なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

著者 :
  • 文響社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073413

感想・レビュー・書評

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  • 朝仕事をするのはもちろん大賛成ですが職場まで二時間半かかるわたしにとっては早く起きても移動。笑

  • 締切間近になる前に早めに動き、どのくらいの所要時間が必要かを見積もっておくことがとても重要だというのはよく分かった。
    おしりに火がつかないとやらない病気はもうやめときたい。

    国語をあまりやらなかったとしていたためか、文章はあまりうまくないのか自分の理解力がないのか、結局言いたいことが何なのかわかりづらかった気がする。

  • まとめ⇒

    前倒し精神を軸にして、後半に余裕を残すことで仕事や人生を楽にすることができる

    ・すべての仕事はやり直しになると思え
     ┗どんなに頑張って100点の物を作っても振り返ってみれば70点や80点のものに見えてしまい、修正を加えることになる
    →質が低くて怒られることより、「時間を守れない人」だと評価されることを恐れるべき

    ・自分の中で「絶対にやらなければいけない仕事」を再定義せよ
    ┗自分の仕事をやり遂げるために、今一度、自分の仕事を見なそう
    (例:10時集合という約束であれば、「10時に駅に着く」のではなく「10時に集合場所にいる」ことが仕事である)

    ・ロケットスタート術の3つの手順
    ①まずはどのくらいかかるのかやってみるために、スケジュールの割り出しに2日使い、仕事にとりかかる
    ┗「締め切りは絶対守るもの」を前提に仕事に取り組み2日で難易度を測る

    ②最初の2日をロケットスタート期間として、ほぼ完成(7、8割)まで持っていく
    →考えてから手を動かすのではなく、考えながら手を動かす
    (※8割方完成しないor初期段階でミスが見つかる分にはリカバリーがいくらでも効く)

    ③万が一、「ほぼ完成」まで持っていけなかったら、「危機的な状況」と判断し、スケジュールの見直しを交渉する
    ┗ 「全力で仕事に向き合う」のではなく、「仕事の完成度を高める」ことを意識する
    (※最初の2日で完成しないなら「まだ8割以上時間がある」と考えるのではなく、「危機感」を感じるべし)
    →最初の2日で完成した試作品は残りの8割の時間でゆっくりと完成度を高めていけば良い


    NA⇒

    ・ゼミノートなどの「やらなければいけないこと」や車の譲渡手続きなど「めんどくさいこと」を前倒しで終わらせる

    ・ゼミノート・プログラミングは分からなくても、とりあえず完成させて提出し、FBを早めにもらい、100%に近づける

    ・前倒しで終わらせて、できたスラック(余裕)で好きなことに時間を費やす

    ・約束の時間の前に期限を用意して、必ずその期限に間に合わせる
    (例:10時に駅集合なら、9:30に本屋で本を読んでおく)

  • 仕事の取り組み姿勢として作業時間の見積もりと締切を守ることが大切と心得た。仕事は必ずやり直しになるのでプロトタイプをまず作る、スラックを持たせるなど。界王拳はちょっと笑った。

  • 自分もエンジニアとして働いているので共感できる部分は多かった。開発期間の最初2割の時間で80%作業を終わらせるつもりでスタートダッシュをかける、残業すべきは締切前夜ではなくノっている時、この辺りは中島さんほどではないが自分も意識して行えていることだと思うので継続していきたい。一方で、早く終わるからといってさっさと次の仕事に行くのではなく、ブラッシュアップや自分がやりたかったことに時間を割くという意識は勉強になった。最後の”つい集中しちゃうほどやりたいことを探しなさい”というメッセージは刺さった。

  • 『感想』
    〇仕事をラストスパートで乗り切ろうなんて、それは締め切りに間に合わせる仕事じゃない、仕事に必要な時間の見込みを正確に立て、最初の2割の時間で8割終わらせようというのが著者の主張。

    〇その主張は正しいと思う。しかしそのために20倍の力で仕事をしようとか、定められた労働時間を超えて働こう、時には徹夜してでもやろうとか、それはちょっとね。今求められているのは、限られた時間でどう効率よく働けるかであって、無理をすることではない。

    〇無理することもあるから楽しい仕事をしようというのは分かるけれど、無理しないで楽しい仕事がしたいな。

    〇仕事始めにコーヒーを入れる時間など作らず仕事に打ち込むことが、果たして楽しいことなのか、仕事の効率につながるのかはその人次第。

    〇章ごとにまとめのページがあって、そこを読めば概略がわかる。時間がない人はそこを読めば20分くらいで済むかもしれない。問題はまとめがどこにあるのかが飛ばし読みではわかりにくいことか。

    〇著者の能力や手にした環境だからこそできることが多いことは確か。結果だけでなくその過程を大切にしている会社もある。仕事ができれば、昼寝しても規則をやぶっても、電話や来客対応しなくてもいいなんてところばかりではない。上司と合わないからって簡単に上司を変えることもできない。

    〇閃きから新しいものを作ることができるって羨ましい。あるものを少しずつ改良していくことが精いっぱいなことが多いもんな。

    〇著者ができたことを教えてくれているので、その中で自分に取り入れられるものを参考にしていけばよい。

  • ・ラストスパート思考はダメ。
    ・ロケットスタートを心がける
    ・やりたいことがあるならやってみる
    とにかく最初の2割の時間で8割を終わらせるくらいやりきる。

  • もう一回読み直したいくらい。いまの自分に思いうたる部分もあり、学べる部分もあり勉強になった。

  • とにかくロケットスタート時間術

    この著者は与えられた仕事を
    早い段階で取り組むことを
    ロケットスタート時間術と言っていた

    期日ぎりぎりになって仕事をしていては
    なにかハプニングがあったときに対応できない

    スタートを早くし、8割を完成させる。

    残った時間は流しで行う

    どの仕事にも通じることだと思う

    期日に間に合うように仕事をする人が少ないのは
    自分の職場でもよく見かける

    何事も早めに着手することが大切だ

  • 序盤〜中盤までは参考になる!

著者プロフィール

エンジニア・起業家・エンジェル投資家。早稲田大学大学院理工学研究科修了・MBA(ワシントン大学)。1985年に大学院を卒業しNTTの研究所に入所し、1986年にマイクロソフトの日本法人(マイクロソフト株式会社、MSKK)に転職。1989年には米国マイクロソフト本社に移り、ソフトウェア・アーキテクトとしてMicrosoft本社で Windows 95 と Internet Explorer 3.0/4.0 を開発。Windws95に「ドラッグ&ドロップ」と「(現在の形の)右クリック」を実装したことによって、両機能を世界に普及させる。後に全米ナンバーワンの車載機向けソフトウェア企業に成長するXevo(旧UIEvolution)を2000年に起業し、2019年に352億円(3億2000万ドル)で売却。元EvernoteのCEOが立ち上げたmmhmmの株主兼エンジニア。現在はフルオンチェーンのジェネラティブアートの発行など、Web3時代の新たなビジネスモデルを作るべく活動している。堀江貴文氏に「元米マイクロソフトの伝説のプログラマー」と評された。

「2023年 『シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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