なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

著者 :
  • 文響社
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レビュー : 267
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073413

作品紹介・あらすじ

【世界を一変させたWindows95の設計思想を生み出した伝説の日本人が教える
人生を制するスピード仕事術】

本書の著者、中島聡氏は、
「ドラッグ&ドロップ」   や「ダブルクリック」などの概念を生み出した
元マイクロソフトの伝説のプログラマーです。

多忙を極め、納期遅れが蔓延するプログラマーの世界で、
中島氏は「一度も納期に遅れたことがない男」として活躍。

なぜ締め切りを守りつつ、世界を変える発明ができたのか?

この思考を知れば、きっと「楽しい仕事」でいっぱいの未来が訪れます。

感想・レビュー・書評

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  • この方の時間術は後半に書かれている。
    前半はマイクロソフト時代のエピソード
    その後の話。
    大学時代にちょっとだけプログラミングを
    かじっていたので、ここの話は私的には面白かった。
    興味があれば楽しめるかも。
    Windows95から98あたりの転換期の話など
    そのころのパソコンを知っている人なら
    楽しめそう。

    ①時間はみな平等。それをどう使うか。

    ②仕事を受け取ったらまずスタートダッシュする。
    最初の2割の時間に8割を終わらせる。
    仕事によってはこれができない。(私もそうだ)
    それでも、とっかかりを作っておくことが
    後々効いてくるだろう。
    書式を設定しておく。
    何で書くか決めておく。
    書けるところだけ書く。
    こうしておけば、脳が勝手に働き出す。

    ③10時の待ち合わせなら9時30分にスタバ。
    10時の約束は、9時55分に着く電車に
    乗ることと同義ではない。

    ④問題を分けて考える。

    ⑤企画はまず形にする。
    走りながら考える。
    知識は必要になったら覚える。
    勉強のための勉強は必要ない。

    ⑥こんなことを実現したい
    という思いで人が集まれば、走り続けられる。
    だから、リーダーは夢が示せる人じゃないといけない
    わけだ。しかも、わくわくするような。
    押しつけはだめ。
    それでいて、一人一人は好きなことが
    やれるように仕組まなきゃいけない。
    その人の好き、を見つける。
    得意、を見つける。
    その人のやっていることが、全体のためになっている
    ことを示す。
    私にはここが足りない。
    楽しませた上で、あなたのやっていることは、
    全体のためにこんな風に役立っているよね
    と確認する。

  • あるべき論ではあるが、仕事が行き詰まっている私にとっては非常に参考となる思考、行動について散りばめられた一冊だと感じました。
    部下にも是非読ませたい一冊です。

  • ラストスパート思考が諸悪の根源。そうではなくて、ロケットスタートで予定期間の2割で全体の8割をこなし、残りの8割の期間は、残り2割の仕事と細々とした他の仕事をやっつけるべきだ。という考えは納得いった。

  • 新幹線の移動時にKindleで読んだ。ビル・ゲイツから直接薫陶を受けた、と表現すれば少し言い過ぎかもしれないが共に仕事を経験したマイクロソフト時代のエピソードはどれも面白かった。徹底した合理化のためにビル・ゲイツは社員から直接説明は聞かず、情報を整理しわかりやすくビル・ゲイツに伝える専門の社員を雇っているというのは特に驚いた。その他にも著者がこれまでの仕事人生の中で得た学びが沢山。ざっと挙げてみるだけでも、「ラストスパートこそ諸悪の根源」、「まずプロトタイプを作ってみる」、パーティー会場に花を用意するエピソードにあった「自分の中で任務を再定義する」等々。得られるものが本当に多い1冊だった。おすすめ!

  • ゲーテ 知ることだけでは十分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは十分でない、実行しないといけない

    兵は拙速を尊ぶ 拙い戦法でも素早く進軍したほうがいい。 転じて、仕事は最初のうちに迅速に終わらせると良い

    デカルト 困難は分割せよ

    心理学では、決断や意思決定をする際に減少する気力のようなものを認知資源という

    同じ服を着る。日常のささいな決断の数を減らそうとしている 大きな決断をするときに脳が疲れないよう、無駄な決断をしないようにしている

    ビル・ゲイツに何か説明する時、直接せず、専門の職員にする。その職員がゲイツにわかりやすく説明する

    ビル・ゲイツが参加するプレゼン会議 資料は前もって送る。発表者が発表する時間はない。質問を受けるだけ。究極の効率化

    最速で一旦形にしてしまってから、余った時間でゆっくりと100点を目指して改良を続けるのが正しいやりかた

    やりたいことをやるためには、やりたくないことを速攻で終わらせるしかない

    百聞は一見にしかずで、言葉で説明するのが難しい時は形にして見せてしまうのが一番いい

    考えてから手を動かすのではなく、手を動かしてから考えてください。崖から飛び降りながら飛行機を組み長けてるのです。

    最初の2日で仕事の8割を終わらせる。

    あなたの仕事はメールを素早く返信するのではなく、仕事を終らせることである

    ラストスパートこそ諸悪の根源です。

    人がある習慣を身につけるには、平均で同じ行動を65日続ける必要がある

    あなたの役割は規則を守ることでなく、仕事をおわらせることです

    code review by janitor Joe.

    相手が仕事を終わらせないことと、あなたが仕事を進められないことは、厳密に考えると別の問題です

    なにか実戦のために知識が必要な場合、知識はやりながら覚えるべきだ

    あなたのやるべきことは英語を勉強することではありません。英語をつかって何かをすることです

    仕事は頼まれなくても自分から喜んで残業するほど楽しい仕事かどうかで選ぶべき

    アランケイ 未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ

    こんなことを実現したい、という思いで人が集まると、そこに向かって走り続けられる

    自分が幸せになれる行動をしないと、人は幸せになれない

    人生を返るには覚悟が必要

  • ロケットスタート仕事術について書いてある。
    ラストスパートでなくでロケットスターとのように仕事をすると言うのは確かに良い考え方。
    マルチタスクになればなるほど効果は薄れるかと思う。
    出来るだけ仕事を減らすという努力も同時に重要かと思う。

  • まとめ⇒

    前倒し精神を軸にして、後半に余裕を残すことで仕事や人生を楽にすることができる

    ・すべての仕事はやり直しになると思え
     ┗どんなに頑張って100点の物を作っても振り返ってみれば70点や80点のものに見えてしまい、修正を加えることになる
    →質が低くて怒られることより、「時間を守れない人」だと評価されることを恐れるべき

    ・自分の中で「絶対にやらなければいけない仕事」を再定義せよ
    ┗自分の仕事をやり遂げるために、今一度、自分の仕事を見なそう
    (例:10時集合という約束であれば、「10時に駅に着く」のではなく「10時に集合場所にいる」ことが仕事である)

    ・ロケットスタート術の3つの手順
    ①まずはどのくらいかかるのかやってみるために、スケジュールの割り出しに2日使い、仕事にとりかかる
    ┗「締め切りは絶対守るもの」を前提に仕事に取り組み2日で難易度を測る

    ②最初の2日をロケットスタート期間として、ほぼ完成(7、8割)まで持っていく
    →考えてから手を動かすのではなく、考えながら手を動かす
    (※8割方完成しないor初期段階でミスが見つかる分にはリカバリーがいくらでも効く)

    ③万が一、「ほぼ完成」まで持っていけなかったら、「危機的な状況」と判断し、スケジュールの見直しを交渉する
    ┗ 「全力で仕事に向き合う」のではなく、「仕事の完成度を高める」ことを意識する
    (※最初の2日で完成しないなら「まだ8割以上時間がある」と考えるのではなく、「危機感」を感じるべし)
    →最初の2日で完成した試作品は残りの8割の時間でゆっくりと完成度を高めていけば良い


    NA⇒

    ・ゼミノートなどの「やらなければいけないこと」や車の譲渡手続きなど「めんどくさいこと」を前倒しで終わらせる

    ・ゼミノート・プログラミングは分からなくても、とりあえず完成させて提出し、FBを早めにもらい、100%に近づける

    ・前倒しで終わらせて、できたスラック(余裕)で好きなことに時間を費やす

    ・約束の時間の前に期限を用意して、必ずその期限に間に合わせる
    (例:10時に駅集合なら、9:30に本屋で本を読んでおく)

  • 愚直に実践したら山積みの仕事が終わりました!
    凄く割愛させていただくと仕事が終わらないのはスピードが足りないからで、とにかくエネルギーがある内に脇目も振らずに駆け抜ける様に邁進する事です!
    慢心してまた仕事が溜まったので、もう一回実践します。

  • 元マイクロソフトの伝説的プログラマーによる時間術の本。
    著者の経験談など時間術とは直接関係ない(ように思える)内容も多いけれど、読み物としてはそれなりに面白い。
    本書の勧める「ロケットスタート時間術」とは、従来のラストスパート志向とは真逆の方法である。本書のp183より要約を抜粋すると:
    ・すべての仕事をスタートダッシュでこなして、絶対に終えられる納期を導き出す
    ・最初の2割の期間を「見積もり期間」としてもらい、実際には仕事の8割を終える
    ・最初の2割の期間で8割の仕事ができなかったら、期限を延長してもらう
    ・仮眠を取り、マルチタスクをやめることで仕事の効率を上げる

    その他、覚えておきたい点:
    ・崖を飛び降りながら飛行機を組み立てろ
    ・困難は分割せよ。「その問題とこの問題は独立している」

  • 社内の所謂デキる人の口癖が「早く仕事を終わらせて余った時間でしたい事をする」。自分もそうなりたいと思い手に取った一冊。
    実際に時間術が書かれている部分は短くそこまで目新しいものではないが、本書の半分以上を費やして書かれている著者自身の半生や経験のおかげで説得力を持って読む事が出来る。
    文章はテンポ良く読み易い。章の終わりに「結局どういう事だったか」とまとめが設けられているのも理解しやすい。
    「2割の時間で8割終わらせる」という内容は厳しく見えるが、このフレーズが何度も繰り返し出て来るためやる気にさせられる。
    同時に「とにかく行動する事」という事も書かれていた。2割の時間で8割の仕事を終わらせるのは厳しいが、本書を実践しとにかく行動し習得して行きたいと思う。

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著者プロフィール

1960年北海道生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。大学生時代にソフトウェア開発で1億円超を稼ぐ伝説を残す。大学院卒業後NTT研究所に入所、翌年マイクロソフト日本法人に転職。ビル・ゲイツから「私が知る日本人で最も優秀なプログラマー」と呼ばれ、Windows95の生みの親として活躍する。2000年にソフトウェア会社UIEvolutionを設立。AI時代に適応したソフトウェアをトヨタなど有名企業に提供している。
また、個人としても2004年から続くブログ及びメルマガの人気により、日本一有名なプログラマーとして活躍中。解説のわかりやすさに「テック界の池上彰」の異名を持つ。著書に、10万部を突破したベストセラー「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」(文響社)などがある。

「2018年 『結局、人生はアウトプットで決まる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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