すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法

著者 :
  • 文響社
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本棚登録 : 735
レビュー : 63
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073468

作品紹介・あらすじ

「ガマン」「努力」「無理」不要!
人生を変える「行動力」の高め方!!

・子供の頃、夏休みの宿題は追い込まれてからまとめて片付けていた
・締め切り間近にならないと本気になれない
・帰宅後、テレビを見てダラダラ。本当は早く寝たいけど……

「やるべきこと」を「すぐにやれない」原因は、「性格」でも「やる気」でもありません。脳が「すぐやる」モードになっていないだけです。
脳を「すぐやる」モードに切り替えることができれば、実行に移す労力が驚くほど小さくなるでしょう。さっそく今日から取り入れて、「面倒くさいなあ」と感じる前に、やるべきことをサクサク片づけていきましょう!

感想・レビュー・書評

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  • ーーーーー2016/12/17 山下ーーーーー
    【概要】
     作業療法士の著者が、リハビリテーションの現場から学んだ行動力を高める科学的な方法について書いた本
    【評価】
     90点
    【共有したい内容】
    ・起床から4時間後が脳の活動がもっとも活発になる。この時間にだるかったりぼーっとしていたら睡眠に問題があり、睡眠の管理が必要。
    ・「フィードフォワード」目的を達成するめにはどうあるべきかを予測して行動を決めるシステム
    脳が自動的に無意識的にフィードフォワードのシステムを起動しやすい状況をつくる。脳が次の行動を予測できるところまでは前の行動を途切れさせずに連続させること。これはちょっとだけ作業に手をつけてから行動を区切ることによってできる。
    ・脳は他人の真似をするようにできている。まわりにすぐやらない人がいればそれもまた伝染していき、チームや職場全体になんとなく先延ばしにする雰囲気がつくられていく。すぐやらない人を視界にいれずにすぐやる人を視界にいれるようにすることで脳の働きを優秀な人に近づけることができる。
    ・脳が覚醒いていないときは、体の中心部分の活動が低下するため、体勢が悪くなる。腕組、足組をせず座り姿勢をなおすこと。
    ・「感触」は脳活性化の強制スイッチ!感じられる触覚が少なくなると、脳はやる気になりにくく、「すぐやる」ことや、「継続してやり続ける」ことが難しくなる。「やる気」といった心理的な要素だけでなく、生理的な要素でもあります。触覚が豊かになると、実際に体が動きやすくなるのです。
    【読んだ方がいい人】
    ・すぐやるかどうかは単にやる気の問題だと思っている人
    ・家でぐだぐだしてしまうのをなおしたい人
    【悪いところ】
    ・日常の行動の話が多くビジネスの話が少ない
    【どういう時に役に立つか】
    ・めんどくさがりなのをなおしたいと思った時
    【自由記述】
    作業療法士なので脳のの仕組みと体のつながりが説明されていて面白い。触覚が大事というのは驚きで、できるだけ汚れないように日常を過ごすのはよくないんだと知った。

  •  残念ながら,“科学的”というには不十分な内容だった。

     とくに実験データが示されているわけでもなく,あくまで脳のはたらきに基づいて,やる気を出す方法を紹介しているにすぎい。

     世の中には「すぐやれる人」が大勢いて,自分もそうなりたいと思い手にとった。しかし本書によると,

     “「すぐやる人」や「できる人」が,自らの体験から得た感覚をもとにして組み立てた言葉は,,「すでにすぐやれている人」「できている人」にしか本質的には伝わらないのです。”(P.130)

     “どんなに「できる人」の話を聞いても,あなた自身ができるようにはならないのです。”(P.132)

    結局,自分でためして方法を見つけるしかないということである。

  • なんで、こんな本ばかり手元にあるのか?
    という具合で、予約の順番がまわってきたのであった。

    作業療法士の菅原洋平さんいわく、

    すべては「脳」の反応しだいなのだということがわかった。

    起床から4時間後に、頭がすっきりしていなければ、それは睡眠管理に問題あり。
    睡眠不足が敵!

    ・眠る前は、なにもせず、布団=眠るの構図を作る
    ・平日と休日の起床時間差を1時間以内にする
    ・朝目覚めたら、太陽光を浴びる~16時間後に眠くなる。
    ・起床から6時間後に1~30分、目を閉じる
    ・起床から11時間後には眠らず、身体を動かす。
    ・翌朝起きる時間を3回唱えてから眠る。

    つづける。

    脳は内臓

    脳は見せたら、さからえない。
    罪悪感は脳の天敵~やってはいけないこと=満足感
    ものはもとの場所へ~違う場所はストレス

    脳も身体 指令をうけている

    脳は他人を真似する~ミラーニューロン
    すぐにやらない方を真似したがる
    真似したい人の横に並び、まねる。

    あえて、まねしないのもあり

    脳が自分から動きだす言葉の正体
    1主観的な言葉~めんどうくさい、やりたくない~感情そのまま
    2客観的な言葉~書類が山積み~状況を描写する言葉
    3経験的な言葉~見えてるけど、手を伸ばせない~今の状況をどのように感じているかと表す言葉。主観的と客観的の間

    脳を動かしていくことで、脳の問題を解決。
    使うのは「言葉」(経験的な言葉)
    ~自分が体験したことを、言葉にして話す

    言葉と記憶の関係性
    ・体験したことは言葉にしないと、曖昧な記憶でしか保存されない
    言葉はインデックス、思い出すきっかけがなければ、わすれてしまっているのと変わらない。

    雑談の中の経験的な言葉
    いちいち判断しない
    ~みたいと言い換えてみる

    外言語~音として耳から入り、脳に強い指令となる
    内言語~つぶやき~ネガティブだと脳にその指令が伝わる


    体験の言葉=Language of Craftわざ言語

    他人のできたを脳に見せない
    望まない状態を言葉にしない

    人はそれぞれ自分だけの「メンタル文法」を持ち、そのフィルターで人の話を聞く。(自分の理解しやすい形にあてはめている)

    言葉を変えると思考が変わる、脳内文法の書き変え方

    状態+すぐやる
    負けられないから、すぐやる
    ほめられるから、すぐやる
    人のため、頼られた、許せない などなど

    未知の分野の人同士の話に聞き耳を立てる

    感触は脳活性化の強制スイッチ
    感触が豊かになると実際に身体がうごきやすくなる。
    感触を豊かにすることは、脳が正しく指令をさすこと、そして身体を動かしやすくすること。

    感触を感じるしくみ
    1温かい、冷たい、痛い、かゆい~自由神経終末
    2でこぼこ押された時の圧力を感知する~メルケル細胞
    3ゆっくりとした振動を察知する~マイスナー小体
    ④すばやい細かい振動を感知~バチニ小体
    5皮膚が伸びたことを感知するとされる~ルフィニ小体

    貯まった脳の疲れ
    脳の省エネ~何も考えなくてよい状態=いつも通り
    脳の負担を軽くする=ふだんの自分の身体の使い方を知る


    思考の根源の「~すべき」はそれだけで脳にチャレンジを強いている

  • ・自分で決める。
    ・上位のカテゴリーを考えて行動する。
    (情報の整理が出来るようになる、とか)
    ・「これは、次の○○の準備だ」と口にしてみる。

  • すっごく参考になりました。
    紹介されている方法が自分も経験したことのある内容だったのでビックリ。

    後半はやり方がよくわからなかったので、もう少し具体的に方法を解説してほしかった。

  • 脳と体の歯車がかみ合う「トリガー」とは?
    ①見せる ②聞かせる ③触らせる の視点

    起床4時間後の眠気の有無 24
    大脳基底核 モデルフリーシステム モデルベースシステム 40

    モダリティ間促通法 86
    メンタルローテーション 対面×並列 90
    フロー体験 132
    罪悪感のメカニズム 138→よくある 特に風呂
    メンタル文法 152

    知覚は五感で唯一ブロック出来ない感覚 172
    「触れる」か「触られる」かでその反応が変わる 178 180は使える

  • 変な根性論とかじゃなくて、問題点をしっかり科学的に解明して、解決法を導き出してくれていてよかった。

  • すぐできないのは、性格ややる気ではなく「脳の使い方」に原因がある。

    作業療法士の著者が、脳のしくみを理解して自分の脳を「すぐできる」ように仕向ける方法を例を上げながら提案されていて分かりやすかった。

    やることをあと回しにするタイプはなく、ただの思い込みだったことに気づいた。

  • 期待しすぎたかも。そこそこタメになる程度でした。

  • 行動力を高めたい方には読む価値があるかも。実際の脳の仕組みを交えながら、なぜこのような行動をとるのがいいのか、とれば効果があるのかなどを教えてくれます。
    脳の中のことなので、自分ではコントロールしずらいことも多々あるけど、それを行う方法など。ちょっとマニアックさもあり、多少参考にもなりましたが、かるく読む感じでした。

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プロフィール

作業療法士。ユークロニア株式会社代表。
1978年青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、作業療法士免許を取得。民間病院精神科勤務後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。その後、脳の機能を活かした人材開発を行う、ユークロニア株式会社を設立。現在ベストクリニック(東京都千代田区)で外来を担当する傍ら、企業研修を全国で展開している。

「2018年 『朝イチのメールが残業を増やす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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