生涯不良

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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904598801

作品紹介・あらすじ

角川春樹が愛弟子に語る、脳・宇宙・芸術・超常現象…そして!!常識社会をぶち壊す"不良のススメ"決定版。

感想・レビュー・書評

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  • ライターの石丸元章が、師と仰ぐ角川春樹におこなったインタビュー。というか、問答といった方が正しいかもしれない。ちょっとしたトンデモ本であるという読み方もできる。角川氏が日本に来る大地震を神通力で止めた。というようなことも載っている。そして、角川氏の詩も掲載されているが、それが現代詩のエッセンスをぎゅっと絞り込んだような不思議なものに仕上がっている。短歌、武道、映画、神事、パワー、獄中生活、家族、などさまざまなことが語られるのでおもしろい。なにより太っ腹なのは、この本の印税はすべて石丸氏に入るし、インタビューの編集に角川氏がノータッチなこと。いままであまり興味はなかったけれど、角川春樹。おもしろいなあとおもった。

  • 私は、角川春樹という人の事を知らなかった。漠然と、「有名人」なんか悪いことして捕まった財閥系の息子?位の認識だったけど、なんか、とってもすごい人のようなのです。七田眞のような人だと思った。こういう人もいるのだなぁ、と。ただ、私は俳句とかに関してあまり興味がないのと、俳句を詠んで感動する感性がないのか、彼の文章のすごさ、とかは全然わからないのだけど。きっと感受性豊かな人が見たら、とてもすばらしいものなのだろう。
    「生涯不良」とてもいい言葉だ。
    昔から。今回初めて知った、方々「白石慈恵さん」尼さん「成瀬 雅春さん」ヨーガの修行僧。地上1mを超える空中浮遊。ヨーガラージの称号を持つ日本人。とても気になる。「男たちの大和」も気になる。

    「使命感」なんて単なる思い込み。縛られて生きるな。
    人生は楽しむための「遊び」
    この二つがこの本から得たすばらしい言葉。

  • 角川春樹と石丸元章の子弟問答。
    以前「知的D級生活の勧め」という書籍で石丸元章が角川春樹との茶会での驚愕のエピソードを披露していて、角川春樹という人間に興味を感じてはいたが、その興味を予想以上の破壊力でぶち抜く問題作。

    すでに角川春樹はキリストも仏陀も到達できなかった領域に達し、世界の森羅万象や神仏の世界と儀礼を通じて交歓し、世界の危機も救いつつ、ドラッグや武道、大和魂、映画、経済について語る。神秘業の過程に生じる自我のインフレーションぽく感じなくもないが、魂の一行詩という新しい現代俳句運動は非常に共感をもって読めた。


    根源のいのちが淋し天の川

    流星や俺がここにゐる不思議 


    これはビート詩などに近い、ストーン文学ににて非常に直感的で、ビジブル、そして直感によって一瞬で世界、時間、自己を切り取る居合いのような禅的な世界だ。実際に角川春樹自身がドラッグ影響下で詠まれた詩もあるようだ。
    軽井沢の彼の広大な私邸の中にある明日香宮で開かれる神事に是非参加してみたい。

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