親愛なるミスタ崔 隣の国の友への手紙 (日韓同時代人の対話シリーズ 02)
- クオン (2017年3月20日発売)


- 本 ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904855676
作品紹介・あらすじ
男と女についての考察、幼い日の思い出、結婚と離婚、子育て、芸術について──。
40年近くにわたり、〈ミスタ崔〉こと韓国人哲学者・崔禎鎬氏と交わした57通の手紙。
若き日の佐野洋子の素顔が浮かぶ未公開書簡集。
谷川俊太郎作「隣の国の男」(ミスタ崔をモチーフにした詩)、および崔禎鎬氏による「回想の佐野洋子」も所収。
感想・レビュー・書評
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未公開書簡集って、また凄いのが出てきた。
死後にこんなのが晒されるとか本人どんな気持ちなんだろうか、私なら削除要請したいww
序詞は今年11月に他界した谷川俊太郎が書いてるけど、彼女が52歳の時から6年間結婚してたとか知りませんでした。
佐野さんも何回か結婚してたようだけど、韓国の哲学者とは40年間も親交があったとかなんなん。
ミスタ崔って、日本のこと無茶嫌ってそうだし。佐野さんは褒め殺ししてるようで、好きなのか嫌いなのかそこらの感覚は紙一重な感じがしてキモすぎる。
てかこの人すごくエモい人だったんだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまりにも良くて折りにつけ再読している
あまりにも良くて一度に読むのが勿体ないのにずっと読んでいたい
67年ベルリンで崔氏に出会った頃の佐野洋子は
連日、時に同日に複数手紙を書いていて
LINEレベル
こんな手紙を日々受け取るのはどういう気持ちなんだろう
崔氏の「私は私の実像よりも貴方が描いてくれる虚像のほうが好きなんです」
にも唸ってしまう。恋する理由じゃんこんなの
第3章、80年前後の軍事政権下の韓国から
ミスタがボンにいる事で出来た2人のやり取り……
冒頭崔氏に捧げる谷川俊太郎の詩「隣の国の男」もとても良い
「汝、他の人と異なることいくばくぞ」
そのいくばくは時にゼロそしてしばしば無限大
私たちはいつも笑いながらその距離を旅する
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ヘイトに抵抗する方法は、こんなところにもある。
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1967年から交わされていたのが何か凄い、、、
谷川俊太郎の序詩「隣の国の男」も気になります。。。
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「ミスタ崔、あなたは私に無限の喜びと無限の哀しみを与えます。」
40 年近くにわたり、〈ミスタ崔〉と交わした57 通の手紙。
若き日の佐野洋子の素顔が浮かぶ、ベルリン・ミラノ・ソウル・東京を往復した未公開書簡集。
http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/639
著者プロフィール
佐野洋子の作品





