塚本晋也×野火

制作 : 塚本 晋也 
  • 游学社
4.43
  • (4)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904827321

作品紹介・あらすじ

戦争文学の金字塔・大岡昇平氏『野火』を、鬼才・塚本晋也が戦後70年の今、気迫の自主制作によって映画化!
ヴェネチア国際映画祭コンペ部門出品、バーゼル・ビルシュトラウス映画祭(スイス)のインターナショナル・コンペ部門でグランプリ受賞など、海外でも高く評価された塚本晋也監督最新作『野火』がいよいよ日本公開。
本書は、塚本監督自らが監修、作品の背景となるものを、内側、側面、裏側から抉り、「野火」の舞台となった「レイテ戦」とは何だったのか、そして「戦争」なるものとは何か、その本質に迫ろうとする1冊。鬼才はなぜ、資金の集まらない中、私財をなげうって本作の映画化に挑んだのか。戦後70年の今、映画をさらに深く味わうための必読書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 上映会でサイン頂きつつ購入。
    高校生の頃から全力でリスペクトしてます。

  • 2015年の塚本晋也監督作品『野火』の解説書・副読本。
    監督インタビューや対談で、監督のこの映画にかける熱い思いに触れ、数々の寄稿で、自分が映画を見て抱いた思いを再確認する(後半の篠原勝之の寄稿文が文学的で素晴らしい)。勉強不足な自分には、第二次世界大戦、太平洋戦争、フィリピン・レイテ戦の図解・年表もうれしい。劇中でまったく説明がない分、この一冊で補うことができる。
    本の中でも何度も触れられているが、この『野火』は実に体験的な映画で、まるで自分も戦場にいるかのように思えてくる。何度も見ようという風にはなかなかならない映画だが、一度見てからこれを読むと、もう一度見たくなってくるのだ。そしてそういう映画なので、見ていない人は見てみようという気になってくるのではないか。まぁ実際、この本を手にした人はほとんど映画を見た人だとは思うけども。

  • 塚本晋也監督からサインを頂いた本書とパンフレットを読み終わる。
    パンフレットの塚本監督のインタビュー、本書の野火台本を読むと、
    2回目観た時よりも更に「そうだったのか」とわかり、
    3度目も足を運ばなければと思うのでした。

  •  
    ── 塚本 晋也《野火 20150711 游学社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4904827325
    ── 塚本 晋也・監督《野火 20150725 全国順次公開》
     
     藤原 彰《餓死した英霊たち 200105‥ 青木書店》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4250201155
     
    …… 各地域別に推計した餓死者数は全体の戦没者212万1000人の60%強。
    ── ニュースウオッチ9 20150827 21:00-22:00 NHK》
     
    ── 大岡 昇平《野火/ハムレット日記 19880516 岩波文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003112318
     
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%C2%E7%B2%AC+%BE%BA%CA%BF
     ↑大岡 昇平  ↓《野火
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A1%D4%CC%EE%B2%D0
     
     市川 崑・監督《野火 19591103 大映東京》
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070317 生没同日 ~ 船越家の人々 ~
     
    (20150827)
     

  • 映画を観たあとに寄った本屋にあったので、一部立ち読みしてきました。映画のパンフ買わなかったから、こっち買おうかな…。

    途中に映画の決定台本が載ってます。
    映画で「これはどっちだ…?」と思った描写に関しては、やっぱり明言されてはいなかったけど、注でいくつか補足があったので、そこを読めるだけでも価値があると思う。何気ない描写に隠された意味とか、時代背景とかの解説があるので、観賞後に読むのがおすすめです。

全5件中 1 - 5件を表示
ツイートする