家庭医療のエッセンス (「ジェネラリスト・マスターズ」シリーズ 7)

著者 :
制作 : 草場 鉄周 
  • カイ書林
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本棚登録 : 13
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904865095

感想・レビュー・書評

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  • WB110

    1 基盤としての統合ケア
    1.包括性
    2.継続性
    3.ケアの調整
    4.家庭医の統合ケアの物語
    2 個別ケアと患者中心の医療
    1.個別ケア Person-centered care
    2.生物?心理?社会モデル Bio-psycho-social model
    3.患者中心の医療の方法 Patient-centered clinical method(PCCM)
    4.臨床現場でのPCCMの実践
    3 医師・患者関係の深まりと苦悩への癒し
    1.ケアの不確実性
    2.複雑系としての健康問題
    3.医師患者関係の深まりと苦悩への癒し
    4 家庭医における健康増進と疾患予防を学ぶ
    1.健康増進と疾患予防
    2.集団に対する予防医療から個別性を重視した予防医療へ
    3.行動変容アプローチ
    4.行動変容への面接技法−動機づけ面接法:Motivational interviewing
    5 家族を視野に入れて協働するケア
    1.なぜ家族を視野に入れるのか?
    2.最も大切な姿勢
    3.家族を評価するための3つの方法
    4. 実際に家族へ介入する
    6 地域コミュニティを視野に入れた包括的なアプローチ
    定義と目標―すべては地域・コミュニティのために!
    事例その1
    事例その2
    事例その3
    事例その4
    事例その5
    事例その6
    7 家庭医療の外来教育 目標設定とフィードバックを活かす外来教育
    1.外来教育の意義と特徴
    2.外来教育における目標設定
    3.外来教育の環境作り
    4.外来教育の方法論と実践
    5.外来教育におけるフィードバック

  • とても良質な日本の家庭医療学の教科書!
    欧米の教科書も日本の教科書も読みましたが、この本の特徴は家庭医療の中核概念である考え方を、いろいろな切り口で書いてありました。
    概念的なことをわかりやすい言葉で、時には症例を挟みながら書かれていてわかりやすかったです。
    初めはCOPC(Community-Oriented Primary Care)について書いてある本が少なかったので読みましたが、どの項もどこかのコピーという感じではなく、執筆者が噛み砕いて書いてくださっていて本当に勉強になりました。

    研修医教育のために読みましたが以下のところが面白かった。
    ・ケアの不確実性、継続性をどう教えるか
    ・複雑性、医師患者関係の深まり、苦悩への癒し
    ・行動変容におけるCapability評価尺度・介入
    ・家族の個々のメンバーへの評価・役割、サブシステム、想定外(Out Phase)か想定内(In Phase)
    ・医療者自身の家族(源家族)の影響
    ・外来教育(特に精神運動領域、ビデオレビューの指導法)

    出版から3年経って読んでしまって申し訳なかったですが、とてもいい本でした。北海道家庭医療学センターの先生方に感謝します。

  • 2階書架 : WB102/KUS : 3410154855

  • 配架:2階閲覧室 WB 102 / 2012

  • 蓄えたエッセンスを惜しげもなく提供する姿勢に感動です。
    色々と学びになりましたが、特に地域・コミュニティを視野にいれた活動の新たな概念モデルに勇気をもらいました。
    地域・コミュニティにプライマリケアチームを作ることに長期的に取り組んで行こうと思います。

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著者プロフィール

草場 鉄周(北海道家庭医療学センター)

「2017年 『総合診療専門医のためのワークブック 専門医試験対策 自習のためのチェックシート付き 第3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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