すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法

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  • 文響社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073468

感想・レビュー・書評

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  • 図書館でタイトルを見て気になったので借りてみた。
    こういう本を読めども、すぐにはできない私ですが。。

    するやるには。。。
    ・脳に余計なものを見せない
     (テレビのリモコンとかスマホとか)
    ・脳にゴールをみせる
     (ちょっとやりかけておく)
    ・すぐやらな人の近くに近寄らない
     (やらないは伝播する)

    ーー
    ・テレワーク環境(デスク周り)を整理整頓
    ・やらなければならないものは、時間がなくても10分ぐらいやりかけておく
    が、やれることかなと。
    時間がなくても10分、やってみたけど、そのまますっかり忘れちゃって、直前でバタバタ・・・何も解決してないじゃんってなってますが(笑)

  • 脳のしくみを使って、行動力をあげるための方法を書いた本。
    内容が薄く、あまり響かなかった。
    基本的に、自分が使う言葉をポジティブに変えることで行動できるようになるということを違う言い方で何回も書いている。

    自分が体験したことを言葉にして話す。
    客観的な話に感じたことや自分の体の様子を付け加えるようにする。
    経験的な言葉を上手に使うためには何かに例える癖をつける。ジャンルが違うものを要素だけ抜き取って言い換えること。得意なジャンルのものに言い換えることでリアルにイメージができる。

    自分たちが使っている言葉は、世の中の言葉の中でも偏っている。その偏りを客観的に捉えられると、自分の中の言葉や思考の角度を増やすことができる。
    他人の言葉の偏りを探すようにする。

  • P.33
    脳に「別のものを見せてしまった」ら手遅れ

    P.39
    最初から「やってはおけないことは目にしない。脳に見せない」しか手はありません。

    P.42
    使ったものは元の場所に戻す
    いつもと違うところに物が置かれるだけで脳が余計なエネルギーを使ってしまい、ミスを誘発しやすくなる


    このことを肝に銘じるだけで全然違う。
    後半はほとんど読んでないけどまぁ借りてよかった。

  • 著者は作業療法士です。脳に障害を持った患者のリハビリテーションでの症例や体験談などをもとに当書が書かれています。

    内容は平易でわかりやすく書かれていると思います。
    ただし、個人的には、伝えたいテーマとそれに対する説明、また具体例がつながらずに腹に落ちない点がいくつかありました。

    その中でこの本で自分が一番なるほど、と思ったことは序章に書かれていたことです。

    『睡眠はその人の問題解決の方法がそのままでる』

    問題の対処の仕方には2つある。
    ひとつは、問題が起こらないようにする。
    もうひとつは、問題が起こってから対処する。

    たとえば、遅くまで起きて、寝不足を栄養ドリンクで対処するのは後者。

    まさしく自分は何事も後者だな、と耳が痛い思いをしました。

    すぐに読み終わりますので、興味がある方は読んでみてください。

  •  リハビリテーション専門の作業療法士である著者が、仕事上の経験をふまえ、「後回しにせずにすぐやる力」を高める方法を開陳した本。

     類書は心理学者や脳科学者によるものが多いなか、作業療法士の目線から見た「行動力を高める方法」が説かれている点がユニークだ。
     本の企画としてはよいと思うが、内容はどうということのないものだった。

     この手の本のマイベストワンは(何度も書いているが)、先延ばしの研究をライフワークとしてきたカナダの心理学者、ピアーズ・スティールが書いた『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』である。同書を超える本はいまだにないし、本書など足元にも及ばない。

     本書は、脳科学の専門用語を随所にちりばめて信憑性を高めようとしているが、著者は脳科学の研究者でもないし、「どこまでホントなのかね?」と話半分で読んだ(偏見と言われれば偏見だが)。
     
     まあ、著者の書いている「コツ」の中に、納得のいくものもある。
     たとえば、「使ったものは元に戻す」とか、テレビなどのリモコンの定位置を決めておき、そこにいつも置いておくということが、「すぐやる力」を高めるために意外に重要だ、ということ。

     これは要するに、ルーティンでない行動は、ささいなこと(リモコンがどこに行ったか探すなど)でも脳に負担をかけるから、日常生活をできるだけルーティン化しておき、なすべき行動に振り向ける余力をキープしておけ、ということだろう。

     凡事徹底、ささいなことの積み重ねが大きなことを成し遂げるために大切だ、というのはそのとおりだ。
     でも、それは類書(たとえば、脳神経外科医・築山節氏の著書など)にもよく出てくる話で、著者の独創というわけではない。

     本書はよく売れているようだが(「8万部突破」という電車内広告を見た)、「後回しにせずにすぐやる力」を高める方法を知りたい向きには、『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』のほうを断然オススメする。

  • 脳の働きをもとに書かれているところは良かった

    なんとなく、わかりやすそうで分かりづらい書かれ方がされている気がする

  • 読みやすかった。

  • 学んだこと

    ・脳は見てしまうとそっちに行ってしまう。見ないようなデフォルトに設定する

    ・ひとつの事を超えた後、小さな作業を行ってから終了する。
    →そもそも脳は身体に司令を送るだけでなく、身体からも刺激を貰ってる。ゴール達成状態を予測しながら作業することで効率が上がる。その上で小さな作業をおこなっておくことで、その作業のゴール達成状態が予測され、次の行動にうつりやすくなる。

  • 昔から先延ばし癖が余りにも酷くて今月も爆死し、余りにも嫌になって読むことにした。
    本を入手した直後は「また似たような自己啓発本を…」と思ってしまったが、作業療法士の観点から人が行動する仕組みを見ているからか、物事の捉え方・視角が独特で興味深かった。特に経験的な言葉・わざ言語とか、ミラーニューロン(周りの人の真似をしてしまう)など、自分の内外の言葉・行動からの影響の大きさと、それを上手く制御していく重要性は、学びになったと思う。

  • 本書通りに動いて行くと、それなりに自由な時間は確保できるようになると思う。けど、神経や脳などの難しい名前が多々出てきた為に理解する事に苦戦した。
    科学的根拠に基づいているからこそ信頼性があるが、
    今日からはじめたいと思うことが少ない印象であった。
    行動力を高めたい人には読んでも損がない一冊だと思う。

著者プロフィール

作業療法士。国際医療福祉大学卒。民間病院精神科勤務を経て国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事。現在は都内心療内科で睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修も全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集めている。主な著書に、14万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、12万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。同じく作業療法士の妻と2児の子育て中。

「2023年 『10歳から育てるすぐやる行動力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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