観ずに死ねるか ! 傑作ドキュメンタリー88

  • 鉄人社
4.15
  • (6)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 106
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904676721

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 88本中見ていたのが24本で読んでいる最中に借りて見たのが『戦場でワルツを』と『ハーツ・アンドマインズ』でもっともっと見たい。久しぶりに見たのが『ゆきゆきて神軍』で、けっこうキワモノ扱いされているけど構成が見事なミステリーでめちゃくちゃ面白かった。

  • 色んな人が自分が推薦するドキュメンタリー映画を紹介してる本なんだけど、それぞれ個性があって面白い。

    個人的にヤバイwと思ったのは、女優の二階堂ふみ(18)がナチスのプロパガンダ映画「意思の勝利」を挙げてて、「どうしてそうなるwww」とか思ったけど、彼女、無類の映画好きだっていうのと、それから沖縄出身で祖母も沖縄戦の体験者だとかいうのもあって、そこらの話に関心がある模様。
    「意思の勝利」、相当優秀なプロパガンダ映画らしい。プロパガンダ映画として優秀な作品をいま改めて観てみるって言うことは、同時に戦争や当時のことを考える契機になるわけで、これはなるほど観てみたいなと思えるようなインタビューでした。

    あと、同じく無類の映画マニア若手女優の成海璃子様のインタビューも載ってて、「監督失格」ちゅう映画について語ってましたね。

    映画とか音楽とかをばあっと楽しみたい人には、こういうガイド本があると非常に便利なわけで、こういうのも一家に一冊あるととても役に立つ。
    ただし、問題はここに載ってる映画を観たい!と思っても、マイナーな作品が多いので、そこらのTSUTAYAになかなか置いてないという…ドキュメンタリー映画ってもっと陽の目を見てもいいですよね…

  • "商業映画はよく観ているが、ドキュメンタリーはあまり観ていない。これほどの作品があることを初めてしった。観ることができる作品は可能な限り観たい。
    是非観たいと思った作品は以下に記載。
    「ゆきゆきて、神軍」
    「アイリーン」
    「選挙」
    「意思の勝利」
    「小さな町の小さな映画館」
    「アトミック・カフェ」
    「ひめゆり」
    「靖国」
    「いのちの食べかた」
    「アルマジロ」
    「ハーツ・アンド・マインズ」
    「ジーザス・キャンプ」
    「フォーリングマン」
    「ヤング@ハート」
    「マーダーボール」
    など。
    DVDで入手が可能なものが多いようだ。"

  •  タイトルのとおり、ドキュメンタリー映画の作品ガイドである。

     この手の本を作るいちばんかんたんなやり方は、10人くらいの映画評論家に、それぞれ担当作品を割り振る形で原稿依頼することだろう。
     だが、本書の編者(尾形誠規という人)はそうしなかった。作品ごとに、「その映画を論ずるのにいちばんふさわしい人、論ずる必然性のある人」を選ぶという手間のかかる手法を選んだのだ。

     映画評論家も寄稿しているが、その場合にも、作品との個人的なかかわりや思い入れが前面に出た文章となっている。

     原一男の『全身小説家』を、小説家の中村うさぎが論ずる。
     オジサン・ロックバンドのドキュメンタリー『アンヴィル!』を、オジサン・ロッカーの大槻ケンヂが語る。
     子どものころ長兄から性的虐待を受けた女性監督のセルフドキュメンタリー『アヒルの子』を、『ファザーファッカー』を書いた内田春菊が語る。
     オウムのドキュメンタリー『A』『A2』を、骨太の事件ノンフィクションを多く手がけてきた吉岡忍が論ずる。
     筋金入りのボブ・ディラン・フリークであるみうらじゅんが、『ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム』を語る。
     『ゆきゆきて、神軍』を、原一男のドキュメンタリー作法に最も強い影響を与えた「師」である田原総一朗が語る。

     ……という具合に、全編にわたってキャスティングの妙が光る。「この人がこの作品を語るなら、読んでみたい」と思わせるのだ。

     まあ、キャスティングの面白さに比して中身がそれほどでもないものもあるが、全体的にはよくできたムックである。何より、編者自身が強い情熱をもって作ったことが、誌面から伝わってくる。熱気が感じられるのだ。

     欲を言えば、ドキュメンタリー映画史をかんたんに振り返るような、鳥瞰的視点の記事が一つあってもよかった。各記事が全部コマギレな印象なのである。
     それでも、映画好きなら持っておいてよい本だと思う。

  • 様々な映画人がお気に入りのドキュメンタリーについて語るガイドブック
    作品ごとに最大4ページしか割り振られない分、筆者の想いがそのまま言葉になっていて面白い。
    惜しむらくは、DVD化されておらず、今では見ることのできない作品が少なくなく、内輪のノリについていけないものもあることだ。
    濃密な映画体験を語る本書においては仕方のないことかもしれないが。

  • HUMICでの請求記号「778.7/Mi 96」

  • マニアックな面々がマニアックなドキュメンタリー映画について語っています。
    「日本にもマイケルムーアのようなドキュメンタリー界のスターが必要」という一文に納得。
    ノンフィクションやドキュメンタリーって人気ないよね。。。個人的には好きなんですが。
    しかし紹介されてる作品は映像となると生々しすぎてきつそうなのが多い。プロパガンダ、犯罪、貧困、死にまつわる物だったりとか。。とりあえず気になる作品はブクログに控えました。でもTUTAYAにはなさそうだな。。。

  • 筆者の体験とか、思い入れとかを含んだ紹介文たちはどれも面白いし、誰が何を勧めるのかも面白い。
    とにもかくにも、面白いのだ。観たくなるものだらけ。

  • 著名人が自分の好きなドキュメンタリー映画について語る一冊。
    見たことあるのは著名人がどんな事書いてるか気になるし、
    見たことないのは本読んで面白そうなら借りて見たくなる。

    劇映画よりも面白く刺激的な現実の世界!
    この本で紹介されている作品だけでなく、
    自分の知らなかったり、興味なかったりする事でも
    ドキュメンタリー映画やっていたら映画館に入ってみるといい。
    そこにはTVでは観る事のできない新しい世界が待っている。

    個人的にこの本に追加してほしいと思ったのは、
    犬と猫と人間と
    ピープルvsジョージ・ルーカス
    渋谷ブランニューデイズ
    モバイルハウスのつくりかた
    スーパーサイズミー
    情熱のピアニズム
    ……あげきれない(・・;)

全9件中 1 - 9件を表示

観ずに死ねるか ! 傑作ドキュメンタリー88を本棚に登録しているひと

ツイートする