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- Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904701454
感想・レビュー・書評
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ビジネスとアートのケンタウロス、堤清二という人間の足跡を見つめるために本書を手にしました。最初と最後にしかほぼ登場しませんし、あまり直接のディレクションは下していないようですが、でも彼の資産と思想が生み出したレガシーがセゾン文化財団なのだと思いました。この財団のことは全く知りませんでしだが無印良品とともにセゾングループが現在に遺しているものかもしれません。演劇の助成というあまり記録されない行為をこうやって先駆的な苦闘として書き記していることでも価値が高い本かも。文化と経済と官庁と民間の間を著者が地に足つけながら無かったものを在らしめてきたことを素晴らしいと思いました。
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【選書者コメント】著者の片山正夫さんは、本学法学部の卒業生です。セゾン文化財団の歴史が詰まっています。すでに終わった歴史として読むか、これからに向けた先人の取り組みと読むか、文化政策に関心のあるこれからの学生は読んでおくべき本でしょう。
【請求記号】7700:1377
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