- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905073741
作品紹介・あらすじ
「ミスしない」は、仕事の効率化&できる人になる、最短ルート!
ミスは、「しないほうがいい」というような軽いものではありません。
「ミスをしない」ということは、それだけで信頼感が高まり、あなた自身の「強み」になるのです。
失敗やミスを回避し、仕事を効率化するコツを本書で体得し、仕事の質とスピードを同時にあげてください。
ハイスピード&ハイクオリティの仕事はやがて、人生最高の楽しみになるはずです!
感想・レビュー・書評
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少し(いや、かなり)仕事のミスで落ち込んでいたときに手にした一冊。
細かなテクニックの話かと思いきや、決してそうではなく、良い意味で機体を裏切られました。
すぐに実践できる事も多く、最後に近付くにつれ、元気をもらうことができ、満足しています。
失敗学、という分野があるあることに興味を持ちました。
早速、元気に仕事、頑張っていこうと思えました。
ありがとうございます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【内容紹介】
「ミスしない」は、仕事の効率化&できる人になる、最短ルート!
ミスは、「しないほうがいい」というような軽いものではありません。「ミスをしない」ということは、それだけで信頼感が高まり、あなた自身の「強み」になるのです。失敗やミスを回避し、仕事を効率化するコツを本書で体得し、仕事の質とスピードを同時にあげてください。ハイスピード&ハイクオリティの仕事はやがて、人生最高の楽しみになるはずです!
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なんか話があっちこっちに行ってわかりにくく、全体的にスッと頭に入ってきませんでした。結局「ミス」はしないに越したことはないのか、それとも次のステップのために「ミス」をした方がいいの?
個人的に心に留めておきたい考え方は、以下の4つです。
◇注意力では、失敗もミスもなくすことができない
◇「その問題が起こりえない仕組み」を追求する
◇目標達成までの要件を詳細に言語化→一つ一つ達成して乗り越えられる・他者との分担もしやすくなる
◇常に逆から見る視点を持ち続ける -
回避のコツや以前の失敗の原因がわかればミスを回避できる。チェックリストの活用、必要最低限を見極めること、スピードを上げればミスが減る、抱えすぎない仕事量の管理、マルチタスキングは使い所をみる、伝達の度合い(一段掘り下げた確認)、そして失敗は成功のはじめの一歩にできること。
失敗を受け入れる余裕を持って、想定して、最低限を見ながら進めること、ということか。
89冊目読了。
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365日読書 6冊目
仕事の捌き方how toも勉強になったけど、1番自分を振り返ったのは9章。
謝るときって「ごめんなさい」を先に言いがち。
でもそれって謝る人の謝意中心の伝え方。
(例)△ごめんなさい。あなたが大切にしていた花瓶を割ってしまいました。
謝るときも「あなた」が中心。その後に謝意。
常に「謝られる人ファースト」!
(例)◎あなたが大切にしていた花瓶を割ってしまいました。ごめんなさい。
☆作者
飯野謙次
・失敗学会所属
・失敗のデータベースを構築
1章 なぜあの人は、仕事が速いのにミスをしないのか?
・失敗には、全く新しい原因はない
→過去に必ずヒントがある。
→過去の失敗の原因、回避のコツから学べば失敗は防げる
・注意力では、失敗もミスも防げない
→以後気をつけます、は効果なし
・作業そのものに設計ミスがないか?
→注意力を向けなくてもミスが起こりにくいシステム&方法に修正していくことこそ重要!!!
2章 仕事の質とスピードを同時に上げる方法
・共有するデータは1箇所で保存
→データ共有にメール添付を行わない
・初心に帰ってチェックリストを作る
・自分の仕事をマニュアル化する
3章 うっかりを防ぐ「最小・最短・効率」仕事術
・手荷物を最低限に減らしてみる
→管理の注意力を使わなくて良くなる
・HTMLを活用する
→自分だけのトップページを作る
→インターネットの基本を知る
4章 メールを制する者が、ビジネスを制す
・リマインダーメールを設定する
・表記の件ですが、は使わない
→見る人に件名、本文を見る手間を与える
・伝えたいことは3行目までで伝える
→見る人がすぐに要点を掴めるように
・相手の文面を引用する
→「承知しました」のみで終わらない
→何について承知したかわからない
→「〇〇について承知しました」など
5章 自分のパフォーマンスを最大まで高める仕事術
・知らないことにどう対処するか
→わからないことをその都度調べる
・仕事量の管理法(抱えすぎない!)
→割り振られた仕事にかける時間を概算する
・マルチタスキング
→生み出す仕事+こなす仕事を1つずつマルチで進める
→それ以上を同時進行しない
6章 「ずば抜けた仕事」の決め手となる人間関係とコミュニケーションのコツ
・仕事を分解してタスク化する思考展開図
→企画を立てる、コストをスリム化する、、
→など、仕事を細かく分ける→分担
→頭の中でやっていた思考を書き出す
→認識の違いを防ぐために、曖昧な指示を1段階噛み砕いて復唱する。
例:はい。〇〇を△△までに提出ですね。
・その道の達人に相談する
・ブレインストーミング
=脳を掻き回して、新たなアイデアを得る
→専門外の人に聞いて、柔軟に取り入れる。
・相手を理解しようとする態度を服装と態度で示す
→郷に入っては郷に従え
→服装は相手を理解するきっかけ
・自分の話は短く
・話し始める前に相手の聞きたいことが何か考える
→結論ファーストで話す
→言い訳しない。そのあとどうするか、という相手に有益なことのみ話す
7章 仕事の質とスピードが同時に上がる逆転の発想法
8章 「自己流・万能仕事術」の作り方
9章 自己実現を最短でかなえる仕事の取り組み方
・謝るときのポイント
→謝られる人ファースト
△ごめんなさい。あなたが大切にしていた花瓶を割ってしまいました。
→謝る人中心。謝意を伝えることが中心
◎あなたが大切にしていた花瓶を割ってしまいました。ごめんなさい。
→あなた、が中心。その後に謝意。 -
普段からミスが多く、怒られたり問題を起きたりで自己嫌悪になっていた。
ミスをした後も立ち直りが遅く、引きずったあげく「次こそはしっかりしよう!」と、思うだけで結局同じミスを繰り返していました。
もはや自分はダメな人間だから仕方ないと、開き直っていたりもしました。
私の人生は少しばかりのミスをしてもなんとなく謝ればなんとかなってきました。
この本では始めにミスがなぜいけないのか。を説明し、ミスが人の命を脅かす存在になり得る事を説明しています。
もちろんミスってダメだなぁってみんなが思う事なんですけど、いろんな視点からなぜ起こるのか、なぜミスをしてはいけないのか、どう回避するかなどが細かく書いてありとても為になりました。
なんで同じミスを何回もやっちゃうの。本当自分無理とか毎回思ってるだけだったので、私と同じような人やミスをめっちゃする人は本当に読んでほしい。 -
ありきたりな記載が多く、新しい学びはほとんどありませんでした。この手の仕事術関連の本は、読者も既に色々と勉強した上で読んでいるのでなおさらだと思いますが、新しい情報や(テクノロジー等)、著者ならではの斬新な視点がなければ付加価値が低いことを再認識しました。
全体にちょっと「おっさんくさい」印象も受けてしまいました。本書の主な対象読者は若手サラリーマンだと思いますが、であればベルトバックで手ぶら実現、ポストイットを使ったタスク管理、メッセージアプリは使わない、といった記載はさすがにナシかなと思います。ファイル共有も、クラウドツールをうまく使ってチームコミュニケーションを活性化する方法などを共有してほしい。
とはいえ、自身が仕事で注意していることが明文化されているので、復習という観点ではよかったかなと思います。(偉そうですみません)
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・チェックリストは考えさせない
・共有するファイルは一か所で管理
・ミスが発生するのは、作業そのものの設計が悪い
・ダブルチェックの本質は同じものを二度確認する、ではない。方法や見方を変える
・正しいけど悪いマニュアルはダメ(例:AとBはどちらでもいい)
・メール件名は本文に繰り返す
・メールで特殊文字(①②③)は使わない
・指示は一段階ほぐして復唱させる
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新しく来た上司に、就任早々、うちの店舗のミスの多さについて指摘がありました。
「仕事のスピードは、ミスがなくて初めて評価されるもの。いくら仕事が早くても、ミスがあったらそれは意味がない。ミスをなくすためにどうしたらいいか、自分たちで一度考えてほしい」
こう言われました。
この話から2か月後、ミスをなくすアイデア募集が張り出され、その時にいろいろ考えて書きました。
この本を発見したのは、アイデア募集が終了してから。惜しかった!
まずタイトルからして惹かれました。「仕事の速さ」「ミスをしない」この2つは仕事をする上で不可欠なもの。実際それを言われましたし。こんなタイトルをつけられていたら手に取らずにはいられない。さっそく読みました。
2章から6章には、実践的なコツが書かれていましたが、基本、事務仕事の人向けっぽい感じ。私の仕事(スーパーのレジ)とはちょっと違うかな・・・と思いつつ、自宅でPC使っての仕事には役立ちそうなのでガッツリ読んでおきました。
むしろこの本で「読んでよかった!」と思えたことは、失敗をしないための発想というか考え方でした。
「どうやったら失敗できるか」をあえて考える、というコンテンツには目からうろこ。おこってほしくない現象がどうやったらおこるのかをあえて考えて、そうならないよう失敗の経路を断つ、という考え方は今までなかった。これまでの私が起こしたミスについてもこの方法で一度検証してみたいと思いました。
あと、失敗の質を4分類(注意不足/学習不足/伝達不良/計画不良)にわけ、対策を考えるというのはかなり有効ぽいです。
レジのミスはほとんどが注意不足。本書にはこの対策としては「注意すべきタイミング」と「ダブルチェックの質」がすべてとありました。そうか、説明するとこうなんだ。
私も「ミスを減らす対策」としてああすれば、こうすればこうしたらと考えて対策を練りましたが、結局この二つに行きついてました。よかった、見当違いの対策を立ててなくて。あとは惰性にならない対策が必要ということか。
そういえばこの本を読んでいて、ある種の既視感を感じた。
・「以後気をつけます」は何も改善しない
・ミスをさせて嫌な気持ちを感じることで部下は伸びる
等々・・・なんか上司から聞いたような気がするんだけど?
さては上司もこの本、読んでいたのか???
おもしろい、後日聞いてみよう(笑) -
最近忘れ物がひどく、約3万円するイヤホンをホテルのどこかに忘れたり、昨日もバスにスマホを置き忘れたりした。
こういったミスをして落ち込んだりしたが、これは忘れ物をした自分が悪いのではなく、忘れ物をするような仕組みや行動をしていないからだというのがこの本の主張である。
あと、チェックする項目は具体的で判断が入らないこと、ダブルチェックは2人が同じ方法でチェックしても効果が薄いなど色々とビジネスでも使えそうなことが書かれていた。 -
仕事を効率よく進めるための方法が分かりやすく書いてある本でした。
なかでも「絶対に伝わるコミュニケーション」の章が印象に残った。
ミスなく円滑に仕事を進める上で、コミュニケーションが大切だと改めて感じました。
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#座右の書 #失敗学 #購入本
しくみから変えて、失敗できないようにする。マニュアルがなくても、必ずやらなければならない仕組みにする。どうすれば失敗できるかを考える。