ザ・パシフィック 下

制作 : 鎌田 三平  鎌田 三平  鎌田 三平  菊池 由美 
  • ACクリエイト
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904249215

作品紹介・あらすじ

友人とともに入隊したアラバマ育ちの呑気な若者シドニー・フィリップス。荒々しい海兵隊で本領を発揮する移民の息子"マニラ・ジョン"バジロン。医師である父の反対を押し切り、兄と親友を追って入隊したユージーン・スレッジ。先祖代々の偉大な軍人一家の生まれオースティン"シフティ"ショフナー。空の男を夢見て故郷の農場を後に、海軍飛行学校に入学したヴァーノン"マイク"ミキール。彼ら5人の若者たちはアメリカ軍の一員として戦場に赴き、アメリカが中国大陸から撤退した1941年からマッカーサー元帥の専用機が日本の厚木飛行場に着陸した1945年8月にいたるアメリカと日本との壮絶な死闘の中で、戦争の趨勢を決めることになった重要な幾多の戦いに参加し、血と硝煙の洗礼を受けて成長していった。本書は国のために命を捧げた勇敢な兵士達の真実の物語である。国を守るために地球を半周して未知の密林で、降伏を潔しとしない敵と戦い、捕虜収容所での過酷で屈辱的な体験をする若者達。いたるところで目にすることになる兵士や民間人の累々たる死者。悲惨な体験の代償として受け取ることになる勲章…。膨大な軍事記録、書簡、日誌、備忘録、写真、インタビューを基に書き上げられた本書は、太平洋戦争の未曾有の四年間の稀に見る歴史的記録である。屈辱のバターン半島撤退、ミッドウェイ海戦の奇跡的勝利、いつ果てるともしれないガダルカナル島の消耗戦、硫黄島の地獄、沖縄決戦-そして栄光と不安に満ちた帰還を迫真の筆で描いている。

感想・レビュー・書評

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  • ペリリュー島の戦いと沖縄戦、海兵隊員たちの戦後。
    戦争によってそれぞれ何かを失って苦しむアメリカの青年たち。負けることが明白であっても米軍の勝利に対するコストを引き上げるための抵抗、兵士の士気・精神を破壊する戦法を仕掛けてくる日本軍に対する怒り、憎しみ、恐怖。
    日本人として著者の書き方に言いたいこととかはあるけど、向こうは向こうでこういう事を思ってるんだなぁ、ということは読めてよかった。
    下巻は、主人公の一人、ユージーン・スレッジ一等兵が一般人にとって感情移入しやすくて読みやすかった。理想を持って入隊するも、戦争の現実を目の当たりにして、戦争が人間性を破壊していくことに苦悩する姿は、敵味方という事を越えて考えさせられるものがある。この人は「ペリリュー・沖縄戦記」って本を書いてるらしい。いつか読んでみよう。

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