LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方

  • 文響社
3.75
  • (37)
  • (64)
  • (56)
  • (12)
  • (0)
本棚登録 : 716
レビュー : 76
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073628

作品紹介・あらすじ

本書は、「生存戦略」がテーマのビジネス書。一味違うのは、動物たちの知られざる生態から、より人間らしい生き方を学ぼうということです。
週刊少年サンデーで連載の奇才漫画家・麻生羽呂氏、そして、生物学の天才・篠原かをり氏解説による、異色の「漫画」×「生物学」×「ビジネス書」です。
「イルカがジャンプをする3つの理由」「ナマケモノが実践しているお釈迦さまのような生き方」など、楽しくも深い世界をお届けします!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「生き物」をテーマにしたビジネス書。人間以外の動物はどのような戦略で生き残ってきたのか? 人間の知らない生き方から、「より人間らしい生き残り戦略」を学ぶ本。

    例えば、ある種のペンギンは氷の上から海に飛び込む際、最初に仲間の一匹を蹴り落とす。その戦略とは?
    例えば、猫が飼い主の目をじっと見つめてくる行動。その愛くるしさの裏で何を考えているのか?
    など。

    ペンギンは天敵がいないかを確かめるため蹴り落とされるわけだが、その一方、蹴り落とされた方は最も多くの餌を得るチャンスでもあるわけで、転じて未知の領域や新しいビジネスに挑戦する人は「ファースト・ペンギン」と呼ばれるのだそうだ。

    それと…猫ってやっぱ悪いヤツ…と犬派の僕は深く納得しました。

    全20種類の動物について、マンガと解説でまとめている。
    ビジネスに役立つか?と問われると正直微妙ではあるが、単純に読み物としてとても面白い。ゴリラの優しさとか、ナマケモノの諦観とか、キリンの見かけによらぬ強さとか、その動物の見方がガラっと変わることうけあい。

    章末にある豆知識も笑える。

  • 様々な生き物から学べる生き方は多様性に富んでいて、いろいろな考え方や立場の人でも、どれか参考になる生き物がいるのではないかと思う。
    個人的にはやはりナマケモノが一番参考になる。

    あと、ネコの章で出てくる、「こいつには勝てる」がすごく好きです。

  • 想像以上に、いや装丁デザイン以上にすごく面白い一冊だった。

    動物の生態とその生態から人間の生き方に活かせる学びが書かれており
    へぇ、そうなんだ!!!の連続であり
    イラストがとてもかわいいのにリアル。

    普通に何度も何度もよみたいかわいい一冊。

  • ●ペンギンは蹴落とした仲間が運悪く、シャチに食べられたときには氷上で待ち続け、しばらくしてからもう1匹切り落として様子を見る。
    ●人生にとって最大の失敗は、命を失うことである。それ以外の失敗はどうとでもなる。ライオン
    の全盛期は短く、プライドを維持できる期間はおよそ3〜4年である。
    ●笹は数十年に1度一斉に花を咲かせてかれると言う特性を持つ。その際には多くのパンダが餓死する。
    ●猫が人に体を擦り付ける行動は、甘えているのではなく、匂いをつけている。お前も自分の縄張りの1部だと主張しているのだ。
    ●キリンの鳴き声はモー。
    ●ハダカデバネズミはアリや蜂のような真社会性。女王以外は妊娠しない。
    ●川に進出したイタチがカワウソ、海に進出したイタチがラッコ。
    ●ゾウの妊娠期間は人間の倍以上。飼育に莫大な維持費がかかるので、white elephantは英語で、ありがた迷惑の意味。
    ●イルカの皮膚は2時間に一度生まれ変わる、ジャンプすることで、古い皮膚をそぎ落とす。
    ●チンパンジーやイルカのようにイジメをする動物もいるが、ゴリラやボノボのように温厚であまりイジメをしない動物もいる。知能が高いことと残虐性を持つ事は、必ずしもイコールでは無いのだ。

  • パンダやセイヨウミツバチ、ペンギンにイルカ、イヌにネコ、諸々種々雑多な生き物を紹介しつつ、それらの特性から人間社会で使えるのではないかという生存戦略を学ぶ本。
    一部の豆知識にドン引きしつつ、面白かった。
    そっちかよって感じの発想の転換がされて、ナマケモノが生き残ってんだから理に適ってんだよってのとかすごい納得した。
    ただしフリーライダーはダメということで。
    でもセイヨウミツバチは蜂球作らなかったと思った。

  • それぞれの生き物の習性にこんな大きな意味があったなんて!これからを楽しく生きていくための知恵がわかりやすく描かれていておもしろかった。

  • 生きる勇気を与えてくれた…
    カッコイイこと言ってみた笑

  • 面白い。動物の面白い生態がわかるので、雑学は増えると思う。

  • 以前から読みたいと思っていた一冊。

    生物の特徴のある生存戦略を擬人化して人間の社会生活などに当てはめて教訓を得るという、手法はありきたりではあるもののマンガ付きでたのしい。

  • サバイブがとても面白かったので、こちらも読んでみたが、動物と人間生活とを繋げる点は面白かったものの、同文本来の特異な性質に興味があったので少し期待外れだった。

全76件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

関西大学工学部生物工学科入学。大学5年次に中退、漫画家を志す。2008年『週刊少年サンデー』にて『呪法解禁!! ハイド&クローサー』を連載。2010年、同誌にて『今際の国のアリス』を連載開始し、2016年に全18巻で完結した。高い画力と、取材を通して描かれるリアルな人間像に定評があり、『今際の国のアリス』は、エンターテイメントと哲学性を両立した稀有な作品として大きな評価を得た。無類の旅好きで、同業者からは「漫画家らしからぬ漫画家」と呼ばれる。好きな動物はオオヤマネコ(理由は、生涯旅をし、同じ道を二度と通らないと言われているから)。

「2020年 『漫画 動物が教えてくれる「競争社会で生き残る方法」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

麻生羽呂の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
瀧本 哲史
佐々木 圭一
リンダ グラット...
エラ・フランシス...
アーノルドベネッ...
有効な右矢印 無効な右矢印

LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方を本棚に登録しているひと

ツイートする
×