四つ話のクローバー

著者 :
  • 文響社
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本棚登録 : 942
レビュー : 152
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073017

作品紹介・あらすじ

会社や学校では教えてくれない、幸せになるための「4つの秘密」。「この世界に存在する『たった一つの成功法則』を教えてもらえる」。その噂を信じて会長室の扉を開けた男が見たものは-(『深沢会長の秘密』)。12月31日、大みそかの夜。「紅白歌合戦」をはるかに超える視聴率を叩き出す怪物番組が現れた-(『ハッピーコロシアム』)。突然、駅のホームで幽霊になってしまった男は、世にも不思議な「人生」の授業に参加する-(『見えない学校』)。深夜、誰もいない遊園地で親子が途方に暮れていた。「ジェットコースターに乗せてもらえなければ、私たちは死んでしまうのです」-(『氷の親子』)。

感想・レビュー・書評

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  • 「夢をかなえるゾウ」で有名な水野敬也氏の短編集。
    題名の通り、四つの短編で構成されており、本が苦手な人もサラサラと読める一冊。
    「生きる」をテーマにし、四つの切り口から描いた作品。
    サラサラ読めるが、深く考えさせられるのが水野氏の素晴らしい特徴。

    「満足することは、『負け』ではありません。自分の持っているものに目を向け、それらに感謝することに何のやましさもありません。
    夢を持ち、欲求を持ち、それに向かって努力すること、人間として成長することは素晴らしいことです。しかし、それと同じくらい、感謝すること、今の自分に満足することも大事なことなのです。」p98

    遊びたいと思うことは、いくらでもあるが、遊べる健康な身体であることを感謝することはほとんどない。
    まさに「足るを知る」とはこのことだなと思った。
    不平不満より、「ありがとう」の言葉を一つでも多く言えるように。

  • 大きな願望で小さな願望を従わせる、共感を得る。
    ついつい「こうしなければ」と構えてしまいがちになるような教訓だが、それを「〜してもよいから〜してみる」とハードルを下げる配慮がされている。心の栄養にもなる。

  • タイトル通り四つのオムニバスストーリー

    面白かったのは、深沢会長の秘密が郡を抜いていた。

    著者得意のユーモアを織り交ぜ、何が大切かを諭す。
    「この世界に存在するたった1つの成功法則とはー」「頑張る事」

    君はとにかく頑張ることを避けようとしている。君は、成功したい人間なのではなく、他人より楽をして他人より優れた結果を手に入れたい人間なのかね?

    「頑張らなければならない」→「頑張りたい」状態を自然に導くこと。つまり自分の行動を支配する方法、「大きな願望で小さな願望を従わせる」ということ。

    願望を育てることも大事、その源は想像であると説いている。

  • 201108/
    「『他人のことを自分のことのように考えましょう』なんて言われてもなかなかできないと思います。人間というのはどうしても自分中心に考えてしまうものですから」
    「だから、大事にして頂きたいのは『行動を変える』ということなんです。頭の中では『汚いな』『迷惑だな』と思っていてもかまいません。しかし、とりあえず『大丈夫ですか?』と声をかけてみる。その人に共感している人だったらやりそうなことを、実際やってみるのです」
    「確かに、そんなことをするのは面倒ですし、場合によっては相手から迷惑がられるかもしれません。でもこれは、ベンチに座っているこの人のためにするのではありません。あなたたち自信のためにするのです。そういう行動を取っていけば、必ず考え方が変わってきます。他人のことを自分のことのように考えられるようになるのです。そうすれば人間は、自然と他人から愛されます。仕事も人間関係も、驚くほどうまくいくようになるのです」

  • 四つ目のお話の「氷の親子」を子供と一緒に読んだ。子供のセリフは子供に読ませた。どこまで理解できたのかはナゾだが、夏休みのとある一日の昼下がりに子供と父親の絆は一つ深まった。。。様に思う。小さな男の子を持つ父親にオススメ。

  • 『人間は何かを我慢することはできない。』
    確かにそうだなあ、、と納得しました。

  • 4つめの話に非常に感動しました。

  • 星新一を軽妙にした感じで、30分で読み終わってしまった。4話目の氷の親子は感動。夢をかなえるゾウの2匹目のドジョウ狙いが若干・・・。

  • 成功するための法則、人生の生き方を4つの物語で示しています。
    テーマは「願望を育てる」「欲望と感謝」、「共感」、「いのち」。

    物語はとんでもない設定ですが、著者が言いたいことには納得させられます。

    4つ目の話には泣いてしまいました。

    さらりと読めます。自己啓発本をたくさん読んだ人にとってはありきたりの内容かもしれません。

  • 「見えない学校」が一番面白く読めたかな。関係より立場を軸に考えることで真逆なものに触れるような感じで読むと新たな発見がありそう。

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著者プロフィール

水野敬也
愛知県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。著書に『夢をかなえるゾウ』『人生はニャンとかなる!』『神様に一番近い動物』『たった一通の手紙が、人生を変える』『ウケる技術』『四つ話のクローバー』『雨の日も、晴れ男』『大金星』ほか、作画・鉄拳の作品に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』がある。恋愛体育教師・水野愛也としての著書に『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、またDVD作品『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本や、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手がけるなど活動は多岐にわたる。

「2017年 『仕事のストレスが笑いに変わる! サラリーマン大喜利』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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