傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考

著者 :
  • 文響社
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レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073888

作品紹介・あらすじ

”誤解を怖れずにいいましょう。
じつは禅僧はみな「図太い」のです。”

ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出された禅僧、枡野俊明。
大学教授、庭園デザイナーとしても活躍し、ベストセラーも多数の著者が初めて教える。
禅僧の秘密、その「図太さ」の極意。

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寝付きが悪い方のための「眠れる座禅」付き!

感想・レビュー・書評

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  • 繊細だったり共感力が強かったり優しかったり。

    そういう人は、他人の気持ちや考えに影響され、生きづらさを感じるのではないかと思います。

    本書でいう「図太い」とは人のことをおかまいなしに我儘を押し通すとか、人の気持ちをないがしろにするという意味ではありません。

    むしろ繊細さや共感力や優しさを損なわず、人に影響されないある種の逞しさのような気がしました。

    実際に、友人にすすめたところ、自分の気持ちが楽になった!と言っていました。

    友人は自分より他人の気持ちを優先する優しい人です。でもそのためか、最近は人間関係に疲れていました。

    私自身はよくいえば繊細、神経が細かく心配性な気質のため、本書を読みました。

    語り口が優しく、分かりやすい文章のためすっと心に入ってきて何度もうなずきながらあっという間に読了。

    何度か読み返したい本です。


  • ・「柔軟心」で凝り固まった心の力を抜く
    ・自我の強さは心の脆さ 1つ剥がせば、1つしなかやになる
    ・求めすぎなければ腹を据えていられる
    ・孤独とは自由 自分を見つめ直すと図太くなれる
    ・人に合わせるのではなく、違った自分を伝える図太さを
    ・1番の仕返しは堂々と生きること
    ・自分の不得意なことこそ早くさらけ出す(10月からの私たちにおいても同じ)
    ・「〜しすぎない」ためにはとにかく躊躇わず「やる」しかない
    ・究極の図太さとは、「ただの人」として生きること
    →周りの人と比べてどうか?ではなく、自分の信条を貫いて生きる。



    すんなり早く読めた。たしかに、と、基本に立ち返ることができる本だった。

  • 考えすぎたり、自己肯定感が低い自分のために、目に入ったので手に取る。
    →悟りすぎている部分もありつつ、基本的には自分を救ってくれる考え方のオンパレード。また読み直したい。

    比べる心p20
    外に目を向ける必要がなくなったぶん、自分の内面に目を向けることができる。
    自分を見つめる時間が増える。
     
    諸法無我p54
    自我の強さは心のもろさ。
    心にはりついた自我を一枚一枚はがしていく
    いつからでも心は変えられる。
    禅は行動。
    まずは他人を認めること、他人の話を聞くことから始める。

    自分にも他人にも完璧を求めないp56
    「牡丹を植えたのは楽しむためであって(折ったことを)おこるためえはない」
    求めすぎなければ腹を据えていられる

    七走一坐p66
    止まって見つめ直してみなければ自分がどんな走り方をしていたのか、どこに向かって走っているのか見えない
    一度止まると書いて正しいという字になる
    止まって見直せば来た道が正しかったかがわかる

    落ち込んだときはまずは掃除をするp92
    一掃除 二信心
    空間も心も綺麗にする、動いていると無心になる
    →オフィスでもPCの掃除とかでもいいからやってみよう
    →自分にとってはただただ歩く、っていうのもこれに近い。

    嫌なことは翌日まで引きずらないp96
    「嫌だ」とかんじた思いをその場に置いてくること、その場で断ち切ってしまうこと

    損に思えようがその仕事が自分にまわってきたのは縁。縁をいかしきる。p98
    仕事に面白いもつまらないもない。誠意をつくしたらそこからなにかうまれる。おおらかに。
    →誠意をつくしてもそれなりならこちらもそれなりだなとは思うけど。。
    だからといって適当にするのもちがう、くらいでここは捉えた。

    p112
    使える腹案をつくるためには話し合いの段階で相手の話をよくきくこと
    その腹案をもって図太く交渉する
    話をきくときには”はからい”を追い出す

    怒りをかくp143
    心で思っている間は怒りの出口が塞がれている
    書くという作業はその出口を開くこと
    たいしたことじゃないな、ま、いっか、というところにおちつく

    p150露堂々
    人付き合いが苦手
    ものはよくなくすし、方向音痴
    時間感覚はあまくみつもるし、自己主張がつよかったりする

    最寄りのか札や自宅の玄関を結界に見立てるp172
    その結界を超えたら人間関係や仕事など心を煩わせることは考えない

    「ガンとは仲良くやっておる」p177

    肩書きや地位から離れたただの人としてどういきるかp194
    ああいい人生だったなあ、やることはやりきった、と思えるかどうか
    (しごとはいいけどプライベートは、とか思い残すならサンカク)

    反省はピンポイントp152
    うまくいかなかったとしえも、ひとつかふたつ対応を誤っただけのことが多い
    そこだけを反省
    やみくもな反省ではなく、検証する


    p144自分を実力以上にみせようとしない
    受けた仕事10をひとりで背負い込まない
    できないことはできない
    苦手なところは上司にたよるもよし
    →客観性がなくなるとおもって今度の企画はチームのランチでブレスト大会させてもらった。


    p118合わせることの代償は大きい
    あるがままを認めれば好きも嫌いもない
    認めれば距離の取り方もわかる
    嫌だ、合わないと思うのは自分の方に「こうであってほしい」という思惑があるから
    →顧客に対してもパートナーに対してもそうだと思う。

    p36案ずるより産むが易し
    失敗したっていい。とにかくやるしかないという開き直しもあり。
    やってみないと失敗するかどうかわからない。わからないことは放っておく。

  • ここ数年、人の話に乗っかり、結局うまくいかず、人に振り回されて時間を浪費してしまってるなと感じてる。
    結局、基本的なことをちゃんとやることが大切。
    無神経でも図々しくもない、たくましく、おおらかな、真の「図太さ」を身に付けられるようにしていこう。

  • 自分は特に傷付きやすいので、この本は考え方を変えるのに良かった。

    印象に残ったところは下記。
    ・「失敗したっていい。とにかくやるしかない」という開き直り
    ・「失敗が人間を成長させるとわたしは考えている。失敗のない人なんて本当に気の毒に思う」
    ・自分の実力に見合った責任だけをとればいい
    ・いちばんいけないのは、不得意を隠していること。隠すのはなんでもできるオールラウンダーと見られたいからだと思いますが、"ふり"をしたツケは必ずまわってきます。
    ・「たかが、出世じゃないか」という感覚は持っていただきたい

  • 図太さとはおおらかさ

    傷つきやすさは繊細さ

    他人と比較することなく自分自身を優しく見つめることの大切さを具体的なシチュエーションを織り交ぜ書かれている

    読んで少しも悪い気がしないのは著者の人柄だろうか?

    なんとなく自信が持てない人は読んでみたらよいと思う

  • 聖職の人の本を読むたびに思うが、道徳とかの時間で坊さんの話を聞く日があってもいいと思う。
    宗教教育ではなく、心の持ちようであったり、人とのかかわりであったり。
    今の悩みは、昔の悩み。多くの賢人たちが言葉を残してくれている。

  • 普段「図太く」と聞くと、自分勝手な事をして他人に迷惑をかける無神経な人のようなイメージがあるが、
    ここで書かれているのはそういう類の事ではない。

    自分がこれを読んで感じた、図太いとは下記3点
    1.自分と他人を比べない(他人と自分は違う事を認める=他人と比べても自分は何1つ変わらない)
    2.敏感になるべきは長所、鈍感でいいのは短所
    3.広い心をもつ(人のせいにしない、マイナスなイメージを持つ人と同じ土俵で戦わない、「でも」からはなにもはじまらない)

    その他、怖いもの知らずの勢い、開きなおり、楽観的な思考が重要と説いている。
    その反面損得勘定にこだわる事で心が窮屈なる事などついついしてしまう失敗についても書かれていて耳が痛いと思いつつ読んだ

  • 記録。

  • 各項目が4ページでまとめられているので、どこからでも読み始めることができます。また、目次を見て、その時の自分が求めている教えを直ぐに探すこもできます。
    今の私に印象的だったのは、「見切る図太さを持って、余計なものを剥がす」ないようのところでした。
    そこにあったのは、「心をいちばん窮屈にするのが人とのしがらみです。それを絶つ、手放すことは、心の自由にしていくことにほかならなりません」です。
    最近、自分の気持ちを偽り、惰性でお付き合いしていた人と距離を置くことにしました。その人に合わせるのに疲れていたのです。
    この本を読み、自分の決断が間違っていなかったと安心できました。

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著者プロフィール

建功寺住職、庭園デザイナー

「2020年 『限りなくシンプルに、豊かに暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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