この国はまだ大丈夫か

  • 青志社
3.82
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本棚登録 : 34
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905042419

作品紹介・あらすじ

日本はなぜ改革が進まないのか。小沢一郎はなぜ消されようとしているのか。アメリカはもはや盟友ではないのか。官僚の力はどうして削がれないのか。日本分析の第一人者、渾身の提言。

感想・レビュー・書評

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  • 対話形式だったのか。しまったと思ったけど、思ったより面白い。大下とかいうインタビュアーは信用できないが、最近の日本についてのウォルフレンの意見には一定の得るものがある。

  • 2012/07/12:読了
    読みやすく、内容もあり、おもしろかった。

  • 読み応えはありましたが、期待を超えるものではありませんでした。

  • <読んだ日>
    120323

    <概要>
    日本の政治体制、国際社会の中で日本が抱えている各種課題について、日本の権力構造について長年取材・分析をしているジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏(代表作:誰が小沢一郎を殺すのか」、等)と作家大下栄治氏の対話をまとめている書籍。

    主な主張は下記3点

    1.国際情勢が急速に変化しつつある今、日本はアメリカの従属国から成長し、一主権国家として国際社会でどのような存在となっていくのか検討しなければならない段階に来ている

    2.そのような状況下である今、日本に必用なのは明確な「改革の理念」を持ち、それを指導・実行しうる人脈・頭脳・信念を持つ人材である

    3.上記に該当する人材は、現状の政財界には小沢一郎を置いてほかにいないが、日本の検察・メディアおよびその背後にある官僚システムがその台頭をあらゆる手段を用いて阻んでいる

    <感想>
    官僚システム、政治家の裏話を踏まえての日本の権力構造についての考察は面白い。一方で、そこから主張されているないよう自体は、「日本にはリーダーが必要」という程度に見えてしまい、目新しい内容はない。

    むしろ、日本にはなぜリーダーが生まれないのか、メディアを批判しているがそれは民度の問題ではないのか、民主政治の限界(現在の日本が衆愚政治に陥っていないか)といった点について、同著者の本があればぜひ読んでみたい。

    <行き先>
    本棚

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