今、何かを表そうとしている10人の日本と韓国の若手対談 (日韓同時代人の対話シリーズ)

  • クオン
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本棚登録 : 152
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904855744

作品紹介・あらすじ

国際交流基金ソウル日本文化センター・韓国国際交流財団東京事務所・クオンの共催で、2015年から3年間にわたって行われたプロジェクト「日韓若手文化人対話―ともに語り、考えを分かち合う」。
アート、演劇、映像、建築、文学… 各分野で「今、何かを表そうとしている人」、5組10人が出会い、語り、問いかけ、考えを分かち合った対談の様子と、対談前後に交わした手紙をあわせて収録。

[目次より]
第1章 西川美和(映画監督)× ムン・ソリ(女優/映画監督)
第2章 寄藤文平(グラフィックデザイナー)×キム・ジュンヒョク(小説家)
第3章 光嶋裕介(建築家)×アン・ギヒョン(建築家)
第4章 朝井リョウ(小説家)×チョン・セラン(小説家)
第5章 岡田利規(演劇作家)×キ・スルギ(アーティスト)
プロフィール

感想・レビュー・書評

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  • 朝井リョウと西川美和が気になって読んで、ほかの対談もどれも面白かった。
    共感できないものにこそ揺さぶられる部分はあるし、そういうものを受け取ることや誰かと話すことで自分の奥に気付いてほんの少し自分が変わる気配は実感としてある。
    感性が大事にするものではなく支えにするものというのも面白い。
    映画のオアシスを見たいと思った。

  • 西川美和×ムン・ソリ(女優、映画監督)
    朝井リョウ×チョン・セラン(小説家)
    の対談を興味深く読む。
    お互いがお互いをリスペクトしてるとこがいい。
    韓国と日本、こんなに親しく分かり合える友人がいるって豊かだなとうらやましくもあり。

  • 作品への姿勢、社会との関わり、観客との関係、自分の位置、これからの展望などとても率直に語られてて良かった。

  • ムン・ソリさん出演の映画オアシスはとても良かったので、どんな女優さんなのか知れることが出来て良かったです。韓国の気になる俳優さんの経歴を見るに大学で演技の勉強をしている方が多く、大学も選べるほど学部があって日本と異なるようです。ムン・ソリさんは大学は教育学を学び、学生の頃は先生になることからの転向だったため、映画や演技についての教育を受けていないことが心の中にあり、母親になったのち、大学院で演出を学ぶ。長くアウトプットの仕事を続けるために、インプットの時間も同じように重要だと伝わりました。

  • 西川美和さんの対談を読んでみたく、図書館で借りた。
    South Korea の方との対談という枠組みだから、やはりその枠組み、政治性みたいな企画の背景が気になって、少し楽しめなかった。

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著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。

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