フォーリン・アフェアーズ・リポート2012年1月10日発売号
- フォーリン・アフェアーズ・ジャパン (2012年1月10日発売)
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- Amazon.co.jp ・雑誌 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904671382
感想・レビュー・書評
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グローバル化は富の規模を拡大させ、途上国がかつてないほど成功を収める環境を作り出した。グローバル化とデジタルエコノミーは途上国の成長を可能にする一方で、専心民主諸国を現在の統治危機へと向かわせた。グローバル化によって、これまでリベラルな民主国家が用いてきた伝統的な政策ツールの効果が薄れてきている。
米中が自己利益を考慮してイデオロギー論争を自重すべき。
そうしないと、両国は互いに消耗するだけのイデオロギー対立の道を歩み始める。
アメリカのアジアにおける役割は、19世紀と20世紀初頭にイギリスがヨーロッパ政治において果たしたような安定維持に向けた地域的な場ランさーの役目を担うこと。紛争を調停し、潜在的ライバル国間のパワーの不均衡を相殺することで、アジア諸国が地域的な覇権抗争に陥っていくのを回避できるように助けていくことを目的に据える必要がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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