超一流の雑談力

著者 :
  • 文響社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073154

作品紹介・あらすじ

あたりさわりのない無意味な雑談ではなく、「意味のある雑談をすれば、仕事や人間関係が変わる」。そんなメッセージのもと、雑談力を高める方法を具体的、実践的に解説したのが本書です。
たとえば、「声は、ドレミファソラシドの『ファ』か『ソ』」「『なるほどですね』『そうですね』は話を聞いていない人の反応」「『なぜですか?』は愚問」など、全38項目でそのテクニックを紹介していきます。さらに、日常で雑談力を鍛えるためのトレーニング方法も収録しており、初心者からある程度話し方に自信がある人まで、すぐに実践できるノウハウが詰まった一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと期待外れ!
    今までも、コミュニケーションの本を何冊か読んでいますが、それ以上に新鮮なモノは特にありませんでした。
    自分も含めて、本を購入して読むので満足してしまう人が多いので、似たような本が売れるんだろうなぁ(笑)
    正直、内容がうすく、深まりが無いって感じ。
    なので、1時間もしないで読み終わります。

    浮気しないで、今まで購入した本をしっかり読み下し、行動に移すのが一番!っと思いました(笑)

    38の実践的なテクニックと日常のトレーニング方法が紹介されています。

    さらっと流して読んでしまえる本なので、忘れない様に目次をメモっておきます。

    ・「信頼できる」「好き!」と思ってもらえる自己開示
    ・芸能人も良く使うオノマトペ
    ・「ノープラン雑談」から「オチのある雑談」へ
    ・声は、ドレミファソラシドの「ファ」か「ソ」
    ・開口一番は「よろしくお願いします!」から
    ・「最初の話題」は天気やニュースなど、あたりさわりのないものこそが正解
    ・必要なのは「Funny(笑い)」ではなく「Interesting(興味深い)」な話題
    ・人をつかむのは「雑学」ではなく「使える知識」
    ・Yahoo!ニュースではなく、日経産業新聞
    ・なるほどですね、そうですね、は「話を聞いていない人」の反応
    ・ソフトに見つめてテンポよくあいづち
    ・「そうですね」で会話を止めず、「ひと言足して」返す
    ・つい話したくなるフレーズ「何か特別なことをされているんですか?」
    ・相手のバックグランドや思いを深堀りできる質問をする
    ・「なぜですか?」は愚問
    ・知ったかぶりは「テキトー」な印象、能動的な質問は・「誠実」な印象を残す
    ・会話が終わったらすぐにメモを取る
    ・人は出会って2秒、1万4000の要素から第一印象を決める
    ・「もりもりトレーニング」で食いつきたくなる話をする
    ・意見が食い違うときは、「うかつでした!」
    ・褒めるときは「つぶやき褒め」
    ・「ファンになっていいですか?」でハートを打ち抜く
    ・「この前教えていただいた○○、さっそく試させていただいたのですが…」
    ・高価なものでなく、500円の手みやげを
    ・本人がいないところでも必ず敬語
    ・まるで十数年来の友人のような電話をする
    ・世の中には、雑談すべきでない人もいる
    ・プライドが高い人は上手に褒める
    ・やさしくて話やすい人は意外と危険
    ・さっさと結論が欲しい人にはメリットを
    ・社交的な人には楽しい話を
    ・おとなしい人にはペースを合わせてゆったりと
    ・「ところで本日は」は最悪の出だし
    ・あくまでも雑談からヒントを得た体で
    ・大事な話をするときは、少し、溜める
    ・「ポイントは3つあります」と予告する
    ・何についての話なのか10秒で伝える
    ・沈黙を恐れず、慈愛の顔で待つ

    の38のテクニック!
    一般的なモノから恣意的なモノまであります。

    あいづちの「さしすせそ」として、
    さ=さすがですね
    し=知らなかったです
    す=素敵ですね
    せ=センスがいいですね
    そ=それはすごいですね

    トレーニングはレベル8まであって
    ・エレベータで「何階ですか?」と聞く
    ・お会計のときに店員さんにひと言話す
    ・混んだ居酒屋で店員さんをスマートに呼ぶ
    ・アウェイの飲み会やパーティに参加する
    ・社内の苦手な人・嫌いな人と軽く雑談する
    ・インプットしたことを社内で話す、ウケる社内スピーチを考える
    ・「謎かけ」を練習する
    ・結婚式などフォーマルな場で、おもしろい乾杯のあいさつをする

    となっています。
    「アウェイの飲み会、パーティに参加」が急にレベルが上がってますけど..

    ということで、冒頭にも書きましたが、こういったコミュニケーション系の本は似たり寄ったりなので、まずは、一冊ちゃんと実行してみるっていうのが大事かなっと。

  • 雑談には、人生を変える力がある、とのこと
    アイスブレークでスムースに話を進めることができるかと思い、手にしました。
    雑談だけではなく、本論にも、でたり入ったりしている点が気になりました。明確に分けた方が良いと思いました。

    気になったころは以下です。

    ・その人に対するおおむねの評価は会話が始まってから1分、最長でも4分で決まる。
    ・会話の序盤んで取り入れてほしいテクニックは、適度な「自己開示」。自慢話はしない。
    ・なにかエピソードを伝えるときも、30秒から長くても1分以内にすること
    ・話を分かりやすくするコツ。①一文を短くする ②リズミカルに話す
    ・考えなしではなく、話の終着点を考えながら、雑談しよう。
    ・声は高めに明るく
    ・人前で気楽に話せるように訓練しましょう。頭でわかってても、人に伝えるのは簡単ではありません。わかったつもりになっているが、実はわかっていない。

    ・雑談のコツは相手をのせること
    ・雑談に適したテーマ 気候、相手の会社情報、衣服、健康、趣味、最近のニュース、共通のこと、出身地、血液型、仕事
     ※「木戸に立ちかけせし(きどにたちかせし)衣食住」の現代版。
     「き」気候、「ど」道楽、「に」ニュース、「た」旅、「ち」知人、「か」家庭、「け」健康、「せ」世間、「し」仕事、「衣食住」は衣食住。
    ・逆に話してはいけないのは、宗教、政治。
    ・時代の流れをつかむためにも、新聞は、読むべき

    ・話すときには、人の目をみる。みれなければ、ネクタイのあたりを見る。
    ・人は、好きなことや長所を語るときに、表情が明るくなる。
    ・雑談に「なぜ?」の質問はやめましょう。相手が考えることになり会話がとまってしまう。知識のレベルもあり相手が困ってしまうケースもあるから。
    ・知らなかったら、聞くのが「誠実」。わからなかったら、聞くこと。
    ・相手の考えを整理する。メモをとる。図にしてみる。○〇ですか、とオウム返しに確認する。できれば、自分なりに要約して、〇〇ですねと確認する。
    ・聞くは話すの3倍労力が必要。会話が長くなれば、聞き漏れもおきる。

    ・人は初めて出会った相手を、最初の2秒で値踏みする。
    ・意見が食い違ったときのもどし言葉。「うかつでした」。相手に反論してはいけない。
    ・以前あった人なら、前に話をしていたことを交えて話しをする。
    ・丁寧に話すこと。ただし、慇懃無礼にならないように。話す内容はあくまでも、フレンドリーに。
    ・語尾をにごさないように、はっきりと言い切る。
    ・相手のタイプを見極めて話をすること
      ①言いたいことをはっきり言うタイプ
      ②とてもやさしい感じがするタイプ
      ③分析家といわれるタイプ
      ④明るく社交的なタイプ
      ⑤おとなしい、控えめタイプ

    ・キーマンに好印象を残せるかがポイント。キーマンは上席者や年長者でない場合もあるので注意。

    ・このポイントは3つありますで、相手を引き付ける
    ・話す時間は、どんなに長くても17秒以内で、できれば10秒以内で。人間の脳は17秒の会話を記録するのが限界なので。
    ・相手が熟考している時は、割り込まないこと。


    もくじ は、以下です。

    はじめに

    第1章 「超一流の雑談」の始め方
    第2章 何を話題にすれば、雑談は盛り上がるのか?
    第3章 思わず心を許してしまう聞き方
    第4章 出会ってすぐに距離を縮める方法
    第5章 さらに距離を縮める二度目の雑談
    第6章 相手によって話し方や話題を変える
    第7章 雑談から本題への移り方
    第8章 今日から始める雑談トレーニング

    おわりに

  • 【おすすめの人】
    コミュニケーションスキルをもう一段上げたい人

    【感想】
    自分の今の雑談力を確認できて
    面白く読ませていただきました☺️

  • 身振り手振りを使った雑談がその場の臨場感を生み出していく。

    自慢話はせず、あえて自分の軽い失敗談を話す。

    雑談に適したテーマは、衣服や出身地など。誰にでも当てはまるような話題を。違うジャンルで5個ほど用意して、順次入れ替えていく。自分の仕事に関わる楽しい話やスポーツ、面白かった映画など。

  • ■何時からか。雑談をする回数が明らかに減っている。そんな友人も間違えなく減っている。
    自分の組織的地位が年齢と共に上がっていしまったが故に、普通に誰限らず雑談していたはずが、難しく感じてしまう様になってしまった。
    計らずとも恩着せがましい『アドバイス』で強要し知識マウントとなってしまったのではないかと思う。雑談で自分がそして相手がしてもらいたい事は自分に興味を持ってもらって、話を聞いてもらいたいだけだ。
    ■距離感を保つ事が、良い人間関係の基本ともなり得るだろう。適度な雑談はそこを保ってくれるだろう。
    ■また、新しく友人関係を築くのであれば、そこには雑談力が必要かもしれません。

    本著で学びがあれば幸いである。なんとなく送られてきた本著であるが、期待を込めてページをめくる。

    【原理原則】
    良く思われる6つのポイント
    1.声を三音ほど高く話す。
    2.相手が聞きたいと思う話をする。
    3.相手の言いたい事を理解する。人の話を遮らない。
    4.あいづちや頷きのバリーエーションを増やす
    さしすせそ
    さ…さすがですね!
    し…知らなかったです!
    す…素敵ですね!
    せ…センスがいいですね!
    そ…それは凄いですね!
    5.質問で上手に会話を広げる。
    6.先ずは自己開示。
    成功体験より程よい失敗体験で興味をそそる。例;×自慢話。失敗談を基に自己開示する。
    良ギャップで人を引き付ける。例;インテリに見えて実は面白い。
    7.鉄板話を作る。3回くらい実践すれば鉄板話となる。
    8.ゴールを意識して話す Point大事。
    9.雑談に適したテーマ 気候 相手の会社情報 衣服 ファッション 健康 趣味 最近のニュース 共通の事 出身地  血液型 仕事
    10.笑わせる必要はない。必要なのは興味深い話
    11.実益のある事を教えれば記憶に残りやすい
    12.どんな人にも対応できる引き出しがあれば、超一流の人に見える。
    13.相槌は身体を使って、表現する。おもしろいと思って聞かなければ相手の話は面白くならない。
    14.オウム返しは一言足す。相手の返しやすい球を投げる。
    15.他人の個性に着目して気づく。それを言葉にする。
    16.相手のバックグラウンドや思いを深堀できる質問をする。
    17.なぜですか?が愚問である。攻撃的とも取れる。
    18.知ったかぶりは人にバレて、適当な人間としてのレッテルを貼られる。能動的な回答は誠実さのレッテルを貼ってくれる。理解したことを伝える。
    19.会話が終わったらすぐにメモを取る。
    20.口角を上げる。イメージが好印象になる。
    21.魅力的に見せる為に少し話を盛る。
    22.うかつでした!意見が違えばこんな反応が好ましい。
    23.さりげなく褒める。ガツガツ褒めるよりサラっとは褒めた方が効果でかい。
    24.前回教えてもらった事に対してフィードバックをする。
    25.何千円もするような高価なものでなく、手間をかけた安い物。
    26.裏でも敬語。お願い事はクッションを前に着ける。
    27.アプローチを人によって変える。
    ①ボスタイプ 可愛がってもらえるようにする。②マイルドタイプ 押しすぎない事③分析家タイプ PREPが一番良い④社交的なタイプには楽しい話をする。⑤おとなしい人はさえぎらずに待つ事
    28.雑談からの会話の流れを断ち切らない。緊張感が生まれ、警戒されてしまう。会話の流れからヒントを得たように、そのまま本題に入る。
    29.間を使って、重要に話たい内容に重要性を持たせる。
    30.ポイントは3つあります、と宣言する。
    31.ポイントを明確に話す。手短に話す為にも余計な事は言わない。長くなると話は頭に入らない。
    32.相手の反応が無く、沈黙に襲われても待つ。

    雑談の能力には1流から3流まである。
    一流であればあるほど他からの評価が上がる。

    【アクションプラン】
    STEP1.エレベーターで何階ですかと聞く
    STEP2.お会計の際に、店員さんに感謝する。
    STEP3.混んだ居酒屋でスマートに店員さんを呼ぶ。
    STEP4.アウェイの飲み会やパーティに参加する
    STEP5.苦手の人と雑談をする。
    STEP6.インプットしたことを社内で話す。朝礼とか活用
    STEP7.例え話を使って話をする
    STEP8.面前でのスピーチをする。

  • 2022/03/02


    話題を作っておく
    ①自分の本業に関わる話
    ②健康の話
    ③スポーツ
    ④最近気になる商品
    ⑤面白かった映画や本

    相手が嬉しい
    =相手が頑張っていることを褒める
    =相手の表情や声のトーンが変わる好きなモノを探す、見つけ当てる
    フォーカスするのは「モノ」ではなく
    モノを持っている「人」
    モノをえらんだ「人のセンス」

    失言したときには、「うかつ」でした!!おっしゃる通りですね、ありがとうございます!

    プレゼント=品物が嬉しいではなく、その「手間」が嬉しい。手間を褒める

    17秒ー
    耳から得た情報を記憶できる限界の量
    p197

    交渉でフラれた時は、残念ですが、次はもっと満足いただける提案をお持ちします^ ^

    料理の話から、研修の話にもっていく
    「共通点」を見出すことができると、雑談に強くなる

  •  仕事してた時は、仕事の合間に雑談を、いえ、時には雑談をしながら仕事をw。雑談、今様に言うとコミュニケーションでしょうか。朝歩いてて、出会う人に挨拶し、ほんの少し雑談する。とても楽しいひとときです。自然と、その人に合わせた話をしていますw。 安田正「超一流の雑談力」、2015.5発行。この本には、出合った瞬間信頼され好かれる自己開示、話題、聞き方の他、いろいろなテクニックが紹介されています。(私はテクニックは不要と思っていますがw)

  • 様々な企業や学校で、研修や指導の経験を持つ筆者が、雑談の重要性とそのためのテクニックとなるポイント、
    また実践ではどのように取り組んでいくかをまとめている。ただの雑談テクニックにあらず、人と会って話す時の自分の態度や姿勢が変わります。

  • うーん、そこまで響かなかった。ただ、面倒くさがらず誰とでも会話を楽しもうという意識にさせてくれた。

  • 当たり前じゃない?と読んでいて思う事が多々あった。
    では全部できているかと言われれば出来ていない。

    再確認するという意味ではとても良い本だと思う。

    自分的には話にオチがないと、よく言われるのでとても参考になった部分があった。

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著者プロフィール

安田 正(やすだ・ただし)
株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。
対人対応トレーニング、交渉術、ロジカルコミュニケーション、プレゼンテーションなどのビジネスコミュニケーションの領域で、官公庁、上場企業を中心に講師、コンサルタントとして指導実績を持つ。
東京大学、京都大学、一橋大学などでも教鞭をとる。
元早稲田大学グローバルエデュケーションセンター客員教授。
自分の「強み」を知って活かすことで、誰もが仕事でも人間関係でも必要とされ、魅力的な存在になっていく。その具体的な方法を、体系的かつ実践的にまとめたのが本書である。
主な著書に、『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』(三笠書房)、シリーズ累計92万部の『超一流の雑談力』(文響社)、『英語は「インド式」で学べ!』(ダイヤモンド社)、『超一流 できる大人の語彙力』(プレジデント社)、『図解 超一流の時間力』(日本文芸社)など多数。

「2023年 『できる人は必ず知っている一流の自分の魅せ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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