- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905073468
作品紹介・あらすじ
「ガマン」「努力」「無理」不要!
人生を変える「行動力」の高め方!!
・子供の頃、夏休みの宿題は追い込まれてからまとめて片付けていた
・締め切り間近にならないと本気になれない
・帰宅後、テレビを見てダラダラ。本当は早く寝たいけど……
「やるべきこと」を「すぐにやれない」原因は、「性格」でも「やる気」でもありません。脳が「すぐやる」モードになっていないだけです。
脳を「すぐやる」モードに切り替えることができれば、実行に移す労力が驚くほど小さくなるでしょう。さっそく今日から取り入れて、「面倒くさいなあ」と感じる前に、やるべきことをサクサク片づけていきましょう!
感想・レビュー・書評
-
1.この本を選んだ目的
タイトルに惹かれた。
優先順位をつけてすぐやることを常に意識しているが、何か新しい発見を期待して。
2.あらすじ
筆者は脳の機能を活かした人材開発というのに取り組んでいる方のようで、直感優先原理とか、ミラーニューロンといった聞きなれない言葉が頻繁に登場する。
人間の脳はこういうものだから、こうするといいよ、というのが、この本の流れ。
3.感想
みなさんの感想がとても高評価でしたが、私にはまったく刺さるものがなく、読めば読むほど、すぐやるって、ことから、遠のいてるように感じてしまいました。
たぶん、すぐやることができない人向けの本ですね。
タイトルを「すぐやることができない人が、すぐやることができるようになる、化学的な方法」としてくれていれば、もっと、ストンと落ちてきたかもしれないです。
最初にテレビを見てしまい、やりたいことができない人の例がありましたが、リモコンを置く場所を一定にすることで、テレビを見る行為がへって、やりたいことができるようになるというものがありましたが、この時点から意味がよくわかりませんでした。
なんで?それが、見ないことにつながるのかわからない。
さらに、そうだったとして、わたしの求める「すぐやる」とはかなりずれる。
さばきの達人とかを目指してるわけではないけど、なんだろう、なんか違う…
2章では、シンクに皿を置かずにすぐ洗う例があって、すぐやるっていうのはそういうこと?と、ここでも思ってしまいました。
4章の雑談は、楽しみながらすぐやる人になれる大切なツールとか、全然理解できないよ。
ほか、否定的なマインドになってしまったので割愛。
4.今後、活かしていきたいこと
勝手に要約すると、頭をつかって、思考を回すことは重要だということ。
会社で朝会というのをやっていて、毎日ランダムに選ばれた5人ぐらいと10分程度雑談をしている。1人2分で1日のうちに起きたGOODなこととか、NEWなことを話していく。この取り組みを、もっと有効にできないかと、常に考えているが、ネタを考えることだけでも、日々頭を使うのでよいことかもしれない。オンラインが当たり前になったこの時代には、この10分の取り組みはおすすめかな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リハビリという観点から、脳を「すぐやる」ように仕向けるという発想は興味深かった。
自分の生活に落とし込める目新しいことは、特別なかったけれど、一流の人のしぐさや別分野の人の言葉に注目するのがいいとあったので、「すぐやる」ことに結びつくのかは疑問だけど、気づきがあって面白そう。
「すぐやる」人は、問題が起こってからではなく「問題が起こらないようににしてる」ので、なんでもすぐにやれる状態になってるというのは、真似したいと思った。
-
ーーーーー2016/12/17 山下ーーーーー
【概要】
作業療法士の著者が、リハビリテーションの現場から学んだ行動力を高める科学的な方法について書いた本
【評価】
90点
【共有したい内容】
・起床から4時間後が脳の活動がもっとも活発になる。この時間にだるかったりぼーっとしていたら睡眠に問題があり、睡眠の管理が必要。
・「フィードフォワード」目的を達成するめにはどうあるべきかを予測して行動を決めるシステム
脳が自動的に無意識的にフィードフォワードのシステムを起動しやすい状況をつくる。脳が次の行動を予測できるところまでは前の行動を途切れさせずに連続させること。これはちょっとだけ作業に手をつけてから行動を区切ることによってできる。
・脳は他人の真似をするようにできている。まわりにすぐやらない人がいればそれもまた伝染していき、チームや職場全体になんとなく先延ばしにする雰囲気がつくられていく。すぐやらない人を視界にいれずにすぐやる人を視界にいれるようにすることで脳の働きを優秀な人に近づけることができる。
・脳が覚醒いていないときは、体の中心部分の活動が低下するため、体勢が悪くなる。腕組、足組をせず座り姿勢をなおすこと。
・「感触」は脳活性化の強制スイッチ!感じられる触覚が少なくなると、脳はやる気になりにくく、「すぐやる」ことや、「継続してやり続ける」ことが難しくなる。「やる気」といった心理的な要素だけでなく、生理的な要素でもあります。触覚が豊かになると、実際に体が動きやすくなるのです。
【読んだ方がいい人】
・すぐやるかどうかは単にやる気の問題だと思っている人
・家でぐだぐだしてしまうのをなおしたい人
【悪いところ】
・日常の行動の話が多くビジネスの話が少ない
【どういう時に役に立つか】
・めんどくさがりなのをなおしたいと思った時
【自由記述】
作業療法士なので脳のの仕組みと体のつながりが説明されていて面白い。触覚が大事というのは驚きで、できるだけ汚れないように日常を過ごすのはよくないんだと知った。 -
行動を起こす命令をしているのは脳なのだから、その指令を変えることで行動も変わっていくというアプローチ。今まで行動を変えるのは意志の力だと思っていたが、誘惑を視界に入れないこと、ものの置き場所を徹底したり、ルーティン化するなど、脳の省エネをすること、自分の行動しやすい「メンタル文法(自分は褒められるからすぐやる)」を頭で唱えることなど、具体的に脳への刺激をどうすれば「すぐやる脳」になるかが、事例も併せて乗っていて、自分への転用がしやすかった。
-
残念ながら,“科学的”というには不十分な内容だった。
とくに実験データが示されているわけでもなく,あくまで脳のはたらきに基づいて,やる気を出す方法を紹介しているにすぎい。
世の中には「すぐやれる人」が大勢いて,自分もそうなりたいと思い手にとった。しかし本書によると,
“「すぐやる人」や「できる人」が,自らの体験から得た感覚をもとにして組み立てた言葉は,,「すでにすぐやれている人」「できている人」にしか本質的には伝わらないのです。”(P.130)
“どんなに「できる人」の話を聞いても,あなた自身ができるようにはならないのです。”(P.132)
結局,自分でためして方法を見つけるしかないということである。 -
図書館でタイトルを見て気になったので借りてみた。
こういう本を読めども、すぐにはできない私ですが。。
するやるには。。。
・脳に余計なものを見せない
(テレビのリモコンとかスマホとか)
・脳にゴールをみせる
(ちょっとやりかけておく)
・すぐやらな人の近くに近寄らない
(やらないは伝播する)
ーー
・テレワーク環境(デスク周り)を整理整頓
・やらなければならないものは、時間がなくても10分ぐらいやりかけておく
が、やれることかなと。
時間がなくても10分、やってみたけど、そのまますっかり忘れちゃって、直前でバタバタ・・・何も解決してないじゃんってなってますが(笑) -
・すぐやらないのは性格ややる気の問題ではなく脳がすぐやるモードになっていないから。
・やってはいけないもの(スマホ、メールチェックなど)は視界に入れない。机の上は綺麗にする。
・1つの仕事に集中する。
・褒めてもらうためにすぐやる。
・出勤後すぐのメールチェックをやめて他の作業をやる。
著者プロフィール
菅原洋平の作品





