキオと、そこで出会ったバードと名乗る美青年とのロードムービー調で、最も物語の起伏に富んだ内容。
    三作共に共通するが、雲田さんは“相手を認め、受け容れること”を丁寧に描いてくれる作家さんだ。傷ついた人であっても無条件に愛する。だからこそBL好きでもない私でもすっきりした読後感が得られるのかもしれない。


    サービスカットとも言えるカバー裏、作者渾身の萌え語りを披露してくれているあとがきも見逃せない。

  • みみクンシリーズが特に好き。
    心が女の子×ゲイ(リバ)

  • 2011-8-6

  • 四十間際の子持ち神田さん&町の洋食屋若シェフとタケさんが全体の半分、残り半分を女の子になりたい男の子と男の子が好きな男の子と、行きずりの旅仲間が恋人に変わるまでを描く御伽風味の物語、が分け合う。神田さん&タケさん&神田さん娘&タケさん祖母と、皆キャラが濃かったのでドタバタな日常を一冊まるごと見たかった気はするけれど、後半の別話が満足出来ないという事はない。

  • 雲田さんの本の中の人たちは、近所にリアルに暮らしてそうだと思わせる。とってつけてないかんじがする。モネちゃんのぐいぐい加減は勉強したいよ。
    表紙の「スーパーマルマル」は、またたび荘(いとしの猫っ毛)の近所と、同一なのかな。

  • 凄い好きです♡ 武さん好きです♡ 神田さんが武さんを振ってしまった後で、泣いてる場面はもう私も一緒に泣いちゃいました… 戻ってきた武さんの男前っぷりがキュンキュンです。モネちゃんとおばあちゃんもいい味出していて、ふんわりほんわかできる作品でした。あと、みみくんが健気で可愛くてこのシリーズも良かった。

  • バツイチ子持ちとノンケ。

  • 雲田センセは「窓辺の君」ともう一冊読んでます。雑誌連載で読んだ短編「窓辺の君」があんまりにも好き過ぎて、雲田センセへの要求水準ハードルがすごく高くなってしまったような。
    今作ですが。んー、やっぱり窓辺の君は越えられなかったかもですがほっこりしました。センセの作品は短編中編がイイ。レベル高いですねh。
    表題作より他の二編の方が好きです。あんまりフツーじゃないシチュエーション好き。

  • おもしろかったです♪
    おばあちゃんとかこどもとか、アラフォーのゲイとか♪
    武がまっすぐで、ほーんといい男でした!

全97件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野ばら (マーブルコミックス)のその他の作品

野ばら (MARBLE COMICS) Kindle版 野ばら (MARBLE COMICS) 雲田はるこ

雲田はるこの作品

野ばら (マーブルコミックス)を本棚に登録しているひと

ツイートする