風になる―自閉症の僕が生きていく風景

  • ビッグイシュー日本
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本棚登録 : 95
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904515020

感想・レビュー・書評

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  • 自閉症の僕が飛び跳ねる理由2の内容と重なる部分はありました。
    印象にのこっているのは
    ・記憶で時系列を作ることが難しいということ。
    ・視覚よりも音、体で感じることの方が強いこと。
    (自閉症のみなさんが全て当てはまるわけではないけど)
    ・人の視線や、気持ちを感じ取れること。

    言葉の表現がユーモアで、イメージしやすいです。

  • 自閉症の中では豊かな感情が育まれてると思った。

  • 短編のエッセイ。生きにくさを抱えながらも、生きている強さや頑張りを綴っている。
    自閉症だから… とは受け取らずに、素直に文章のそのままを受けとめたい。

  • 「君が僕の息子について教えてくれたこと 」を見て、東田直樹さんという青年を知り、FBにつぶやいたところ、この本の存在知った。その日の昼には、販売員さんに巡り合い、すぐに手に入るという、とても奇跡的な出会いの一冊。

    そして、この一冊は生涯手放したくない一冊だと、確信している。

    奇しくも息子と同じ歳の直樹さん。
    彼の文章によってわかる自閉症の症状は、彼の内面と行動が結びついていないことから起こっているのだということがよくわかる。本人が望まないのに、コントロールできないがために起こっていること。外側からみれば奇異なこと。
    なんという辛さ・・・にもかかわらず、彼の本心は美しい。自然の中に生み出されたばかりのように、清らかだ。奇異な目でしか見られない外の人をも浄化するほどのすごいパワーの清らかさだ。そういう文章だ。

    その中でも一番好きな個所は~
    P112人から「好き」と言われることも希望
    希望というものは普通、将来の夢や目標で、自分の力で探すものだと思われています。けれども、僕はそれだけではないと考えています。希望は生きる意欲を引き出すためのものだからです。人から「好き」と言われることも「希望」ではないでしょうか。
    明日の自分を待っていてくれる人がいる。そう思えることが、希望のない人の「希望」になるのです。

    ありがとう!!
    こんな素晴らしい本を書いてくれて!!

  • 会話ができない重度の自閉症であることは、本を読んでいるとまるで感じられない。
    自閉症者の感じていること、考えていることが丁寧に表現されている。
    言ってる言葉に意味はあまりなく、伝えたいことは言葉にならず消えてしまう。誤解されても弁解できない。自分の気持ちを表現する術がなにもないなんて、苦しすぎる。
    でも、太陽の光の粒に包まれたり、風と一体になれたりする感覚はいいな。

  • 想像力の壁に風穴を開ける本。文体は穏やかだけど、相当の自問自答の末にたどり着いた言葉だというのが読んでてすごく伝わってくる。著者に会いたくなった。

  • 自閉症の東田さんが、ビックイシューの中で書かれた本です。

    私も社会人になり、働く中で色々なことを感じ、気持ちが落ち込むことも多いですが、この本を読むと大きな共感をし、安堵します。

    東田さんが家族に愛されて育ったこと、そして自分自身を受け止めるための苦労、そこから発せられる言葉、全てが暖かく、何度か涙してしまいました。

    そして自閉症や、その他の障害について、今までの報道やドキュメントがいかに脚色(語弊があるかもしれません)されていて、私たちが多くを勘違いしていたのかを感じました。

    お子さんもそうですし、多くの人々に一度は読んでもらいたい素晴らしい一冊です。

    その他の東田さんの本も読んでみたいと思います!

  • 2013.10.20〜10.28
    自閉症の人自身が、自閉症の自分をわかって書いた本。子どもが読んでもよいかも。どんな気持ちでいるのか。よくわかって。隣の家のみーくんも、こんな気持ちだったのかな。

  • 面白かったです。

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