- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904676066
感想・レビュー・書評
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かつてアイリスのウェブマガジンで掲載されていた同名コラムの単行本。ざっと内容を見ると、息抜き本にぴったりな感じだったので借りてみた。
お気楽でおちゃらけたものかと思って読み進めていくと、最後でがつんとやられる。自分の経験も思い出して、2倍辛かった!けど、
犬を失ったことのある人なら、涙なしでは読めないはず。
ご一読あれ。
なお、現在の穴澤さんは愛犬2匹と奥様と幸せに暮らされているご様子。よかった。
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「うちの犬、性格が犬らしくないんです」「主人の実家の猫がお義母様より私に懐いて困っています」「犬好きと猫好きの相性は?」
人気ブログ犬「富士丸」の飼い主・穴澤賢氏が、ウェブサイトで連載していた人気企画が1冊になりました。犬と暮らす日々には悩みは尽きないもの。読者からのペットに関する相談(悩み)に対して、著者はQ&A方式でかるーく答えていきます。軽妙洒脱な文章と、ユーモラスな回答には、きっとクスリとなるはず。初挑戦となる著者書き下ろしのイラストも満載です。
そして、本書の最後には、愛犬富士丸を失った際の様子、動揺、喪失感、そして喪の時間を乗り越えた著者の現在の心境が克明に描かれます。
富士丸に対する変わらぬ深い思いは、どうぶつ好きの心をきっと打つことでしょう。
※「富士丸」とは?
本書の著者「穴澤賢」氏が飼っていたシベリアンハスキーとコリーの混血犬の名前。
2005年に開設されたブログ「富士丸な日々」は瞬く間に人気ブログとなり、その年の11月には人気ブログランキング・ペット部門で1位に。その後、富士丸関連のDVDや本が多数出版され、多くのファンを獲得。
多くのメディアにて脚光を浴びた富士丸とその著者だが、残念なことに、富士丸は昨年10月、天国に旅立つ。その一報は、ヤフーのトップニュースにもなり、日経トレンディネットの富士丸の連載には、3700件もの追悼メッセージが寄せられ、井の頭公園で催されたお別れ会には1250人ものファンが駆けつけ、彼との別れを惜しんだ。