いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ 第3巻 研究の質を評価できるようになろう! (Dr.あさいのこっそりマスターシリーズ)

著者 :
  • アトムス
4.10
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904307304

感想・レビュー・書評

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  • 最後の一冊を読んだことで、スッキリしました。
    Power分析については、前から勉強したかったので、すごくありがたいです。また、今の時代、微妙な論文から、しっかりした論文まで沢山ある中、それを見分ける方法が、これまでの私の場合はインパクトファクターくらいだったのが、自分で客観的に判断するポイントが分かったので、とてもありがたいです。
    とても、いい刺激になりました。

  • 第1巻ではp値と信頼区間、第2巻では研究の種類と統計結果の読み取りについて解説され、本巻では研究の質を評価する事を解説されています。

    いきなり、文章が不明瞭ならその論文はゴミ箱に!という刺激的な門限から始まります。
    結果をすり替えていないか、統計結果をごまかしていないかといった事を一つ一つ丁寧に解説されています。
    また、p値がたくさんある論文には注意!として、多重検定の問題にも触れています。
    ここはぜひ拝読いただきたい項目です。

    もちろんエビデンスが全てではありませんが、正しく論文を理解して臨床現場に役立てられる様、論文を吟味する事がいかに重要か感じられると思います。

  • 若いうちに知っておけば

  • 復習。論文、研究の批判的な見方を学べる。
    既刊同様にわかりやすく記載されている。
    4.0

  • part1,2からさらに発展し、研究の質を評価することが目標になる。

    大学で公衆衛生学を習った医学生であればpart1,2は物足りないだろうが、こちらのpart3はかなり良かった。

    論文の質について、統計を完全に理解していなくてもある程度評価する術を教えてくれる。
    自分が論文を書くとして、最低限これらは気をつけなければ論文は形にすらならないのだとわかり、執筆者目線での勉強にもなる。3冊の中では最もおすすめ。

  • シリーズ第三弾。研究の質を確認する。

  • 論文の読み方です。書き方ではありません。

  • 本シリーズの1から順番に読めば非常に内容を理解しやすい造りになっている。

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著者プロフィール

獨協医科大学 埼玉医療センター 麻酔科 教授

「2020年 『ねころんで読める医療統計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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