超一流の雑談力「超・実践編」

著者 :
  • 文響社
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本棚登録 : 1174
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073550

作品紹介・あらすじ

2016年上半期ビジネス書1位、シリーズ累計50万部を突破した「超一流の雑談力」の続編です。前作を読んで、「もっと知りたい!」「こんな悩みがある!」と、実際に読者のみなさまや企業などから聞かれた要望の多かった箇所を中心に取り上げ、内容を一新した完全新作です。
ボリュームも、密度も、実用性も大幅にアップしたパワーアップ版。「最強の雑談本」として著者、スタッフが自信を持ってお送りする1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 本書の前に出ている「超一流の雑談力」は読んでいないが、その内容もおさらいしながらさらに実践的なことを書いてあるというので読んでみた。
    普通の人なら雑談でもするだろうなという場面で沈黙の時間を過ごしてしまう自分に対して変わってくれという思いで買った。

    全体を通して具体的かつ、難易度も高くないものが紹介されていたので雑談レベル0の自分でも実践できると思った。前作でも紹介されていた(らしい)ように相手と良好なコミュニケーションを図るためには相手に語らせるということが重要だという気付きを得た。

    具体的なものとして参考にしたいものを「話し方」「聞き方」のそれぞれでいくつか書いておく。
    まず話し方に関して一番意識しようと思ったのは話にオチを作るということだ。確かにオチを意識しないで話し始めると自分でも「何の話だっけ?」になる。もし見切り発車した場合でも簡単にオチを作る方法は「自虐」か「学び」で話を終えることである。こうすると多少は面白い話ができると感じた。
    聞き方に関して一番便利だと感じたのは、相手の話したそうなキーワード(自分が深掘りしたいキーワード)を拾っておうむ返しで聞き返すことである。確かに相手の話を深いところで理解して適切な質問で深掘りできるに越したことはないが、まだ雑談レベルが低く思考力も全然ない自分にとって画期的な方法だと感じた。

    ただ、読んでから気づいたが、自粛自粛と叫ばれている中で週1のバイト以外は自宅でひっそりとなりを潜めている自分にとっては、まず雑談の舞台に立つ機会を獲得することが大変だなと思った。

  • 超一流の雑談力の続編。28の方法論に再整理したものを説明しています。
    話し方、と、聞き方、基本のおさらい、と、より、ハイレベルな実戦技術、の4構成になっています。
    著者は、スキルの密度を高めていて、新しい視点、知識、スキルを盛り込み、パワーアップしていると解説しています。
    ただ、雑談に気を付けるあまりに本論がおざなりにならないよう考えるべきではと感じました。

    気になったものは、以下です。

    ・かみ合わない会話の原因は、リズム。一文を短く、テンポよく。
    ・人はペースをみだされると苦痛に感じる。「居心地がわるい」、また、本来なら話せることも話せなくなることも。
    ・コミュニケーションといっても、要素は、20以上も。表情、声の高さ、スピード、イントネーション、一文の長さ、表現力、話の構成、教養のレベル、受け答えの精度等々
    ・相手の言葉をじっくりと待って、優しい言葉づかいを心掛けること
    ・相手が何をいいたいのか、要点を聞きもらさないように。それには優先度をつけるといい。重要なことはなにか、

    ・あいづちを打ちましょう。日本人の大半は、あいづちがヘタどころか、まったくあいづちを打たない人が多い。
    ・声のトーン、大きさも使いわけること。相手のことを話すときは、大きな声で明るく。自分のことを話すときは、小さめで
    ・雑談に必要なのは、お互いの共通点、なければ、木戸に立ちかけし衣食住。
    ・相手に真剣に話を聞いてくれる、理解してくれていると安心感を持ってもらうこと。
    ・相手のキーワードをとらえること。①なにげに行ったひと言。②相手が好きなキーワード 

    ・たとえ話をつかって説明する。対比。物事の本質を見抜き、他のことばで置き換えて説明する。
    ・相手が愚痴をいってきたら ⇒ 相手を批判しないこと。対応は2つ ①相手の不満によりそい深堀する ②不満の内容に理解しつつも、深入りしない。⇒相手の話をまず聞くスタンスをとろう。
    ・相手の考えと持論がぶつかったら、決して正論をぶつけない。 ①自分が持っている案、考えなどを、ふとおもいついたアイデアとして伝える。②相手の考えを否定しないで、相手に再考を促す
    ・心の距離を縮めるには、相手に関心をもって観察する。気になる点があれば、口に出して伝える。要は相手に喜んでもらえること。心配りを行うこと。
    ・おなじことを伝えるにも、言葉をやわらかに。相田みつを氏いわく「セトモノとセトモノと、ぶつかりっこすると、すぐこわれちゃう。どっちかやわらければ、だいじょうぶ」
    ・相手に伝えたいことに優先度や、階層を設けること。①どうしても伝えたいこと、②できれば伝えたいこと、③そうでもないこと など

    ・相手にあった対応のおさらい
      ①CP 思い通りにしたがる ボスタイプ
      ②NP やさしいおっとりタイプ
      ③A  理系タイプ
      ④FC 天真爛漫な、盛り上げタイプ
      ⑤AC 相手に合わせる おとなしいタイプ

    もくじは以下です。

    はじめに

    第1章 引き寄せる話し方
    第2章 心をわしづかみにする聞き方
    第3章 困難な場面に対応する
    第4章 変幻自在の雑談

  • 具体的な事例を挙げつつ、分かりやすくまとめてあると思います。

    こんなシチュエーションどうしようかなと思った時にも、サッと読み返すと発見があるかもと。

    知識として知っていても、なかなか活用出来なかったり、いつのまにか出来ていたりと話し方って難しいもの。

  • 雑談はなんのためにするのか?
    相手とのコミュニケーションのなかで目的をもって雑談することで、関係が円滑になる効果を持っている。意識して行うことでただの雑談ではなくなる。そして相手への伝え方を五つのパターンを理解することでより会話や商談が進みやすくなる。最低限の知識をつけて相手との距離感を遠からず、近すぎ過ぎずちょうどよい距離感を保つこと、これすなわち相手への思いやりだと私は理解した⤴️ただ相手の話を聞くだけでなく、相手に合わせてコミュニケーションを進めることで人の信頼がグッと上がる。また、飲み会などでよく話す先輩がいてその話を最後まで聞いていると、次の日にはその先輩からお前は信頼できるやつということもあり、ひとそれぞれ気持ち良いことは十人十色だ❗毎晩眠るまえにまたあの人と話したいな⤴️そんなひとになりたい人是非読んでみてください。

  • 2022/03/08
    話題を作っておく
    ①自分の本業に関わる話
    ②健康の話
    ③スポーツ
    ④最近気になる商品
    ⑤面白かった映画や本

    相手が嬉しい
    =相手が頑張っていることを褒める
    =相手の表情や声のトーンが変わる好きなモノを探す、見つけ当てる
    フォーカスするのは「モノ」ではなく
    モノを持っている「人」
    モノをえらんだ「人のセンス」

    失言したときには、「うかつ」でした!!おっしゃる通りですね、ありがとうございます!

    プレゼント=品物が嬉しいではなく、その「手間」が嬉しい。手間を褒める

    17秒ー
    耳から得た情報を記憶できる限界の量
    p197

    交渉でフラれた時は、残念ですが、次はもっと満足いただける提案をお持ちします^ ^

    料理の話から、研修の話にもっていく
    共通点を見出すことができると、雑談に強くなる
    ーーー

    事実に加えて、体験を話す
    財布を忘れて困った
    財布を忘れて困ったけど、
    体験→たくさん走ったら足が攣ってしまった
    体験2→まだまだ動けるなと実感した

    相手が使った言葉に類似した言葉を使う
    「本物」がすきなんですよ
    → 誠実、一貫した、謙虚、一流

  • 雑談のテクニックや要素が具体例とともに書かれている

    参考にはなったが目からウロコというような内容ではなく読めば雑談が上手くなるという本ではない


    この本で読んだ事をいくつか試しつつ、自分なりのスタイルを作っていくのが良いと思った

  • 雑談の技術を磨きたい人におすすめ。

    【概要】
    ●引き寄せる話し方
    ●心をわしづかみにする聞き方
    ●困難な場面への対応(対ネガティブ、断り方など)
    ●相手のタイプを見極めた対応
    ●一対多数の雑談ルール

    【感想】
    ●雑談だけでなく会話に必要な要素が書かれていて勉強になった。
    ●話し方、聞き方、状況別の対応、相手のタイプ別の対応、どれもわかりやすく書かれている。

  • 事件/发生→只说感想是不好。1.自己虐待自己的,2.学习的◎。+盛(加)一点。自己开示→联想,你呢?点头(首肯)的さしすせそ。怎么那么○○(漂亮)?教教我!対比的型→富士山和マッチ棒, ミシュラン和レトルト。気配り→下雨/貸傘, 暑日/下温度。毎天,是実践一个。

  • 前作の焼き増しがほとんどの印象。商売上の都合で刊行した感じ。

  • 前作は読んでいないけど普通に読めた。
    この本だけでまとまってると思う。

    雑談苦手な私としては、
    自分のダメな点が浮き彫りにされた感。
    面白く勉強になった。

    相手のタイプ分類も重要だが、
    自分のタイプを知っておくのも大事だと思った。
    (私はボス&理系傾向が強いみたい。)

    一発目の
    「内容よりも先にテンポを合わせる」
    結論を急かしてしまいがちな私には
    これだけでも読む価値があった!

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著者プロフィール

安田 正(やすだ・ただし)
株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。
対人対応トレーニング、交渉術、ロジカルコミュニケーション、プレゼンテーションなどのビジネスコミュニケーションの領域で、官公庁、上場企業を中心に講師、コンサルタントとして指導実績を持つ。
東京大学、京都大学、一橋大学などでも教鞭をとる。
元早稲田大学グローバルエデュケーションセンター客員教授。
自分の「強み」を知って活かすことで、誰もが仕事でも人間関係でも必要とされ、魅力的な存在になっていく。その具体的な方法を、体系的かつ実践的にまとめたのが本書である。
主な著書に、『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』(三笠書房)、シリーズ累計92万部の『超一流の雑談力』(文響社)、『英語は「インド式」で学べ!』(ダイヤモンド社)、『超一流 できる大人の語彙力』(プレジデント社)、『図解 超一流の時間力』(日本文芸社)など多数。

「2023年 『できる人は必ず知っている一流の自分の魅せ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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