すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法

著者 :
  • 文響社
3.33
  • (49)
  • (96)
  • (128)
  • (49)
  • (16)
本棚登録 : 1623
感想 : 142
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073468

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ◆オススメする人
    ・なかなかすぐ行動に移せない人!
    ・早く、的確に動けるようになりたい人!
    ・考える力を身につけたい人!

    ◆読んだ目的
    今までに得た知識を有効に活用したアウトプットをするには?

    ◆自分なりの答え
    思い込みを捨てて、一部の知識として扱う。

    ◆③つの学びとTODO‼︎
    ①ワーキングメモリを上手に働かせて、情報をまとめる。
    ワーキングメモリとは、1つの情報に対して、全体の一部として扱うこと。つまり、自分が得た情報を、『その情報がすべてだ!』と思い込まないことが大切です。

    TODO:簡単に、『No1メニューを選ばない!』
    自分の考えで選ぶようにしました。
    考えて選択する力を、普段の生活で養えるのは嬉しいです。


    ②構え効果が、有益な情報を見落とす原因になっている。
    『構え効果』とは、1つの事柄に対して、「こうだ!」と決めつけてしまうこと。

    TODO:1つの方法で、自分の欲しい情報を5分間探して見つからなかったときは、発想を変えて再度調べてみる。
    注意の時間割を決めることで、『自分の欲しい情報の見落とし』を防ぎます。


    ③自分の言葉でまとめることで、情報をつなぎ合わせる能力が向上する。
    野球話など、たとえ話ができる人は『情報の使い方が上手な人』

    TODO:ブログで自分の意見を発信するようにしました。例え話も取り入れることで、つなぎ合わせる力が付きました。


    ◆全体の感想
    意外としっかりした本でびっくりしました。
    結局やればいいんだよ!みたいな感じだと思っていたので笑
    今は、情報に溢れている社会。だからこそ、考える力や必要な情報を探せる力がこれからは必要になってくるかなと強く感じることができました。
    とても良い本になりました。

  • すぐ動き出せないのは、その人が怠惰だからじゃなくて脳への情報の与え方がすぐ動き出すようになってないと言うことがわかった。まずは、やらなくて良いことは見ない、出来たことを言葉にする、モチベが上がるきっかけを言葉にする、変えなくていいことはいつも同じやり方をする。

  • ・自分で決める。
    ・上位のカテゴリーを考えて行動する。
    (情報の整理が出来るようになる、とか)
    ・「これは、次の○○の準備だ」と口にしてみる。

  • 脳の性質に基づいて行動できるように仕向ける方法を教えてくれる本。強い意思を必要としない方法なので、ストレスが少なくて続けられそうだと思った。

  • やる気のでる方法を、作業療法士の視点から科学的に現場での体験を元に教えてくれる。根性論とかではないので、実践してみる価値は十分あると思った。

  • リハビリをする人の体の動かしかた

  • 触覚を使うことが少なくなってきたことに気付かされました。頭だけでなく、触れることで身につくものもあるということを忘れていたので、とてもタメになりました。

  • 「すぐやろうとしない」というのは性格でも、努力不足でもなく、脳のせいだった…!

    普段、何気なく行っている習慣が脳に「今やらなくていいよ〜、後回しでいいよ〜〜」という司令をだしていたなんて…。

  • 行動力と睡眠が間接的に影響していることに少し驚いた。
    考えれば当たり前のことで、体が元気でなければ行動はできない。
    ただ行動・健康・睡眠とあまり私の中で直接的に紐付いていなかったため新たな観点だと感じた。

    そのためすぐやるために、そのような脳にすることも大事だが、その前提となる体が元気であること
    つまり睡眠の質が重要である。
    本書の中に睡眠に関する記述がありその部分が個人的には最も参考になった。

    以下に気になった部分を抜粋する。

    ・起きてから4時間後のスッキリ状況を確認する
    └スッキリしてたら睡眠が取れている証拠
    沢山寝てますスッキリしてなかったら質が悪い

    ・睡眠の考え方
    ①ベッドの中では読書、スマホなど睡眠と関係ないことはしない。ベッド=睡眠と脳に刻む
    ②平日と休日の起床時間を1時間以内に抑える
    ③朝目覚めたら窓から1メーター以内に入り脳に光を浴びさせる。
    脳は光を感知してから16時間後に眠気を起こさせるためそのセンサーを発動させる。
    ④起床から6時間後に1から30分間目を閉じる。眠くない時間帯にいちど脳に休憩を取らせる。脳は光がないと休めないため目を閉じる事は必須
    ⑤起床から11時間後の後にはなんとしても眠らず体を動かして体温を上げる。その後の急激な体温低下で眠り始めの質を上げる
    ⑥よく朝の起きる時間を3回唱えてから眠る。起床時間を言語化するとコルチゾールというホルモンが生生から3時間前に分泌されスッキリと起きられる

    ・睡眠不足かどうかの確認
    目を閉じて片足立ちをした時の状況
    すぐにグラグラしたら睡眠不足であるとわかる
    人と比較するのではなく昨日の自分1週間前の自分など過去の自分と相対比較をすること

  • 最近早寝を始めて1週間くらい経ちましたが、気付いたらあ〜そろそろ寝なきゃなって脳が思っているんです。様々な頭のよろしい方が口を揃えて「習慣化が大事」と言いますが、実際「私〜なタイプだから」の大半は習慣で作られたものであって、筆者の言っている通り自分の力で脳を望むように作ることは出来ると思いました。

    経験的な言葉を使うように意識しよう。
    罪悪感の悪循環を断ち切れ。
    マイナスから初めてワンステップでも上がったらすごいのに人ってネガティブな事ばっかりに目がいくんだな。

著者プロフィール

作業療法士。国際医療福祉大学卒。民間病院精神科勤務を経て国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事。現在は都内心療内科で睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修も全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集めている。主な著書に、14万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、12万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。同じく作業療法士の妻と2児の子育て中。

「2023年 『10歳から育てるすぐやる行動力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菅原洋平の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
リンダ グラット...
瀧本 哲史
スティーヴン・ガ...
佐々木 圭一
佐々木 圭一
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×