- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904209011
作品紹介・あらすじ
アニメ、映画、小説、ドラマ…マトモに語られない現代サブカルチャーの暗部と矛盾を裁き、その批評を皆殺す。
感想・レビュー・書評
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社会
思索 -
批評のジェノサイズ―サブカルチャー最終審判
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全体から滲み出る高二病感がなければもっといいのに………と思ったけどそれが『ゼロ想』なのかな
半分ぐらいは的確なことを言ってると思う
最後の10年後の話はおもしろくないのは置いといて、14年現在かすってもいないのでワンランクdown -
とりあえず二人とも物知りですごいなぁと思った。
妙に攻撃的で鼻につく言い草も多かったけど、自己正当化するツールとしての批評とか「図書委員系女子」とか「現代は誰もが被害者で、少数派だと思っている時代」とか印象的な話も多かった。
10年後という設定の最終章は何が面白いのか、さっぱりわからなかった。 -
ゼロ年代のサブカル状況が俯瞰できて面白かった。
さすがに出てくる単語に分からないモノが増えているな。
↑を読んだ後に雨宮処凛系の書き手を「ヒガミ系」とくくるのに爆笑。
批評は結局読み手にとっては、
自己正当化のためのツールとしてしか機能してない、な指摘に唸る。
隅々まで濃厚で刺激的な本。
http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1572.html -
いまさらながらサブカル入門。たまたま図書館でみつけたけど、面白い。理屈こねすぎでしょと思うところもありながら、全体としては更科修一郎のコメントがグッとくる。宇野はどうかな…。
東浩紀は朝生で見ててすごい論客だと思ってたけど、ここで繋がるとは。早速著書よんでみよう。 -
昨今のTV、映画、マンガアニメのタイトルが一通り出てくるので(当たり前だけど)、「あー、そんなのあったな!」って感じで楽しかったです。
批評の中身云々は個人の好みに依存するので、逆になんの意見も持ってないほうがサックリ流せて楽しめるかも。 -
会社共同体の機能失効。中間共同体を担保とした承認の備給。
ヒガミ系、ルサンチマンからの批判、単なる自己正当化。
とのみち党派的意識が反映されてしまう。