- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905154075
感想・レビュー・書評
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坂本氏のhttp://mediamarker.net/u/naokis/?stg=title&word=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84%E4%BC%9A%E7%A4%BE『日本でいちばん大切にしたい会社』シリーズに引き続き、本書も読んでみた。
リーマンショックが崩壊し、金融資本主義経済というのは、非人道的で冷たい概念のように揶揄されるが、鎌倉投信はまさに、真心のある「大切にしたい会社」と資本主義を結び付けた投信会社である!
『日本でいちばん大切にしたい会社』シリーズも涙なくして読めない本として定評があるが、いくらよい会社でも、その会社の製品を私自身が必要としていなければ、応援しようがなかった(義足を作る会社がいかにすばらしくても、私は義足を必要としないし、北海道の菓子メーカーが素晴らしくても、北海道に買いに行くことができるわけではない)。しかし、鎌倉投信の行っていることは、まさに、応援されるべき企業と応援したい人を結び付けることになるのではないだろうか?そして、鎌倉投信の行いが、21世紀の金融の鏡になるだろう。
今度、鎌倉投信を購入してみようと思う。
なぐり書きしていますので、あとでブログで清書します。 -
鎌倉投信が他の投資信託とは異なる存在であることを明確に示す1冊です。
特に印象に残った箇所を抜粋します。
P29
投資先の会社に対して、「何を求めるか」ではなく、「いい会社」を「よりいい会社」へ成長させるために、投資家自身が「何ができるか」を考える。言い換えれば自分のお金を生かすことに関心をもつということです。
P31
わたしたちがもっている”資産を増やしたい”という健全な欲求を、会社の活動を通じてうまく社会の発展成長に結びつけるのが投資です。 -
いや〜。この投資信託の考え方好きだなあ〜。鎌倉にオフィスを構えてそのコンセプトもより明確になっている!買っちゃおうかな。笑
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社会に必要とされる「いい会社」に投資し、日本に「いい会社」を増やしていこうという鎌倉投信のお話。社会を豊かにするためにお金を集めて「いい会社」を応援する。投資の本質とはこういうものなのだろうなと共感した。
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鎌倉投信の考えについて紹介した本。
印象的だったとこは以下。
・二宮尊徳「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳はたわごとである」
・フィデリティ退職・投資教育研究所が発表した意識調査によると、公的年金意外に必要となる退職後の生活資金の総額は平均するとおおよそ3000万円。しかし実際に各家庭で準備出来ているのは500万円ほど。
_「1.01は1.22」「1.22は10.89」
⇒アニコムでの標語の一つ。毎日1%の成長を20日つづけると1.2倍。それを1年続けると10倍になる。
・「経営者に徳がないと人はついてこない。徳とは自分の時間をどれだけ人のために役立てたかで決まる」 -
知らないけれど、素晴らしい企業があることに気づけた。
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鎌倉の古民家で金融会社の営む一風変わった投資の話。
儲ける会社に投資するのではなく単純に「いい会社」に投資する。そして、「いい会社」の定義とは、社員を大切にし、地域に貢献し、売上を伸ばしている会社。
リターンは少なくとも、投資を通じて社会貢献をし、日本中に散らばる零細中小企業が活性化すれば、心の満足度は大きい。 -
よい会社に投資する。
具体的な理念があり、投資ファンドとして魅力あり -
まず読み物としての読後感が良い
私事だが経営体制や労働者への扱いが酷い会社で何社か勤務した事があり、自分が投資をする際にそういう会社へ金が回るのがすごく嫌だと感じていた
投資本来の目的からは若干ズレているが、良い会社へと自分の金を回す事ができる唯一の会社と思っている