おうさまがかえってくる100びょうまえ!

著者 : 柏原佳世子

• えほんの杜 (2018年7月26日発売)

作品紹介・あらすじ

王様がお出掛けしたある日、
３人の家来たちは王様の部屋でやりたい放題、散らかし放題。
キレイで豪華で広い王様の部屋で遊ぶのって楽しい～！
ところが王様がお城に戻ってくるのが見えちゃったから、さぁ大変！

「王様が帰ってくるぞ―!!帰ってくるまで…あと１００秒だ！１００秒で部屋を片付けろ――――！！」

始まる家来たちのダイナミックなお片づけ。
刻々とカウントされていく秒数。
王様が戻ってくるまでに部屋をキレイに片付けられるかな！？

数字を数えるだけでスピーディーに展開していくので
子どもも夢中になってカウントしながら物語の中へ。
お片づけ前後の部屋の様子も載せているので、間違い探しでも遊べます。

感想・レビュー・書評

[でつさんの感想 · 2023年12月24日]

1〜100までを数えられる知育系だけど
家来たちの表情と行動が楽しいし、
裏表紙の最初と最後で間違い探しもできるし、
お楽しみポイントがたくさん♪

[探耽(たんたん)さんの感想 · 2020年10月23日]

王様が留守にしている間に好き勝手している3人の家来たちですが、なんと予定より早く帰ってきてしまいました。
100秒後に扉が開いてしまいますので、それまでに綺麗に片付けなければなりません。
さて、全てを元通りにできるのでしょうか…。
子供でも大人でも、これに似たような状況が日常でも起こり得る気がしますね。
慌てふためく家来が可愛い絵本です。

[ehon museumさんの感想 · 2018年9月23日]

お出かけ中の王様の部屋を、遊び放題散らかし放題にしてしまった３人の家来たち。王様が帰ってくると分かって家来たちは大慌て。王様が部屋に入ってくる100秒後までに、散らかしきった部屋を元通りに戻せるのか？
刻々と迫るカウントダウンとダイナミックなお片付けに、ドキドキ感と笑いを誘う。お部屋のビフォーアフターもあり、間違い探しもできて楽しい。作者の柏原佳世子さんは、これが絵本デビュー作。

[Russian Blueさんの感想 · 2024年2月11日]

おうさまが帰ってくるまでの100秒間
絵だけでこんなに面白い

急なお家訪問の時に
ヤバい！部屋片付けなきゃ！！
ってなったときに私もこんな感じなのかな笑

お部屋はいつも綺麗にしましょう笑

[cinejazz0906さんの感想 · 2023年1月4日]

〝今日は王様がお出かけの日｡王様がお留守なのを良いことに､王様の家来たちは王様の豪華な部屋で遊んでいました〟ところが､王様が予定より早く帰って来たのです｡驚いた家来の一人が叫びました〝お､おうさまが､帰ってくるぞ―!! 100秒で部屋をかたずけろ―!!〟家来たちは､散らかし放題にした部屋の中を､100秒で片付けられるのか?･･･王様のご帰還をｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝならず､ｶｳﾝﾄｱｯﾌﾟで追いあげられていく様子を､愉快な仕掛けで愉しめるアイデア絵本です｡

[ココたろうさんの感想 · 2023年5月6日]

おもしろい。
最後まで読んだら、今度は最初と比べながらどこでどうなったか見ながらまた何度も読んで楽しめる。

[refrain247さんの感想 · 2023年3月16日]

王さまのお出かけ中に、
王さまの部屋で、やりたい放題に遊び散らかす家来たち。

そこへなんと！王さまが予定より早く帰ってきた！
王さまのお帰りに気づいた家来たち。
王さまが部屋に戻ってくるまであと100秒で、
散らかし放題の部屋を元に戻せるのか！？

たった100秒で部屋を片づけるという
無謀なアクション、
溢れまくりの臨場感に、
読者の予感、期待値は上がる一方、、

はたして結果は…？
はい、裏切りません（笑）

内容は、ほとんど100カウントするだけの絵本ですが、
とってもおもしろくて楽しめる絵本です。

絵本の一番はじめのページの元の部屋と、
現状の部屋が描かれたラストのページとで、
間違い探しも楽しめちゃいます。

数字を覚えたいお子さまへのカウント練習にも。

[yoshiyoshinoさんの感想 · 2022年3月31日]

最初は、王さまのお部屋は、きれいだったけど、家来が、王様になったばしょがおもしろい。さいごから1ページ目の、ぼうしが、ぐちゃぐちゃのばしょが、おもしろい。さいごのページの、けらいたちが、王様に、怒られてる、場所が、面白い

[まるちゃんさんの感想 · 2023年11月21日]

◯あらすじ
家来たちが、王様の不在中に王様の部屋で大暴れ「おうさまがかえってくるぞー!」の一声で、100秒間で必死にお片付けをするお話。果たして、家来たちは部屋を元通りにできるのか…

◯感想
はじまりは面白く、家来たちが王様が帰ってくるとなってアタフタとする姿が描かれており楽しい。しかし、途中あるところから服を着替えるために時間を費やしすぎであり、部屋の片付けもできてないのに…と思ってしまった。

絵が思ったより線が粗めで、個人的に好みのタイプではなかった。
子どもに数字を数えさせたいという狙いもある本かと思うが、色彩が暗めなカラフルな絵のなかに数字が白抜きもない黒色で描かれているので読みづらいのではないかとおもった。途中、数字が横や逆さまを向いているのもわかりづらいのではないかと思った。

はじまりの絵と終わりの絵で、間違い探しのような楽しみ方ができるのはとてもいいと思った。

[みずのさんの感想 · 2023年11月19日]

遊んで散らかした王様の部屋を、100秒（100カウント）で元に戻すお話し

会話等はほぼなく、1から100までの数字がカウントされている
100カウントのうちにキレイに元通りにできるのか

著者プロフィール

岐阜県出身。愛知県立芸術大学卒業。
製品デザイナーとしてメーカー勤務後、三重県四日市にある「メリーゴーランド絵本塾」の塾生として絵本の制作を学ぶ。本作がデビュー作。

「2018年 『おうさまがかえってくる100びょうまえ！』 で使われていた紹介文から引用しています。」