日本人よ、目を覚ませ!

著者 :
  • サン出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904598832

感想・レビュー・書評

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  • 色んな意味でやられた!すごい説得力のある内容。

    この国を誰よりも頂点から見てるような視点で現在の問題点を挙げ、それに対する改善案が豊富に盛り込まれている。本当に、国のことを考えないとでないようなアイデアだと思う。「道州制」がここまで威力を発揮するのかと心底感動してしまった。やはり究極的にはゴールが大切だということ。

    この人が本気で洗脳をしかけたら…って考えると恐ろしい。すごい価値を創出しているといつも思う。

    この本はまた何度も読み返そう。

  • フォトリーディング。国家に対する苫米地節。とても盛りだくさんに色々な事を述べていると感じた。表題通り目を覚ましていない人々が読めば驚いて目を覚ますか、あるいは途中で投げ出すようなトンデモない内容。例えば日本の支配者が政治家でなく官僚であり、そのうしろには米国の支配があることや、小沢や田中角栄がそれら支配勢力によってつぶされたことなど。また日本国憲法を憲法本来の「国家を監視する」と言う役割から評価し、この理想を追求して行こうと提言する苫米地理論は面白いと思う。
    とても内容が深く広範な範囲に広がっているので、高速リーディングはざっと飛ばした。
    もう一度高速を交えて読む。
    かなり建設的な苫米地理論だが、これを実現する事ができるのだろうかと、疑問に思う。(しかし苫米地は本気だろうし、脳科学的に言えばこうやって同志の感化をすれば可能なのかもしれない。)以前はどこかの著書で、日本はいずれIMFに組み入れられるのを感謝するようになる、と預言めいた一文を書いていたが、ここではIMFの罠にはまるなと警告している。いずれにせよどちらも311前の本。
    どこかの苫米地本で「パワーフォーリビング」について酷評していたが、ここでもそれに触れていた。財団が問題らしいが、キリスト者として内容を読んだ私には特に問題はなかった。苫米地は現在僧籍を公言しているので、このころもやはりキリスト教的なものを警戒していたのだろう。やはり反キリスト的惑わしの中にいる。
    面白かったが実現しそうでもない理論だと思ったので、星は四つ。

  • 目が覚めた。やれることをやろう。

  • 本来の意味での啓蒙書。
    決して盲信、信仰してはいけないが、筆者の視点の高さには説得力がある。
    筆者をブレインにできるリーダーが出てきたらようやく時至るか。

  • 日本人よ、目を覚ませ!
    著者:苫米地 英人
    サン出版 / 単行本 / 2011-02-21
    http://booklog.jp/users/jwtdream/archives/4904598830


    第1章 国家のゴールは「憲法」にある
        ・日本国憲法は理想の宝庫
        ・私たちは権利と義務をはき違えている
    第2章 奪われる日本
        ・中国を本気で嫌っていいのか?
        ・水メジャーが日本上陸
        ・ミネラルウォーターの問題
    第3章 アメリカか、中国か?
        ・ケタ違いの借金大国
        ・米国債を売れば宣戦布告
        ・アメリカと中国のパワーバランス
        ・ドルが世界から消える
    第4章 マスコミが日本の未来を破壊する
        ・テレビと新聞の洗脳力
        ・民主党バッシングはなぜ起きたのか?
        ・小沢一郎が追いつめられる理由
        ・日本の本当の支配者
    第5章 苫米地式ニッポン改造計画
        ・破産宣言をすれば日本は救われる
        ・IMFはハゲタカファンド
        ・特別会計は違憲である
        ・多くの問題が解決する道州制
        ・本当の国防      
        ・私たちは日本を変えることができる


    内容紹介
    カリスマ脳機能学者・苫米地英人が満を持して放つ、日本国家論。

    戦後66年間、アメリカと官僚、マスコミに洗脳支配され続けてきた日本を、いかに脱洗脳し、改造しうるか、大胆なアイデアをもとにその現実化への道を探る!

    「私たちが望んでいるのは、中国やアメリカから内政干渉を受けず、
    政治家や官僚が好き勝手に税金を無駄遣いしない国。ただ、それだけです。
    ところがそれは、今のままではいつまでたっても実現しないのです。
    変わらない国を変えるために、私たちは何をすれば良いか。
    本書はそのために書いたものです。」(はじめにより)

    「憲法問題」「領土・資源問題」「外交問題」「メディア問題」など、日本の問題点を徹底的に論じた、日本人覚醒の書。
    内容(「BOOK」データベースより)
    国会廃止・18道州制・米か中か?・テレビ局解体・新たな国防…。“奴隷の国”を脱洗脳するニッポン改造計画。
    商品の説明をすべて表示する
    登録情報
    単行本: 189ページ
    出版社: サン出版 (2011/2/21)
    ISBN-10: 4904598830
    ISBN-13: 978-4904598832
    発売日: 2011/2/21
    商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 2.4 cm

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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