ラヴ・レター

著者 :
  • 夏葉社
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本棚登録 : 99
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904816110

作品紹介・あらすじ

単行本未収録の短篇9つを収める。いまなお多くの作家たちに影響を与える、唯一無二の、文学世界。最晩年の短篇集。

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだ小島信夫がこの本って、とってもラッキーなのでは?! 堀江敏幸さんの寄稿文もすてき。

  • すいません、ノー・コメントで

  • 老いることを考える。ちがうな、老いてあるというときにつまづいたりひっかかったりすることどもをわたしたちはまだ若くあるころから経験しているのではないか、ただそれらは自らの歩みの速さゆえに気づかずにいるだけなのだ、とか。

    なんのこっちゃわからないな。

    ただわたしは昔からはやくなにもかも悟ったようなじじいになりたいものだと思っていたのだが、この小島信夫の老境の短編を読んでみると、このような老いさばらえかたもあるのだろうか、となりつつもいやいやこれは、これは小島信夫だから書きうることなのだ、ああ、あやうくだまされるところであった、とはっとさせられ、と、いうことは、やっぱりこのひとはなんというか、おそろしいひとであるな、となるのである。

  • 読んでいる最中も読了後も、本当に小島信夫はいいなあ、と思いました。
    中盤に収められている「ラヴ・レター」を読んでいるときに、なぜか涙が止まらなかった。たぶん、一文字一文字追うのが本当に嬉しかったのではないかと。
    今まで「アメリカン・スクール」と翻訳された「レンブラントの帽子」しか読んだことがないのでもっと読んでからまた読み直したいです。

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著者プロフィール

小島信夫(1915.2.28~2006.10.26) 小説家。岐阜県生まれ。1941年、東京帝大文学部英文科卒。岐阜中学、第一高等学校時代から創作を始め、東大時代には同人誌「崖」を刊行。大学卒業の年に徴兵検査を受け、翌年入隊。中国で暗号兵として過ごす。46年、復員。岐阜師範学校に勤務。48年、上京。同人誌「同時代」を刊行。佐原女子高校、小石川高校を経て、54年、明治大学に勤務。55年、「アメリカン・スクール」で芥川賞受賞。57年、米国へ留学。63年、学生結婚した妻を喪い、この経験を、65年、『抱擁家族』へと昇華。翌年、同作で谷崎潤一郎賞受賞。68年から「別れる理由」を「群像」に連載。73年、『私の作家評伝』で芸術選奨文部大臣賞受賞。82年、.『別れる理由』で野間文芸賞受賞。89年、日本芸術院会員となる。94年、文化功労者に選出される。98年、『うるわしき日々』で読売文学賞受賞。99年、郷里に小島信夫文学賞が設立される。主な著書に『小銃』『墓碑銘』『美濃』『月光』『暮坂』『各務原・名古屋・国立』『残光』など。

「2016年 『抱擁家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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