無常の見方―「聖なる真理」と「私」の幸福 (サンガ新書)

  • サンガ
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レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904507353

感想・レビュー・書評

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  • 諸行無常ということがよくわかる本。原始仏教のベースにあるものを書いている。基督教をとりあえず論破して退けてしまっているのは仕方が無いのかもしれないが、個人的には残念な気が。ただ、その分、論旨は明快だと言える。

  • スマナサーラさんの本を拝読するのは3冊目。無常という概念に興味があって読んでみました。

    いつもながら示唆に富んでいる記述が多く、生きていくにあたって色々と参考になりましたが、特に本書では西洋文化や他宗教に対する批判で多くのページが占められており、『それよりも、もっとお釈迦様の教えて書いてくれればいいのに・・・』と残念に思いました。

    この本を読んだからといって無常の本質が分かったわけではないですが、今という瞬間を生きていく重要さについては、今まで以上に理解できたと思っています。

  • 初期仏教僧であるスマナーラさんによる仏教解説。
    相変わらずの熱い感じとごり押しな感じの説法でした

    今回の書は仏教の持つ理論にフォーカスを当てています。

    日本でも仏教で言う無常と言うのはよく聞きますが、本当の意味は多分理解していません。
    そこで仏教の根本的な理論である無常について解説し、そこから如何に生活に生かしていくかが書かれています。

    覚えておきたいこと。
    諸行無常。 これは仏教で言う真理であり、諸行はすべてのものは因縁で成り立っており、また全ては我も他も常に変化しつづけている。という考え。

    人は何をしていても死に向かっている。
    暗い意味ではなくて、生きることは老いることであるから、何かに執着することは無意味だということ

  • すべては無情
    でもその無常はいわゆる無常とはちがってもっと深かった…

  • 仏教の“無常”の意味が知りたくて購入した本。
    リアルすぎて希望を削ぐような内容に、正直ゾッとしたのを覚えています!

    宇宙はいま広がっていてビッグバンの頃からどんどん密度が薄まっているから、人間の体も時間につれて機能が堕ちていく。でも宇宙が収縮期に入れば人間の体も臓器などが時間につれて大きくなる。。。
    という箇所には理由はないけど、妙に納得してしまいました(笑)

  • 読了して、無常については何となく分かったつもりでいたけど、明確には説明できない、十分には理解できていない感じ。
    とりあえず、頭の中の潜在意識の中で、整理されてくるかもしれないが、時間を置いてまた読んでみようと思う。

  • 無常ということについてこれでもかと教えてくれる。まさに実感としてそのことを受け入れたとき、それは悟ったことに等しいと。理屈は分かるけど実感としてはな~。ヴィバッサナー瞑想やらんとね。増谷文雄が日和ったとか言える流石スマナサーラ長老(笑)

  • 24.2.15 購入

  • 「無常」とは、通常言われているような、はかないとかむなしい・・みたいな意味合いでなく、「絶え間なく変化する」「一切は絶えず変化する」と。
    心はいまの瞬間という現実に集中するべき。
    わかるような、わからないような・・・。
    原子核の周りを電子が回っている。というところから考えれば、一切は絶えず変化している・・とのこと。
    そう考えると、目には動いていないものも、ぐるぐるしているような気になって、気が遠くなりそうです。

  • 仏教の教えの核心である「無常」について、スマナサーラ師がズバリ解説する。いつも通りの身も蓋もない物言いで、「変わらない自分なんてものは存在しない」のだから「希望・期待・願望を捨てよ」と説く。また、「計画は無意味」とも。
    無常を知るためにブッダが開発した方法は、「変わり続ける自分」をしっかりと観察することである。まず自分が無常であることを経験し、そこから世の中の無常へと一般化させるのである。瞑想・座禅などは、自分の中の無常を観察するためのツールとして広く浸透している。

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著者プロフィール

スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。スリランカ仏教界長老。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHK教育テレビ「こころの時代」などにも出演。『くじけないこと』 (角川SSC新書)、『執着しないこと』(中経出版)、『怒らないこと』『生きる勉強』(以上、サンガ新書)など著書多数。

「2017年 『ためない生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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