にんげんごみばこ

著者 :
  • えほんの杜
3.29
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  • (2)
本棚登録 : 130
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904188019

作品紹介・あらすじ

「ママがうるさいから」
「パパが遊んでくれないから」
「先生がひいきするから」
にんげんごみばこに捨てて新しいのにかえたい!

「でもほんとうに捨ててもいいの?」
最後にごみばこの番人にたずねられた人たちは…?

絵本作家のぶみが問いかける、今、心に欠けているもの。

【「世界一受けたい授業」で取り上げられました】

感想・レビュー・書評

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  • ○か×かの価値観を押し付けられているようで、包容さが感じられず違和感を感じる。
    「しんかんくん」「おひめさまようちえん」の夢いっぱいの作者の他の絵本は好きなのだが…

  • これも押しつけ系の道徳本。本当に憎むべき人間、許してはいけない人間がいることも大人は伝えなければならないのでは?その意味でやなせたかし作品の深さは驚くべきものがある。

  • いらない人なんていないというメッセージを感じる絵本。短いですがとても考えさせられます

  • この 絵本を 読んだ 大人のひと…「ドキッ」とした人は 少なくないかも…その一人は 私です。最後の 作者の 言葉にも 重みを感じました。反省m(__)m

  • 誰とも関係を築けず、
    人を許すこともできない人間が
    この絵本を読むおかしさ。

  • いらない人なんていないよねっと語りかける絵本

  • 捨ててしまいたいと思う人間は沢山いますが、相手も同じ人間、簡単に捨てられるわけありません。作中で、子供たちが考えたように、嫌だと思った人にも、それなりに良い面があります。
    嫌だと思った人には、この人は嫌いだと言う色眼鏡で判断しがちですが、見方を変えれば世界は変わります。色眼鏡を外して、その人のいい所を探す努力をすれば、ごみばこに捨てる必要はなくなると思います。
    他を、「愚かである」、「不浄の教えである」と説くならば、かれはみずから確執をもたらすであろうとブッダは説きました。
    意見が合わず、すれ違いが起こることもあります。しかし、十人十色という言葉があるように、嫌な人もいれば、良い人もいるのです。
    この本を読んで、簡単に人をごみばこに捨てない人になってもらいたいですね。

  • のぶみ (著)

  • 感謝
    親切と思いやり

  • 、、、怖い。
    にんげんを捨てると言う響きがもう怖くて。
    子供に読み聞かせたので、どんな人でも良いところはあるね!で締めました。

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著者プロフィール

1978年、東京都生まれ。絵本作家。「ぼく、仮面ライダーになる!」シリーズ(講談社)や、「しんかんくん」シリーズ(あかね書房ほか160冊以上の絵本作品を発表。NHK「おかあさんといっしょ」で、「よわむしモンスターズ」を制作。NHK「みいつけた!」では「おててえほん」のアニメーションを担当するなど、幅広く活躍している。
東日本大震災でのボランティア活動をもとに書いたエッセイ・コミック『上を向いて歩こう!』(講談社)は、森川ジョージによるリメイク版が生まれるなど、話題を呼ぶ。福島応援キャラクター「あたまがふくしまちゃん」を制作。Twitter, Facebook,を通じて、ファンとの交流や情報発信を積極的に行っている。

「2016年 『ママがおばけになっちゃった! スペシャルシールブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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