- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904507216
感想・レビュー・書評
-
投資本というと、どれだけ儲けられるかを煽る内容のものが多いですが、本書は極めて抑制的に、長期間安定して利益を出し続けるための心構えとその手法を説いています。短期間でドォーンと大儲けしてやろうと思う人には向きませんが、225先物やFXなどで長期間安定的に利益を出し続けていきたいと思う人には打ってつけの本ではないでしょうか。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近、投信やらFXやらに興味があるので、
読んでみることにした1冊。
投資については、
勉強によって金融リテラシーを上げるのはもちろんだが、
経験してみることで得る教訓は、他の何よりも大きい。
しかも、こと投資の世界では、より顕著に表れる。
何事もやってみること。そこがスタートライン。
あとは、ただ闇雲に投資するのではなく、
自分の中の基準に従って投資を行うこと。
また、投資の勝ち負けをしっかり記録し、
定期的に基準の見直しを行う、何か目標管理と同じですね。
また、投資を行うにあたっては、
技術や知識もさることながら、
情動をコントロールする必要がある。
本書では、欲、怒り、無知の3つの情動の特徴と、
その対処法についても書いてくれています。
興味を持ったことに対しては継続できるので、
無知の克服はたやすいと思いましたが、
欲、怒りの克服は出来るのかなあと不安になりました。
自分に対してご褒美を買ってしまいたくなる。
失敗したときは、自分に対してイラッとする。
それを克服するためには、まず自分の心理状態を
しっかり把握する、言いかえれば「気づく」こと。
感情に任せるのではなく、一度深呼吸でもして、
客観的に自分を見つめることが大切。
難しいかもしれないが、少しずつ実践したい。
勉強になった言葉:
・投資の世界で年10%の資産増ができれば成功
・成功者というのは、成功の数が多いのではなく、
乗り越えてきた失敗の数が違う人のこと。 -
この本に書かれているように自分の心は弱い。
それを自覚して自分のルール”ディシプリン”を守って投資をしたいとおもう。 -
投資の本と言うと、株や為替の仕組みだとか証券会社の選び方などが多い中で、
投資家の心理に焦点を当てているものを読むのは初めて。
投資の目的がよく理解できた。つまり闇雲に資産を増やすことではなく、自分
の予想が当たる精度を上げて喜びを得ることでもなく、資産を得て経済的自由、
ひいては時間的理由を得ることが投資の目的である。
自分が決めた規律に従ってストップロス、利益確定など機械的に判断するには、
指値や逆指値などの機能を利用してインターネットで投資するのが一番だし、
これらの機能を使えば、出勤前・昼休み・休憩時間をつかって会社員でも投資
ができそう
著者は日経225ミニを投資先として推奨している。さっそく日経225ミニの研究から
はじめたい -
投資が精神の影響を受けるということがジックリ書いてあるかと思います。
投資の見方を真の部分から読むのであれば、面白い本の一つですが、
投資を学びたいのであれば、他の本がいいかと思いました。 -
仏教書と投資本の合いの子みたいな本。
マーケットで辛酸を舐めたことのある人なら真価が分かるであろう。